残雪期の登山におすすめの山。春の雪山を楽しもう!
残雪期におすすめの山を、アクセスがしやすく、山小屋が営業している場所を中心にセレクト。
構成=山と溪谷オンライン、カバー写真=リュウイチさんの登山記録より、涸沢に続く登山者の列
北アルプスや東北などの残雪の山を紹介。GWの計画にも!
残雪期は雪山登山の初心者におすすめの時期だ。気候が暖かくなり、冬季通行止めが解除されたり、バスが開通したりと、交通アクセスもよくなる。さらにゴールデンウィークになれば営業している山小屋が増えるからだ。
ただし、残雪とはいえ雪山登山だ。残雪期は日中と夜では雪の状態が変化しやすい。突然天候が変わり、厳冬期さながらの吹雪に変わるときもある。リスクについても理解してから計画しよう。
ここでは、残雪期におすすめの山を、アクセスがしやすく、山小屋が営業している場所を中心にセレクトした。
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涸沢 新緑の上高地から残雪の穂高連峰へ(北アルプス)
GWには色とりどりのテントが張られ、北穂高岳や奥穂高岳をめざす人のベースキャンプとなる涸沢(からさわ)。雪山登山の経験があれば、穂高の山々に挑戦したいところだが、初心者は涸沢ステイをのんびり楽しもう。朝のモルゲンロートはまさに絶景だ。
涸沢ヒュッテ、涸沢小屋は例年4月下旬に営業開始する。
年によって状況は異なるが、GWごろは、上高地から横尾までの積雪は少ない。上高地への交通機関でのアクセスは、例年4月中旬から開通する。※2024年は4/17~
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行程・コース
上高地バスターミナル(08:00)・・・河童橋(08:05)・・・明神(08:55)・・・徳沢(09:55)・・・横尾(11:05)・・・本谷橋(12:25)・・・涸沢(14:05)
【2日目】
涸沢(07:00)・・・本谷橋(08:10)・・・横尾(09:00)・・・徳沢(10:10)・・・明神(11:10)・・・河童橋(12:00)・・・上高地バスターミナル(12:05)
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