飛騨から登る北アルプス 2022 飛騨から登る北アルプス 2022

初心者でも登れる乗鞍岳や、憧れの槍ヶ岳…岐阜県側から登る北アルプスには魅力がいっぱい。
下山後には奥飛騨温泉郷や、飛騨高山などの温泉&観光スポットも楽しめる。
さらに今年は乗鞍岳登頂記念スタンプラリーや、フォトコンテストを開催。
ぜひ参加して、飛騨から登る北アルプスを満喫しよう。

contents

飛騨から登る北アルプス

2022 乗鞍岳登頂記念 スタンプラリー

2022年7月10日~9月30日

スタンプラリーに参加して
乗鞍岳登頂記念ピンズを手に入れよう!

乗鞍スカイライン崩落による通行止めのため、残念ながら9/12(月)をもってスタンプラリーを中止とさせていただきます。
なお、乗鞍エコーライン(長野県側)の運行情報については、アルピコ交通のWebサイトをご確認ください。
≫ 濃飛バス
≫ アルピコ交通

岐阜県高山市と長野県松本市の県境に位置する乗鞍岳(標高3026m)。
登山起点となる標高2700mの畳平までバスでアクセスが可能です。

最高峰の剣ヶ峰までは2時間弱で登頂でき、気軽に挑戦できる3000m峰として初心者やファミリーにも人気があります。
山頂では大パノラマが広がり、槍・穂高連峰、御嶽山、南アルプス、八ヶ岳などの展望が楽しめます。運が良ければ、国の特別天然記念物であるライチョウに出会えるかもしれません。

2022年はスマートフォンを使ったスタンプラリーを開催。

飛騨側からのアクセス起点となる3つの地点(高山濃飛バスセンター、ほおのき平バスターミナル、平湯バスターミナル)に1種類、そして、畳平バスターミナル、乗鞍岳肩の小屋、乗鞍岳頂上小屋にそれぞれ1種類、合計4種類のスタンプポイントが設置されています。
各ポイントのQRコードをスマートフォン等で読み込んで、4種類のスタンプを集めると、畳平でオリジナルピンズがもらえます。ぜひ参加して登頂記念にピンズをゲットしましょう!

スタンプ設置ポイント案内

スタンプポイント案内

スタンプラリー参加方法

step1
登山計画を立てる

まずは登山計画を立てましょう。アクセス起点のほおのき平バスターミナル、平湯バスターミナル、高山濃飛バスセンターは、同じスタンプになります。計画後は、登山届の提出もお忘れなく。

step2
登山をしながらスタンプを集めよう

スタンプ設置ポイントを巡りながら登山スタート! ポイントには、QRコードが記載されたポスターが設置されています。QRコードをスマートフォン等で読み込み、画像をダウンロードしてください。

step3
スタンプを4種類集めたら、ピンズを入手

4種類のスタンプを集めたら、畳平バスターミナルの濃飛バス切符売り場へ。スマートフォン等にダウンロードした画像4種類を見せると、オリジナルピンズがその場でもらえます。

※切符売り場営業時間
10:00〜15:00

参加特典

NORIKURA

登頂記念オリジナルピンズ

乗鞍岳周辺に生息する国の特別天然記念物ライチョウと、コマクサなどの高山植物をモチーフにデザインされたピンズです。乗鞍岳の登頂記念にぜひ手に入れてください!

※デザインは実際のものと色が異なる場合がございます。
また、数に限りがございますので、無くなり次第配布終了となります。予めご了承下さい。

アクセス

地図

シャトルバス運行期間:
2022年5月15日(日)~10月31日(月)

乗鞍岳は、自然環境保全のため、マイカー規制が行われています。そのため、ほおのき平または平湯温泉から、シャトルバスに乗り換えて乗鞍山頂(畳平)バスターミナルに向かいます。

アクセス詳細は下記HPよりご確認ください。
■乗鞍岳・乗鞍スカイライン公式サイト
■濃飛バス

入山する前には、必ず登山届けを

登山届イラスト

岐阜県では、北アルプス地区及び活火山地区(御嶽山、焼岳、白山、乗鞍岳)に登山する場合、条例で登山届の提出を義務付けています。

登山届によりあらかじめ計画を立てることは、無理な登山を防止し、体力・装備・技術に合った安全な登山につながります。また、万が一の遭難事故の際にも素早い対応が可能になります。

登山される方は、登山届ポストまたは事前にオンライン等で登山届を提出してください。

詳しくはこちら

飛騨から登る北アルプス フォトコンテスト

「飛騨から登る北アルプス」をテーマに開催したフォトコンテスト。
428点のご応募をいただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

★結果発表はこちら★

温泉&観光登山前後の楽しみが充実! 飛騨の山旅

飛騨から登る北アルプス。飛騨からのメリットは何といっても温泉が豊富なこと! 北アルプスの山麓にある「奥飛騨温泉郷」は5つの温泉地で、豊富な湯量を誇ります。さらに登山前後の旅の楽しみが豊富! 山だけで終わらない、飛騨の山旅、おすすめプランを紹介します。

魅力1登山口=温泉地。下山後、必ず温泉に入れる

飛騨側登山の第一のメリットは「登山口」=「温泉地」ということ。山麓の奥飛騨温泉郷は全国3位の湧出量を誇る日本屈指の温泉天国。泉質の良さもピカイチで下山後に入れば登山の疲れも吹き飛ぶはずです。また、奥飛騨温泉郷はバス便の拠点となる平湯温泉のほか、新穂高温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉と5つの温泉地から構成されているので、温泉のハシゴも楽しめちゃうかも!?

魅力2バス便が豊富で、意外と近い! 山までも近い!

飛騨から登る北アルプス、アクセスの中心は「平湯」。東京と4時間半で結ぶ直行バスの他、松本や高山からのバスも通じており、駐車場の整備もすすんでいる。上高地へのアプローチも、とってもスムーズ。
笠ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳、西穂高岳へのアプローチは新穂高温泉から。乗鞍岳へは畳平から。ターミナルとなる「平湯」を中心に考えれば、北アルプスの山々がグッと近くに感じられるはず。

バス路線図

魅力3山の前後に訪れたい観光スポットが盛り沢山

北アルプスに抱かれ、平湯など5つの温泉からなる「奥飛騨温泉郷」をはじめ、古い街並みや伝統的な祭りで有名な「飛騨高山」、世界文化遺産の「白川郷」、アニメ映画の聖地となった「飛騨古川」、日本三名泉の「下呂温泉」、神岡の廃線となった鉄道を活用した人気沸騰中の「レールマウンテンバイク」など、山麓の見どころが盛りだくさん。 飛騨牛、朴葉味噌をはじめ、飛騨ならではの郷土料理が楽しめるのも外せない魅力だろう。

レベル別!飛騨から登る北アルプス

北アルプスは飛騨側からの登山を計画してみては? 初級者は乗鞍・西穂からスタート。飛騨側から登り、ステップアップして、槍ヶ岳を目指そう!双六岳や笠ヶ岳、黒部五郎岳など、登山者のレベルに合わせた北アルプス登山ができるうえ、飛騨側から登るメリットは、バス便が充実して山が近いこと、下山したらすぐ温泉に入れること。北アルプスはぜひ飛騨側から!

初・中級

初めてでも、この夏、登れる北アルプス

シャトルバスやロープウェイで標高を稼ぎ、実際に登るのは数百メートル、日帰りで行けるこの2山で、北アルプスを体験しよう! 晴れれば絶景間違いなし!

詳しくはこちら
乗鞍岳 西穂高岳(独標)

中級

ステップアップした登山者なら目指したい

登山経験を積んで、長時間の山行と山小屋泊の登山に慣れてきたら挑戦したい双六岳と槍ヶ岳。 飛騨側からの槍ヶ岳にもぜひチャレンジしてみてください!

詳しくはこちら
槍ヶ岳 双六岳

上級

いつか登りたい名山! 憧れの稜線へ!

標高差が大きく長時間の登りを要する笠ヶ岳。一日ではたどり着かない秘境・黒部五郎岳。 ここで見る絶景はあなたの登山人生の最も貴重な瞬間になるでしょう。

詳しくはこちら
笠ヶ岳 黒部五郎岳

「岐阜の宝もの」に会いに行こう!

岐阜県では、県内でもとくに魅力的な観光資源を「岐阜の宝もの」として認定するプロジェクトを推進しています。延べ1800件を超える応募の中から56件を「じまんの原石」として選定した上で、現地調査を実施。6件を「岐阜の宝もの」に認定しました(2022年7月現在)。その中から岐阜の豊かな自然を代表する3つのスポットを紹介します。

※関連記事内の内容は取材時のものです。最新の情報は各HP等にてご確認ください。

小坂の滝めぐり

神秘の瀑声に心癒される
「小坂の滝めぐり」

御嶽山の西麓に位置する小坂町は、日本一滝の多い町。その数は日本の滝百選にも名を連ねる「根尾の滝」をはじめとして、5m以上の落差があるものだけでも200ヶ所以上! 滝めぐりは、里山ふれあいゾーンから秘境探検ゾーンまで、自分の体力に合わせて選ぶことができます。ガイド付きシャワークライミングも人気のアクティビティです。

【問い合わせ】小坂の滝めぐり事務局(https://www.osaka-taki.com/ ☏0576-62-2215)
【関連記事】御嶽山と小坂の渓谷を歩き、飛騨の大自然を体感!

乗鞍山麓五色ヶ原の森

何度もリピートしたい
生命の森を旅するネイチャーツアー

乗鞍岳の北西麓には、五色ヶ原の森という約3000haの森林地帯が広がっています。手つかずの自然が残るエリア内では、神秘的な滝や渓流、雄大な原生林が今なお残り、希少な動植物を間近で観察できます。入山は、環境保護のため公認ガイド同伴の完全予約制。トレッキングツアーは、体力やスキルに合わせて6ルートから選ぶことが可能です。

【問い合わせ】乗鞍山麓 五色ヶ原の森案内センター(https://goshikinomori.com/ ☏0577-79-2280)
【関連記事】初めての3000m峰へ 岐阜県 高山・乗鞍岳 二泊三日の旅

天生県立自然公園と
三湿原回廊

豊潤な自然の息吹を体感できる
北飛騨の森歩き

飛騨市と白川郷の中間にある天生県立自然公園は、ブナの原生林、季節によって彩りを変える天生湿原が広がる、まさに自然の楽園! 春にはミズバショウが美しい池ヶ原湿原、生命の息吹を感じる倒木更新が見られる深洞湿原と併せて歩いてみたい。北飛騨の森を知り尽くした自然案内人(ガイド)と一緒にトレッキングするプランがおすすめ。

御嶽山を守る。登山道整備ツアーレポート【2020年度実施】

五の池小屋の市川典司さんが、登山道を永く残すために発案した、自治体・山小屋・登山者が協力する登山道整備の取り組みを紹介。

詳しくはこちら

主催=岐阜県 企画=(株)山と溪谷社
写真=渡辺幸雄、水谷和政
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