モニター座談会
『登山×生理』の革命⁉
アクティブな女性の悩みに向き合った
登山のための吸水サニタリーショーツ
ミレー
ドライナミック メッシュ
アブソーベント ショーツ
「大丈夫かな?」と、少しブルーな生理中の登山。
普段のように動けて、軽快にはけるショーツがあるとしたら?
それぞれのフィールドで山と向き合う30、40代の女性3人が、
ミレーの吸水サニタリーショーツを試してみました。
- 文
- 川原真由美
- 写真
- 田渕睦深
- 協力・商品写真提供
- ミレー
- デザイン
- 谷口みずも
- [PR]
- 2024.04.16
商品紹介
動くこと、汗をかくことに徹底フォーカス。
ナプキン約6枚分の吸収力と、いつもドライなはき心地。
クロッチ部分にナプキン約6枚分(ふつうの日用)の経血を吸収でき、ナプキン、タンポンなしで着用できる吸水サニタリーショーツ。ベースにミレー独自の「ドライナミック メッシュ」素材を採用し、多量の発汗を伴う登山での快適性も両立している。生理の日のウェアリングにまったく新しい、快適な選択肢を与えてくれるニューアイテム。単独での使用はもちろん、ナプキン、タンポンと組み合わせて守りを固めるのもおすすめ。
汗冷え対策もいっしょに
ドライアンダーとして定評のあるドライナミック メッシュのショーツをサニタリー用にデザイン。汗冷え対策とサニタリーショーツの安心を一着でかなえて、山行計画と生理が重なったときのストレスをぐっと軽減してくれる。登山にかぎらず、スポーツや旅など、シーンを広げて活用したい。
安心&快適な吸収構造
約30mlの経血を吸収するクロッチは4層構造。肌面はやや起毛していて、やさしいタッチ。内側に吸水層と防水層があり、どちらも抗菌防臭素材を採用している。いちばん外側がドライナミック メッシュ素材だ。経血をしっかり閉じ込めながら、ムレを逃がしてくれるのもアウトドアにはうれしい機能。
私たちが使ってみました!
- 山と溪谷社 川原田 喜子
- かわはらだ・よしこ/本記事の編集担当。大学でワンダーフォーゲル部に所属。最近は旅行を兼ねて各地の山に登るなど、夏山縦走を中心に登山を楽しんでいる。昨年夏に念願の大キレットをようやく踏破。
- 登山ガイド 岩田京子
- いわた・きょうこ/日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド。国内の山でのガイディングのほか、海外の登山ツアーの添乗にも携わる。「自身ががんばることでお客様と刺激し合える」と5座の8000m峰に登頂。今年は6座目をめざしている。
- 読者モニター 秦 智子
- はた・ともこ/トレイルランで山に魅了され、山の近くに移り住み、深く、広く山のアクティビティを楽しんでいる。雪山やクライミングに世界を広げつつ、トレイルレースで優勝する強者。この冬は地蔵尾根から仙丈ヶ岳に登頂した。
登山と生理、みんなの「ちょっと困る・・・」はどんなこと?
- 川原田
- 山と溪谷社の川原田です。今回はドライナミック メッシュ アブソーベント ショーツのトライアル企画に参加していただき、ありがとうございます。はじめにおふたりの山行スタイルを紹介していただけますか?
- 岩田
- 登山ガイドとして、ほぼ毎日お客様と山に登っています。一般登山道を楽しく、安全に歩くことをテーマに数百メートルの低山から富士山まで、全国津々浦々へ。添乗員という形でネパールやキリマンジャロへのご案内もしています。
- 川原田
- 8000m峰も登っているのですよね?
- 岩田
- はい、これはプライベートで。お客様のがんばっている姿に触発されて、1年の集大成として取り組んでいます。今年も4月にマカルーに挑戦します。
- 秦
- 私は山にいるのが好きで、少しずつ世界を広げているところです。マラソンからトレイルランを始めたことがきっかけで山に通うようになって、そこから登山、クライミング、雪山へ・・・。家も山の近くに引っ越して、週4くらいで走ったり、歩いたりしています。
- 川原田
- 私は父が山好きだったので子どものころから登っていますが、登山歴というと大学のワンダーフォーゲル部からかな。景色のいい山の上を歩くのが好きなので、夏の縦走がいちばん楽しみ。いろいろな地方の山に登る旅も好きですね。ところで、おふたりは山行を計画するときに生理を避けたりしますか?
- 岩田
- 仕事ということもありますし、来るものは仕方がないという感じです。ナプキンとタンポンを併用することが多いのですが、どうしてもナプキンがムレますね。それがいちばん気になります。あと、擦れるのが。
- 秦
- そう、擦れて痛くなりますよね。登山だと経血だけでなく、汗も吸うのでナプキンがタプタプになったり。私は多い日は泊まりを避けて、日帰りでも短めの行程にしていますね。
- 川原田
- 私も生理を気にしすぎずに計画を立てますが、数日の縦走となると持ち歩くナプキンのかさも相当ですよね。心配だから許容量が多いものを持ちたくなるし。ふつうのサニタリーショーツは漏れをふせぐためのコーティングで通気性が低いのも山ではツライな、と。
初めての吸水サニタリーショーツ。快適さにうれしい驚き!
- 川原田
- おふたりは吸水タイプのサニタリーショーツを使ったことは?
- 秦
- ないです。
- 岩田
- 私も。最初はちょっと勇気がいりますよね。で、ショーツを受け取ったあと、クロッチに30㎖の水を垂らしてみたんです。
- 川原田 秦
- わぁ、さすが!
- 岩田
- 水がすーっと吸収されていって、肌戻りも気にならなかったですね。でも、まぁ、最初は念のため経血が少なめの3日目に日帰りツアーではいてみました。ナプキンのムレがほんとうにいやだったので、ちょっと楽しみで。ふふふ。
- 川原田 秦
- それで?
- 岩田
- 「あれ、生理中だったっけ?」というくらいムレなくて快適。ナプキンにありがちなズレや密着する不快感もなくて、そうだな・・・、フリーダムなかんじ。
- 秦
- 私は生理とタイミングが合わなかったのですが、箱根の外輪山を10 時間くらい走ってきました。最初に見たときはクロッチが厚いかなと思ったのですが、はくと全然気にならなくて、肌ざわりがすごく柔らかい。あと、クロッチの幅があるのがいいですね。もものほうに少し折り返すかんじ。足さばきもストレスフリーで。
- 岩田
- 私もそう思いました。折り返すところの生地が薄くなっていて関節に食い込まないのも、よく考えられているなぁ、と。
- 川原田
- 私は山で使ったのが生理の終わりかけで・・・。汗っかきなのでドライナミック メッシュの快適性は実感できたのですが、もっと試したくて下界ではありますが2日目にはいてみました。
- 岩田 秦
- さすが、編集者魂ですね!
- 川原田
- 出血がピークのときに8時間くらいはいたのですが、肌触りがやわらかくて、こすれないのでナプキンより快適でした。時間がたってもさらっとしていて、経血が漏れることもなかったです。強いて言えば、トイレではきなおすときに少しひんやりするけれど、それも気にならない程度。
- 秦
- それなら、2日目の山でも使えそう。
- 川原田
- 個人差はあると思いますが、1日の行動なら充分な吸水量だと思います。日常的に使うことでカラダにも環境にもやさしい生活ができそう。
「始まりそうで心配・・・」な日から使ってみよう
- 秦
- 家で使ってみたり、徐々に慣れていくのはいいですね。登山のときはタンポンのバックアップにはくとか。
- 川原田
- 「生理が始まるかも」と心配なときもよさそう。ナプキンを使うのはわずらわしいけれど、このはき心地なら普段と同じように過ごせるし。
- 岩田
- それ、いいですね! エベレストに登ったとき、ベースキャンプで生理になったのに、登頂日にまた生理になったんです。1週間ほど前になったばかりだったので、なにも用意がなくて・・・。そこにあるものでなんとかしましたが、このショーツがあればね。
- 川原田
- 疲れや標高、緊張のせいなのか「あ、きちゃった」はありますね。だから、予定期間でなくても生理用品を持って行こうとか、もやもやと心配しながら歩くストレスがこの一着で解消できるのは、すごくうれしい。
- 秦
- 予定になくてもバックパックに入れておけば安心かも。私はいつもドライナミック メッシュ ショーツをはいているんですが、買い換えるときは全部こっちにしてもいいくらい(笑)。
- 岩田
- ドライナミック メッシュとサニタリーショーツがひとつになっているのも大きいですね。生理中だからドライアンダーをあきらめて、サニタリーショーツの守りを取るのではなく、両方の機能を一着で得られるという。
- 川原田
- ですよね。登山に汗はつきものですし、生理で失敗はしたくない。ナプキンの存在感がない軽やかさが想像以上で、吸水サニタリーショーツの実力に驚きました。
- 秦
- 私もいろんな場面で試すのが楽しみになってきた。長いトレイルレースにも使ってみたいな。
- 岩田
- 2日目の量が多い日でもクライミングをするんですが、マルチピッチだとなかなかトイレに行けなくて。でも、このショーツならタンポンと組み合わせれば吸水量も安心だし、動きやすい。ナプキンは足を高く上げたときにズレてひやひやするので、使わなくていいのは大きいな。
- 川原田
- まとめると、始まりそうで心配な日から取り入れて、少しずつ量の多い日、ハードな活動に使ってみるということで、ウェアリングのリストに追加決定でしょうか?
- 岩田
- ですね!
- 秦
- オッケーです!
ショーツだけじゃない、ドライナミック メッシュのすごさ
- 川原田
- 私はドライナミック メッシュの製品を使うのは初めてだったのですが、おふたりは?
- 秦
- 私は山に行くときはもちろん、ロードを走るときも着ています。ロードやトラックをバンバン走るときはバストの振動が大きいこともあって、タイトなスポーツブラとドライナミック メッシュのメンズのノースリーブを組み合わせていましたが、今回カップ付きのタンクトップを使ってみて、山ではこっちだな、と。
- 川原田
- やっぱり一着になっていたほうが?
- 秦
- 軽快で快適ですね。トレイルランは歩いている時間もありますし、振動もロードほどではないので。あと、肩の部分の幅が広いのも好きなポイント。細くて厚みがあるものだとバックパックが重いときにショルダーベルトの圧で痛くなるのですが、このデザインなら安心です。ショーツもずっとドライナミック メッシュを愛用しています。
- 川原田
- ドライナミック メッシュを選んだ理由はありますか?
- 秦
- ほかのブランドも着たことがありますが、ドライナミック メッシュはストレッチ性が高くて、体にぴたっとフィットするかんじが好き。肌触りもいいし。
- 岩田
- 私はお腹が冷えやすいので、ドライナミック メッシュのタンクトップに助けられています。なんだか、ブラだけだと不安で。あと、タイツもおすすめですよ。汗をかくと生地が肌に張り付いて脚が上げにくいのですが、ドライナミック メッシュのタイツをはいているとさらっとスムーズに上がる。
- 川原田
- メッシュに厚みというか、カサがあることで空間ができるところがミソ?
- 岩田
- そうですね。空間があって張り付かないから風通しがいいですし、逆に冬はデッドエアとして自分の熱をためてくれて温かい。冬山は気温が低いなかで、ときには夏山以上に汗をかくので汗冷え対策が難しかったりします。ドライナミック メッシュは欠かせませんね。
- 川原田
- おふたりともすごいヘビーユーザーですね。
- 岩田
- ツアーのお客様に装備の案内をするときも、アンダーウェアの大切さは一番に説明します。これは命を守ることだからと。バックパック、登山靴、レインウェアと一緒にそろえるように。もう4種の神器ですね。女性同士なら、こういうのだよってウェアの下に着ているのを見せたり(笑)。山道具屋さんで「網みたいなメッシュの」って言ってみてとか。
- 川原田
- 私は今回初めて着て、そして、おふたりのお話を聞いて「ドライナミック メッシュ、すごいな」と思いました。これから大好きな夏の縦走シーズンに向かうので、たくさんの山行をともにしたいです。おふたりとも、ありがとうございました。
- 岩田 秦
- ありがとうございました。
お手入れ方法
最初にクロッチの吸水部分を水で手洗いして経血を流す。このときお湯を使うと経血が固まってしまうので、必ず水で。そのあとは洗濯ネットに入れて、普段どおりに洗濯機で洗ってOK。吸水力の低下を避けるため、漂白剤、柔軟剤は使わずに。乾燥機は使わず、自然乾燥させよう。
商品情報
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ウィメンズ ドライナミック メッシュ タンクトップ
- 価格
- 6,600円(税込)
- サイズ
- SAB、SCD、MAB、MCD(EUROサイズ。Sが日本のMサイズに相当)
- カラー
- ブラックノワール(写真)、ライトグレーなど全4色