残雪登山や夏の高山で活躍するソフトシェルの名品。マウンテンハードウェア「チョックストンアルパインLTフーデッドジャケット＆パンツ」

TOP

アウトドアで挑戦、成長し続けたいと願う登山者、クライマーに向けて、機能的かつ独創的なアウトドアギアを提供するマウンテンハードウェア。1993年の創業以来、スタッフやアスリート、山岳ガイドなど登山に携わる人々による真摯な製品テストとフィードバックを繰り返しながら、高品質な製品を作り続けている。

国内外でアルパインクライミングを中心にガイドを行なう国際山岳ガイドの杉坂勉さんが信頼し、愛用しているのがマウンテンハードウェアだ。

使い始めたのは20年くらい前からです。山岳ガイドになったばかりのころ、多くの先輩ガイドが身に着けているのを見て、いいなと思っていました。自分もマウンテンハードウェアを使うようになってまず感じたのは、自分の体型に合っているということ。さらに、使い続けるうちに耐久性が非常に優れていることを実感しました。アルパインクライミングでは岩稜でウェアが擦れたりヤブに引っかけることも多いですが、マウンテンハードウェアのウェアは手荒に扱っても破れたり壊れたりすることもなく、使い続けられましたね

モンブランやマッターホルンなど、夏はヨーロッパアルプスの名峰をガイドする杉坂さん

国際山岳ガイド・杉坂勉さんすぎさか・つとむ

日本山岳ガイド協会認定国際山岳ガイド。アルパインクライミングを主に、世界各国の名峰からバックカントリースキーまで、幅広くガイディングを行なう。きめの細かいサポートに定評がある。

残雪期登山からアルパインクライミングまで
快適に動ける「チョックストンアルパインLTフーデッドジャケット」

2023年の夏、ヨーロッパアルプスでガイドの仕事をするなかで、杉坂さんが使っていたのがチョックストンアルパインLTフーデッドジャケットとパンツ。軽く耐摩耗性の高い4wayストレッチ素材を採用し、動きやすさと耐久性を両立した、アルパインクライミング対応のソフトシェルだ。ジャケットは滞在中ほぼ毎日着用していたという。

夏のヨーロッパアルプスは天候の変化が激しく、標高3000mを超えると夏でも雪が降るときがあります。急に雨や雪が降り始めたら素早くフードをかぶり、暑くなればフロントのファスナーを開けて体温調節します。撥水機能があるので多少の雨や雪ならしのぐことができますし、ハードシェルに比べて通気性があるのでムレにくく、使いやすかったです。日本の山なら、残雪期はヨーロッパアルプスの夏と同様に終日着用して行動できるでしょう。夏山でも、気温が低い早朝の行動時には有効だと思います。ザックの中にしのばせておけば心強いアイテムです

チョックストンアルパインLTフーデッドジャケットは、ソフトシェルならではの通気性やストレッチ性の高さが魅力だ。通気と保温のバランスがよいので衣服内を適温に保つことができ、こまめにジャケットを脱ぎ着する必要がない。

残雪期にはアプローチからクライミング、下山までずっと着用していられる汎用性の高さが魅力

気温や天気予報によってインナーを調節したうえで、ジャケットは行動中ずっと身に着けています。一度ハーネスを着けると、行動中にジャケットの着脱をするのは手間がかかりますから、ずっと着たままで快適に行動ができるソフトシェルは、アルパインクライミングでは重宝します。4wayストレッチなので、クライミングの場面でもスムーズに上半身が動かせて、着心地もいいんですよね

ナイロンとポリウレタンを使用した4wayストレッチ素材。しなやかな生地で腕の動きもスムーズ

ハーネスを装着した状態でも出し入れがしやすいファスナー付きポケット、簡単に調節できる裾のアジャスター、ヘルメット対応のフードなど、チョックストンアルパインLTフーデッドジャケットはアルパインクライミングに適した機能を多く搭載しているのも魅力だ。ハンドポケットに本体を収納できるパッカブル仕様なのもよい。