全国には、ゲンのいい名前の山は数あるが、優れた景観や眺望、ルートの歩き応えなど
この夏におすすめの名峰を紹介しよう。
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中央アルプス北部、木曽駒ヶ岳の南側にある岩峰。麓の駒ヶ根からも天を衝くように尖った様子はよくわかり、その姿はまさに「宝剣」を思わせる。別名は剣ヶ峰、錫杖岳。駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅から至近距離にあるが、花崗岩でできた山頂を南北に貫く登山道は非常に険しく、毎年、重大事故も発生している。それだけに多くの登山者の挑戦心をかきたててくれる山だ。
千畳敷駅から稜線に登り、宝剣山荘へ。山頂はもう目の前だ。宝剣岳は千畳敷駅から最も近い山で、所要時間は往復2時間弱。山荘から山頂までは難所の連続で、ヘルメットは必携。木曽駒ヶ岳と併せて登る、1泊2日プランもいい。
言わずと知れた日本最高峰。浅間大神が鎮座する霊峰で、世界遺産でもある。昔から紙幣の図柄の定番で、現在の千円札に使われるほか、2024年に刷新される新札でも千円札に葛飾北斎「富嶽三十六景」の絵が採用される予定だ。
富士山の南西部には宝永山という火口があり、これまたおめでたい名称。そこで、日本最高所の宝くじ売り場がある吉田口五合目から出発し、山頂からは御殿場ルートで下山。途中で宝永山に立ち寄って、二重に縁起を担ぐのもおすすめだ。
日本百名山として有名な甲武信ヶ岳(2475m)のすぐ真北にあり、実は甲武信ヶ岳よりも標高が高いという埼玉県の最高峰。三角点も甲武信ヶ岳ではなく三宝山に置かれている。山頂は樹林帯で眺望は得られないが、三宝岩まで少し下れば南側が開ける。
三宝山自体は地味な印象が否めず、やはり甲武信ヶ岳とセットで登りたい。体力的に楽で時間もかからないのは、北側の毛木平の登山口を利用し、反時計回りに甲武信ヶ岳から三宝山へ向かうルートだ。途中には信濃川の水源があり、おいしい水も味わえる。
飯豊連峰の主峰・飯豊本山から北に延びる大嵓尾根に位置している岩山。針葉樹が少ないこの山域では珍しく、周囲にはコメツガなどの樹林が発達し、独特の雰囲気を醸し出している。山頂までは難路が続き、訪れる人は少ないが、静かな山歩きを楽しめる穴場だ。
南北に延びる大嵓尾根は長大で、麓からの日帰り往復は困難。それよりも中津口や川入から入山し、本山小屋などに宿泊しつつ、飯豊本山から往復するのがよい。しかし迷いやすい場所もあり、自信がないなら無理をせず、本山から眺めるだけでも楽しめる。
西日本の名峰・大山の南東にある小さな山。昔から信仰の山として知られている。縁起のよさは山名だけでなく、山麓に立っているのはその名も「金持神社」。武将・金持景藤に由来し、読みは「かもち」ではあるが、金運上昇のスポットとして有名だ。山頂からは大山の眺望もすばらしい。
山頂の西側の歴史民俗資料館付近から登り始め、山頂までは標高差800mを往復4時間弱。途中の道筋ではブナの原生林やクヌギが美しい。金持神社は登山口から2㎞以上離れた車道沿いだが、無理なく歩いて行ける範囲である。
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