大河ドラマ「真田丸」スペシャル! 真田氏ゆかりの地、ドラマ登場の山に行ってみよう!

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大河ドラマ「真田丸」スペシャル! 真田氏ゆかりの地、ドラマ登場の山に行ってみよう!

2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』を楽しんでみた人も多いだろう。戦国時代の最後を飾った伝説の戦国武将として人気の高い、真田信繁(幸村)を中心に、真田一族の生涯を描いたドラマは、軽妙なやりとりとテンポの良い展開で、人気を集めた。

そんなドラマの中で登場する場所は、登山者に馴染みのある場所も少なくない。そこで今週は、「真田丸スペシャル」として、真田幸村ゆかりの地、および「真田丸」に登場した山をピックアップ。

真田氏の居城として知られる上田城跡

真田の城として知られる岩櫃山(岩櫃城)を筆頭に、真田幸村初陣の古戦場、配流の地、ドラマ中で紹介された場所など、7つの山をピックアップする。

オープニングに登場する滝は米子大瀑布(長野県須坂市)

 

ご存じ「真田の城」として名高い天然の要害「岩櫃城」

「真田丸」のオープニングで登場するのが岩櫃山で、真田幸村が幼少~青年期に育った場所とされる場所だ。群馬県を代表する景勝地で、とくに南面の約200mにおよぶ断崖絶壁は迫力がある。

武田の三堅城の1つに数えられる岩櫃城は、天然の要害として知られる。そのため登山道は険しく、鎖や梯子がかかり、過去には転落事故も起きているので、安易な気持ちで登る山ではないので注意。

なおオープニングで出てくる岩櫃山と実際の山とは周囲の景色は大きく違う。まず、岩櫃山の山頂には天守閣はない。手前の湖も存在せず、映像に登場するのは戸隠山麓にある鏡池だ。

また、手前の山に流れる滝は長野県・四阿山の北麓にある米子大瀑布で、岩櫃山とは大きく離れた場所にある。映像はこれらをすべてCG合成したもので、現地に行ってもオープニングと同じ景色は見られないので注意。

岩櫃山については、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。

行程・コース

最適日数:日帰り 3時間20分
総歩行距離:6,236m /上り標高: 538m 下り標高: 488m
行程:群馬原町駅(08:00)・・・平沢登山口(08:45)・・・岩櫃城本丸址(09:01)・・・尾根通り分岐(09:30)・・・岩櫃山(10:00)・・・密岩登山口(10:50)・・・古谷T字路(11:00)・・・郷原駅(11:20)
高低図

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