全国のアルプスを歩こう! 今だからこそ行きたいご当地アルプスへの誘い
2017年01月31日(火)
 
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山脈を縦走したいアルプスファンは必見! 全国津々浦々アルプス8選

アルプスという言葉は、登山愛好者であれば憧れと畏敬がこもった言葉だ。元祖アルプスはヨーロッパのアルプス山脈なのはご存じとは思うが、日本でアルプスと言えば、北アルプス(飛騨山脈)、中央アルプス(木曽山脈)、南アルプス(赤石山脈)の日本アルプスをさす。


海に囲まれたアルプス、観海アルプス(写真:ユッキーさんの登山記録より)

多くの人が目指し・憧れるアルプスだが、全国には「アルプス」の愛称の付いた、「ご当地アルプス」が多数存在するのはご存じだろうか? 多くは自称・愛称として付けられているものだが、その名前がすっかり定着して地図にしっかり記載されているアルプスも存在する。


アルプスっぽい景観の湖南アルプス(うめぞーさんの登山記録より)

 

その規模や迫力は元祖アルプスには遠く及ばないものの、山脈状に連なった稜線上を縦走できたり、岩場が続くハードなヤセ尾根があったりと、アルプスと呼ぶにふさわしい歩き応え十分の山も少なくない。

そんな全国津々浦々のミニアルプスにヤマケイオンラインは注目。今週は今こそ行きたい、日本のミニアルプスを8つ紹介する。

 

Vol.1 ミニアルプスの定番、縦走を満喫できる沼津アルプス

沼津市内に南西に連なる香貫山から鷲頭山、大平山へと連なる山稜は「沼津アルプス」として親しまれ、とくに冬季は多くのハイカーが訪れる場所として知られている。

北側には富士山、見下ろす駿河湾の大パノラマはアルプスの眺望にも負けないほどで、起伏に飛んだ縦走コースも楽しい。とくに冬の時期は温暖で晴天率も高いので展望はより美しい。
かつては皇太子様も登山を楽しんだ、由緒あるアルプスだ。

北端の香貫山から整備されている全コースを歩くと6時間半以上と歩きごたえもあるが、途中で下山できる場所も多いので、時間と脚力と相談しながら縦走を楽しみたい。

下山後の海の幸も楽しい場所だ。

(写真:沼津アルプスから沼津市内を望む)

■行程
多比バス停・・・多比口峠・・・大平山・・・多比口峠・・・戸ヶ谷下降点・・・鷲頭山・・・志下坂峠・・・象の首・・・徳倉山・・・象の首・・・香貫台入口バス停
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Vol.2 巨岩・奇岩にらしさがある? 滋賀県・金勝アルプス

琵琶湖の南東にに連なる竜王山と鶏冠山などの山々の一帯は金勝(こんぜ)アルプスとして親しまれている。アルプスのような山脈状の山容とは少し異なるが、巨岩・奇岩がむき出しになった稜線は、アルプスっぽいと言えるかもしれない。

アルプスの名称にふさわしく展望も抜群、とくに見下ろす琵琶湖が美しい。周辺は史跡も多いので、史跡を楽しみながらのアルプス気分を楽しめる。

(写真: hiroshi さんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 5時間25分
総歩行距離: 10,800m  上り標高: 639m  下り標高: 639m
上桐生バス停・・・落ヶ滝・・・北峰縦走線出合・・・鶏冠山・・・北峰縦走線出合・・・天狗岩・・・白石峰・・・竜王山・・・白石峰・・・狛坂磨崖仏・・・桐生辻分岐・・・さかさ観音・・・上桐生バス停


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Vol.3 滝あり・渡渉あり・岩場あり。健脚者も満足な、湖南アルプス

前に紹介した金勝アルプスよりさらに南にある、岩が露出した山並みが湖南アルプスだ。金勝アルプス同様に、岩が露出した様子がアルプスと呼ぶにふさわしく、標高以上に登りごたえもある。

標高は600m程度ながら道は険しい場所もあり、「アルプスらしさ」が点在する。滝あり・渡渉あり・史跡あり・湿地帯ありと、バラエティに富んだ自然はアルプス登山気分を味わえる場所も多い。

(写真: うめぞー さんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 5時間25分
総歩行距離: 14,100m  上り標高: 823m  下り標高: 849m
アルプス登山口・・・迎不動・・・二尊門・・・太神山・・・二尊門・・・出合峠・・・矢筈ヶ岳・・・出合峠・・・大谷河原・・・笹間ヶ岳・・・上関バス停


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Vol.4 瀬戸内海随一の景観が自慢、瀬戸内アルプス

瀬戸内海に浮かぶ島の中で第三の広さを誇る周防大島(山口県)は、瀬戸内海屈指の景観を誇る場所として知られている。標高685mの嘉納山などは周辺では随一の高さを誇り、一帯の山域は「大島アルプス」とも「瀬戸内アルプス」とも言われている。

周防大島は幕末の長州征伐時の古戦場としても有名で、このときの史跡は今でも山域内に残されている。

アルプスの名にふさわしく展望は抜群で、瀬戸内海に浮かぶ島々が美しい。

(写真: マローズさんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 3時間30分
総歩行距離: 9,000m  上り標高: 605m  下り標高: 990m
文珠堂・・・文珠山・・・嘉納山・・・源明山・・・源明峠・・・笛吹峠・・・家房バス停


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Vol.5 周囲からの存在感は抜群、険しい尾根が続く多紀アルプス

兵庫県篠山(ささやま)市の北側に連なる山・多紀連山は多紀アルプスとして親しまれている。西は三尾山あたりから始まり、西ヶ嶽、三嶽、小金ヶ嶽などが核心部となる東西約20kmのアルプスだ。

標高こそ800m弱の山々だが、周囲からの存在感と険しい尾根、そして展望はアルプスの名にふさわしく、威風堂々としている。

かつては大峰山などと並ぶ修験道の山として栄えた由緒ある山岳信仰の山だったそうだが、その面影は現在では見当たらない。

(写真: 麓の村から三嶽を望む)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 4時間10分
総歩行距離: 8,000m  上り標高: 865m  下り標高: 880m
火打岩・・・鳥居堂跡・・・三岳・・・大タワ・・・小金ヶ岳・・・小金口


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Vol.6 小さなピークをいくつも超えて縦走できる、宇都宮アルプス

栃木県宇都宮市の北部の山域、篠井富屋連峰と呼ばれる山域は「宇都宮アルプス」と呼ばれ、ハイカーやトレイルランナーに人気の山だ。

最高点は562m(本山)、標高500m程度の山が複雑に連なっていて、5時間程度ですべてのピークを通る縦走を楽しめる。

展望も素晴らしく、宇都宮市街や周辺の田園風景が眼下に広がり、遠く日光の山々が美しい。

(写真: モリゾー さんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 4時間50分
総歩行距離: 12,500m  上り標高: 780m  下り標高: 805m
一里塚バス停・・・冒険活動センター管理棟・・・棒名山・・・男山・・・本山・・・飯盛山・・・青嵐峠・・・高舘山・・・黒戸山・・・兜山・・・中徳次郎バス停


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Vol.7 浜名湖・富士山・三河湾の展望が自慢の湖西アルプス

静岡県と愛知県の県境に連なる湖西連峰は、ハイカーからは「湖西アルプス」や「三ヶ日アルプス」と呼ばれている。南はJR二川駅や新所原駅を起点に、北方は三ヶ日方面へ山脈は伸び、アルプスと呼ぶにふさわしい長い稜線を形成している。

標高は300m程度と低いものの、三河湾や浜名湖、遠く南アルプスや富士山を望む展望も素晴らしい。湖西連峰をずっと北へと縦走していくコースのも魅力的だ。

(写真: やっさん2015 さんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 4時間10分
総歩行距離: 10,500m  上り標高: 570m  下り標高: 560m
二川駅・・・登山口・・・松明峠・・・神石山・・・仏岩・・・梅田峠・・・新所原駅


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Vol.8 海を見ながらアルプスを満喫するなら九州・観海アルプス

熊本県の天草地方にある「観海アルプス」は、標高300~400m山が続く低山ながら、バラエティに富んだ登山道と素晴らしい景観が魅力のアルプスだ。

最北の高舞登山から龍ケ岳までを縦走すると20kmを超える縦走を楽しめるうえに、枝稜線から九州百名山の次郎丸嶽・太郎丸嶽への縦走もできて楽しい。長い稜線を利用して、近年はトレイルランニングの大会も開かれている。

海に囲まれた場所は、有明海・不知火海・八代海を見下ろし、遠く阿蘇山を望む。夕焼けの眺望が素晴らしいことでも知られ、日本夕陽百選にも選ばれている。

(写真: mrkmhdt さんの登山記録より)

■行程
【日帰り】 総コースタイム: 4時間30分
総歩行距離: 15,000m  上り標高: 1072m  下り標高: 1162m
二弁当峠バス停・・・自然歩道入口・・・旧分岐・・・地蔵峠・・・念珠岳・・・広場・・・車道出合・・・下貫バス停


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