- 撮影者
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こぐさんさん
- 撮影場所
- 五竜岳山頂
- コメント
- 鹿島槍ヶ岳が大好きで、鹿島槍ヶ岳がきっかけで五竜岳へ登ろうと思いました。私は元々稜線をのんびり歩くようなゆったりとした登山が好みです。岩登りも登りは好きですし得意な方だとは思いますが、下りを苦手としております。そんな私にとって五竜岳は決して心から楽しめる山ではなく、憧れに近い山でした。自分自身でハードルを上げてしまい、この数年なんだかんだと登る機会を逃し、ここまできてしまいました。今年は気持ちが固まったといいますか、だめなら引き返すぐらいの気持ちで臨んだ五竜岳。登頂前日は夜行バス下車時からの大雨。登山中も前半は雨でここまで五竜岳との縁がないのかと思っていた中、後半は晴れ間もでてきて夜には菊池先生の写真のような天の川が五竜岳から立ち上っていました。ここから五竜岳への恐怖はなくなり、ただただあの頂に立ちたいとの想いにあふれていました。
そして臨んだ五竜岳へのアタック。特に前に人がいるわけでもない中、自分の目で手で足で山頂をしっかり刻むことができました。その喜びの中で聳えたっていたのが私の大好きな鹿島槍ヶ岳です。朝日にだんだんと照らされていく姿を目にした時に、鹿島槍ヶ岳から始まったこの五竜岳の旅を振り返り、ああまた、ここから何かか始まるのだなと強く感じました。そんな想いの1枚です。 - ハッシュタグ
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