3776mの⼭頂で撮影を25年。写真家・⼩岩井⼤輔さんが実践する富⼠登⼭を成功させるためのテクニック

アミノバイタル® × ⼭と溪⾕オンライン

日本一標高が高い富士山頂の山小屋で働きながら、
毎夏その絶景をカメラに収める写真家・小岩井大輔さん。
四半世紀にわたって富士山とともに過ごした小岩井さんが語る、
高山登山を成功へ導く“準備とコンディション管理”のテクニックとは。

PROFILE

小岩井大輔(こいわい・だいすけ)

1973年生まれ。20歳の時に富士山に魅せられカメラを手に取る。夏の2カ月間は、富士山頂上小屋「扇屋」に住み込みながら撮影。
写真集『Mt.FUJI 3776 富士山頂の世界』
(山と溪谷社)が発売中。

連載「今を撮り、今を生きる」
小岩井大輔の、富士山頂日記

小岩井さんの人生を変えた、富士山の魅力

「富士山は、人生を変える山だと思います」

そう語るのは、富士山の写真を26年間撮り続けてきた写真家・小岩井大輔さん。彼にとって富士山とは、単なる被写体ではなく、心の深いところに根ざした存在だ。

「稜線が左右均等で、麓から見上げたときの美しさは格別です。しかも、日本一標高が高い山でもある。そんな富士山に登った時の達成感は特別で、登る前と後では、物の見え方すら変わってくる気がします」

小岩井さんが初めて富士山に登ったのは19歳の時。友人誘われて登頂したものの、高山病に悩まされ、景色の記憶もほとんど残らなかったという。「もう二度と登りたくない」と感じたのが正直なところだった。転機となったのは、数年後。父とともに訪れた精進湖で、夜明けの富士山を見た時だった。

「シルエットになった富士山が朝日で少しずつ染まっていく。その姿を見て、“この山はすごい”と感じたんです」

精進湖からの黎明と富士山
精進湖からの黎明と富士山

そのことをきっかけに、山小屋で働きながら富士山を撮影する日々が始まった。暮らすように山を見つめる中で、遠くからでは感じ取れない富士山の表情が見えてきた。

「風の音、雲の動き、気流の激しさ。独立峰ならではの気象条件が生み出す“つるし雲”のような景色も、一瞬のうちに変わってしまう。それを写真に撮るには、山の上で暮らすしかなかったんです」

PHOTO GALLERY

クリックで画像が大きく表示されます。

一方で、富士山は厳しい自然の顔も持っている。五合目より上は森林限界を超えるため、夏でも風速30mの風が吹くことがあり、天候が急変すると命にも関わることがある。

「だからこそ、登る際は装備をしっかりと整えて、天気予報をはじめとした情報収集が欠かせません」

また、富士山は世界中から多くの人が集まる場所でもある。小岩井さんは、そんな人々と出会いも魅力のひとつだと話す。

「病気を乗り越えた人や、人生の節目に挑戦する人など、さまざまな思いを抱いた人たちがこの山を訪れます。富士山を通じて、僕は本当に多くの人に出会うことができました。それも、僕にとって富士山の魅力なんです」

富士山には、見るだけではわからない、登ることでこそ感じられる姿がある。自然の雄大さと厳しさ、そして人の思いが交錯する場所で、小岩井さんは今日もシャッターを切り続けている。

雲海越しの朝日
雲海の向こうから朝日が射してきた。
山頂にて
雨に打たれる富士山の登山者
風雨の富士山。
自然の厳しさを
思い知ることも多い
富士山山頂で御来光を眺める大勢の登山者
山頂での御来光。
歓喜の声や万歳三唱が
響き渡る
早朝に強風を受けながら行動する富士山の登山者
早朝の風の冷たさは身を切るようだ

登頂成功テクニック その1

しっかりとした装備を持とう

富士山の登山シーズンは、毎年7月と8月の2カ月間。下界が30〜35℃の真夏日でも、標高3776mの山頂では、平均気温はわずか5度ほど。これは東京都心の真冬と同じ寒さであり、初めての人にとっては想像以上に厳しい環境だ。

「富士山では夏でも防寒具が必要です。山頂からご来光を見るなら、明け方の寒さをしのぐために薄手のダウンジャケットや手袋は必携です」(小岩井さん)

富士山を登る軽装の外国人旅行者
軽装の外国人旅行者。装備不足に起因する遭難は多い
(写真提供=環境省富士五湖管理官事務所)

装備選びの方法として、小岩井さんがおすすめするのは、登山専門ショップに相談に行くことだ。

「『今年の夏、富士山に登りたい』と伝えれば、スタッフが必要な装備を丁寧に教えてくれます。防寒具のほかにも防水透湿性の高いレインウェアやヘッドランプなども必須アイテムです」

これらのアイテムは、ネットでも購入はできるが、初心者だと「なにが必要か」自体がわからないことも多い。やはり、専門店でアドバイスを受けるのが安心だ。さらに、もし身近に登山経験者がいれば、その人に富士登山の体験談を聞いてみてもよい。

そしてもうひとつ、重要なのが「軽量化」だ。富士山では登りに6〜8時間かかるのが一般的だが、荷物が重ければ、そのぶん体力も消耗する。

「必要な装備を厳選して、できるだけ荷物を軽くする。これは本当に大事なポイントです。登り始めは元気でも、疲れてくると荷物の重みがボディブローのように効いてきますから」

エマージェンシーブランケットをかぶる登山者
明け方の寒さはエマージェンシーブランケットを
かぶりたくなるほどきつい
レインウェアを着た登山者の列
レインウェアは雨だけでなく、
風や寒さから身を守る必携装備だ
ヘッドランプの光で浮き上がる登山道
未明の行動が多い富士登山では、
ヘッドランプは必需品
ダウンウェアを着た登山者
御来光を待つ明け方は
ダウンウェアなどの防寒着が必要だ

登頂成功テクニック その2

練習登山とサプリメントを活用しよう

自分がどれだけの荷物を背負って富士山に登れるのか?それを確かめるためにも、実際に山を歩いて体感することが大切だと小岩井さんは言う。

「できれば本番の前に危険の少ない低山で練習登山をしましょう。荷物が思った以上に重かった。予想よりも歩くペースが上がらなかった……。そうした小さな“失敗”は、富士山に登る前に経験しておくほうが安全です」

練習登山の目安としては、登る1カ月ほど前から2〜3回。都心からアクセスのよい高尾山や丹沢といった山でも充分だという。装備の使い方や荷物の重さ、体力の感覚をつかむだけでも本番の負担は大きく減る。

「練習のときに、水分や栄養分の補給量やタイミングも試しておくといいですよ。僕の場合、栄養補給として行動食にプラスしてカラダのコンディショニングをサポートしてくれるアミノ酸サプリメントを活用しています」

低山登山
富士登山の前に低山を歩いておくと、学ぶことが多い
水分補給をする小岩井さん
水分補給は高山病対策にも不可欠
山小屋の飲み物販売
山小屋でも飲み物を販売しているので、
こまめな補給を心がけたい
山小屋の飲み物販売
パンやおにぎり、お菓子など行動食で
歩くためのエネルギーを補給する

小岩井さんが長年取り入れているのが、アミノ酸サプリ。なかでも信頼を寄せているのが「アミノバイタル®プロ」と「アミノバイタル®GOLD」だ。

「僕は登山口でまず『アミノバイタル®プロ』を1本。そこから2〜3時間おきに飲むようにしています。そして、1日の行動が終わったら『アミノバイタル®GOLD』を1本飲みます」

「アミノバイタル®プロ」には、GOLDには入っていないシスチン・グルタミンといったダメージと戦うアミノ酸が配合されている。「アミノバイタル®GOLD」はハードな運動後のリカバーをサポートしてくれるものだ。

「登山中に『食べられない』、という人は標高要因だけでなく“カラダのコンディション”が原因になっていることもあります。そういうときは『アミノバイタル®プロ』がおすすめです。そして、サプリや食事の内容は練習登山で一度試して、自分に合ったものを見つけておくと安心です」

アミノバイタルプロとアミノバイタルゴールド
小岩井さんも愛用するアミノバイタル®プロとアミノバイタル®GOLD

登頂成功テクニック その3

登山前から規則正しい生活をしよう

登山の前日は気持ちが高まって眠れなかったり、仕事を終えてそのまま深夜に出発したりという人も多い。しかし、「それがいちばん危ない」と小岩井さんは警鐘を鳴らす。

「睡眠不足のまま富士山に登ると、高山病にもかかりやすくなります。僕も昔、金曜の深夜に出発してそのまま朝に登り始めたことがあるんですが、やっぱり疲れ方が全然違うんですよね。しっかり休んで、カラダも心も整えておくことが大事です」

小岩井さんが心がけているのは、ただ睡眠時間を確保するだけではない。「富士山に登るために、ちゃんとした生活をしよう」という意識が、登山への準備につながるという。

「暴飲暴食を避けたり、お酒を控えたり。登山前にはなるべく油っこいものを避けるなどカラダへの負担を減らすことを意識しています」

さらに重要なのが「高所順応」。吉田ルートの五合目は標高2300m。到着後すぐに登り始めるのではなく、1時間ほど休んで体を慣らすことで、高山病の予防にもなるという。
また、富士山では天気のチェックも重要だ。

「富士山は天候でまったく印象が変わる山です。晴れなら快適でも、ひとたび荒れれば命に関わることもあります」

そのため、小岩井さんは登山前に必ず天気予報を確認し、登山中も雨雲・雷レーダーを活用している。

「山の天気は変わりやすいので、リアルタイムの雨雲レーダーを見て次の行動を判断します。雲が近づいてきたらすぐにレーダーを確認する。特に富士山の山頂は逃げ場がないので、雷が来る前に山小屋に避難するようにしています」

体調管理と天気への備え。どちらも富士登山を安全に楽しむための、欠かせない準備だ。

高山病で動けなくなった登山者
高山病で動けなくなった登山者
(写真提供=環境省富士五湖管理官事務所)
吉田ルート五合目
吉田ルート五合目。
少し滞在して高度に慣れておこう
雨の富士山頂
雨の富士山頂。
濡れれば夏でも低体温症のリスクがある

自分に合ったタイミングで、
適切なサプリを選ぼう。
登頂を成功させる
アミノ酸補給のポイント

富士登山のように長時間に及ぶ運動では、筋肉中のたんぱく質がエネルギーとして使われてしまう。失われたたんぱく質は補給する必要があるが、食品からだと消化吸収に時間がかかる。そこで、30分程度で体内に吸収できるアミノ酸サプリの摂取が有用だ。サプリは配合成分によって種類があるので、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったタイミングで摂取しよう。

登山前
睡眠サポート

登山当日はすっきりとした目覚めで、疲労感の少ない状態で臨みたい。だからこそ、普段から飲みたいのが、約2倍の速さで深い眠りへサポートしてくれる「グリナ®睡眠ケア&ストレスケア」だ。すみやかな深睡眠を助け、質のよい睡眠が期待できるほか、日常生活の一時的な精神的ストレスや疲労感を和らげ、リラックス作用もめざせる。

グリナ® 睡眠ケア&ストレスケア

※機能性表示食品

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※【届出表示】本品にはグリシンとGABAが含まれます。すみやかに深睡眠をもたらし、睡眠の質の向上(熟眠感の改善)や起床時の爽快感のあるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つことが報告されています。GABAには仕事や勉強、家事などによる一時的な精神的ストレスや疲労感の軽減、リラックス作用があることが報告されています。●本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。●本品は疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

登山前
コンディションニングをサポート&エネルギー補給

登山前は、コンディショニングをサポートしてくれるサプリとして、カラダでは作ることのできない9種類の必須アミノ酸+シスチン、グルタミン3800mgが配合された「アミノバイタル® プロ」がおすすめ。口どけのよい顆粒状で、さわやかなグレープフルーツ味(無果汁)が飲みやすい。また、持続性エネルギー源アミノ酸に糖質を配合した「アミノバイタル® アミノショット®パーフェクトエネルギー®」や「アミノバイタル® パーフェクトエネルギー®ゼリードリンク」を飲んでおき、バテの予防をめざそう。

アミノバイタル® プロ

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アミノバイタル®
アミノショット®
パーフェクトエネルギー®

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ゼリードリンク

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登山中
コンディショニングをサポート&エネルギー補給

行動中もコンディション維持には、継続的なサプリの摂取が大切だ。行動時間が4時間を超えるルートなら、「アミノバイタル® プロ」を2回以上飲むのがおすすめ。エネルギー補給にはジェルタイプの「アミノバイタル® アミノショット®パーフェクトエネルギー®」や「アミノバイタル® パーフェクトエネルギー®ゼリードリンク」がおすすめ。登山中のカラダに素早く吸収される。

アミノバイタル® プロ

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パーフェクトエネルギー®
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山頂や下山後
リカバーをサポート

登頂後に飲みたいのが「アミノバイタル® GOLD」。このサプリは、リカバーをサポートする「ロイシン高配合必須アミノ酸」が4000mgと、アミノバイタル®シリーズの中で最も多く配合されているので、リカバーをサポートしてくれる。

アミノバイタル® GOLD

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1日の終わりに
リカバー&睡眠サポート

1日の終わりにも、リカバーをサポートしてくれるロイシン高配合の「アミノバイタル® GOLD」を飲むのがおすすめ。併せて、朝の爽やかな目覚めをサポートしてくれる「グリナ®睡眠ケア&ストレスケア」を摂取すると、翌日もアクティブに活動することを期待できる。

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グリナ® 睡眠ケア&ストレスケア

※機能性表示食品

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富士登山のシーズン中、山頂の山小屋・扇屋でアミノバイタル®を販売します。
オリジナルデザインの手ぬぐいも入った数量限定のオリジナルセットで、なくなり次第、終了となります。
また、小岩井さんのポストカード購入者限定でアミノバイタル®サンプルもプレゼント!
こちらもなくなり次第、終了となります。