飛騨の山塊に囲まれながら大きく裾野を広げ、標高3,000mの頂を立ち上げる御嶽山。山上は、剣ヶ峰を最高点にして、摩利支天山、継母岳、継子岳などが南北約4キロに渡って連なり、池や湿地帯が点在する変化に富んだ独特の世界を作っている。また、山麓の北西には5万年以上前にできた溶岩台地が広がり、長い歳月を掛けて濁河川の流れが美しい渓谷を作り出している。周辺には、温泉が湧き、美味しい食べ物もたくさんある。登山歴2年のいづみさんと、今回が登山初体験となる香織さんが、現地ガイドと一緒に、御嶽の自然を満喫する2泊3日の旅に出た。

協力=岐阜県 モデル=相吉いずみ、浪崎香織 文・写真=吉田智彦 衣装協力=コロンビアスポーツウェアジャパン、エイアンドエフ デザイン=アートボード
旅の入口、JR高山本線の飛騨小坂駅小坂を代表する三ツ滝。小坂には200以上の滝があるという
飛騨小坂駅周辺
恵みたっぷり 夏の飛騨を歩く