全国にいくつある? ご当地アルプス第2弾。全国のアルプスを歩こう

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「アルプス」の名前を冠したご当地アルプスが全国に存在している。景観や雰囲気がアルプスっぽい山々から、およそアルプスとはかけ離れた雰囲気のものまで、アルプスの愛称をもつ山を、さらに探してみた。

カバー写真/須磨アルプス・馬の背(すくらっぷ・ブックさん

 

アルプスファン必見! 全国ご当地アルプス+8選。憧れのアルプスは意外と身近にある!

元祖ヨーロッパのアルプス山脈や日本アルプス(北アルプス:飛騨山脈、中央アルプス:木曽山脈、南アルプス:赤石山脈)にちなみ、地元や山好きたちが憧れと親しみを込めて「アルプス」の愛称をつけた「ご当地アルプス」。日本全国にはその数は50以上あるともいわれ、市民権を得た人気の呼び名となっている山も多い。

岩稜歩きが魅力の和気アルプスは全国から登山者が集まる人気の山だ(写真:大山クガイソウさん

その地域や山域を冠したバラエティに富んだ各地のご当地アルプスをいくつか紹介したが、ほかにもすばらしいアルプスは数多い。その地域だけの愛称にとどまらず、全国にその名前を広げるために積極的にPR活動しているところもあり、興味深い山も数多い。

★前回記事:全国のアルプスを歩こう! ご当地アルプスへの誘い

そこで今回は第2弾として、新たに8カ所をピックアップ。本場を彷彿とさせるものから、アルプスっぽさをまったく感じない山まであるが、いずれも身近にあって挑戦しやすい山ばかり。ぜひアルプス踏破にチャレンジしてほしい。

史跡巡りと相模湾の眺望が魅力の鎌倉アルプス(写真:リンサンさん

三浦半島を横断! 東京湾から相模湾への縦走路、三浦アルプス

東京湾を望む乳頭山と相模湾に面する仙元(せんげん)山を結ぶ、東西に連なる縦走路が神奈川県・三浦半島にある三浦アルプスだ。

初心者向けの低山がほとんどの湘南エリアの中ではやや難易度が高めで、アップダウンの多い尾根が続き、コースタイムも約5時間と、アルプスと銘打つだけあり歩きごたえも充分ある。

海越しの富士山の景色が魅力的な三浦アルプス(写真:マサヒタさん

海を見下ろす眺望も場所によってさまざまで、その変化も楽しい。東京湾方面には停泊する横須賀の軍艦や房総半島を、相模湾方面には江ノ島や伊豆半島、そして雄大な富士山までを一望できる。

冬から春にかけての時期は温暖な気候に加えて、田浦梅園のウメやスイセン、ツツジ、さらに山中ではヤマザクラも美しく咲く。アクセスも容易で、首都圏の日帰り登山におすすめしたい。

行程・コース

最適日数:日帰り 5時間5分
総歩行距離:9,421m /上り標高: 787m 下り標高: 792m
行程:田浦駅(08:00)・・・田浦緑地展望台(08:45)・・・二子山(09:15)・・・茅塚(09:45)・・・観音塚(11:15)・・・戸根山(12:00)・・・仙元山(12:30)・・・仙元山登山口(12:50)・・・元町バス停(13:05)
高低図
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