【キーン】ターギーⅡミッド モニタープレゼント企画
モニターレポート01
柔らかい天然皮革を使用していて、履いた瞬間から足に馴染む。
手軽かつ快適で、日帰り登山、フェスやアウトドアアクティビティにも最適。
原 隆太 さん(30代男性、登山歴10年)
登った山域:新潟県・五頭山(日帰り)
01
馴らし履きしなくても、足にしっくり馴染んで、安心感がある。
気温30℃を越す中での登山でも、靴の中は蒸れずに快適。

 7月12日、雨の日も雪の日も何度も登っている新潟県阿賀町五頭山の、通称「出湯コース」に行きました。普段は片足1500gの重登山靴で登っていましたが、今回の「KEEN ターギーⅡWP ミッドカットモデル」は半分以下の約600g(29cm)です。

 その日は登山口ですでに30℃は超えているような快晴。厚手のウールの靴下を一枚履き「KEEN ターギーⅡ WP」に足を入れました。自分の足は幅広ですが、履き口は広く履きやすかったです。そして足にしっくり馴染む感じがしました。一方で堅牢なアッパーレザーによって適度な硬さもあり、安心感もあります。そして紐を縛るとヒールロックシステムによってしっかりとホールドされていることがわかります。馴らし履きせずいきなり登山に来てしまいましたが、まったく不安を感じることなく登山を開始しました。序盤の美しい杉の林の登山道を抜けると軽い岩場に出ましたが、路面が変わっても衝撃の吸収、グリップのよさは変わりません。

 2時間ほどで頂上へ。そこからは日本海そして佐渡島が一望できました。何度もこの山に登りましたが、今までで一番の絶景を堪能することができました。山頂にて1時間ほどゆっくりと休憩をとり、登りよりも少しきつめに紐を縛り下山。登り以上にグリップ力、フィット感が要求される下りですが、まったく問題なし。斜めにカットされた履き口も動きやすかったです。気温30℃を越す中、およそ4時間の登山。いつもの重登山靴では靴の中は蒸れ、場合によっては血豆などができるかもしれないのですが、そんな気配は全くなく快適でした。


     


フットベッドはクッション性や快適性が高い。
履き口が大きく開き、着脱が非常にスムーズ。斜めのカットで動きやすい。

 「KEEN ターギーⅡ WP」は柔らかい天然皮革を使用しており、履いた瞬間から足に馴染みます。一方で普段はいている登山靴に比べ柔らかいため、岩場等の硬い地面での下り時に若干弱さを感じましたが、日帰り登山でのザック重量では全く問題ないと思います。剛健なアッパーレザーの安心感もあります。普段の登山靴では数千円する別売りのフッドベットを敷いて履いていますが、「KEEN ターギーⅡ WP」のフットベッド(インソール)はそれに匹敵するほどのクッション性や快適性が感じられました。ポリウレタン製なのでメンテナンスも容易です。

 履き口が大きく開き、着脱が非常にスムーズ。斜めにカットされていて大きな動きにもストレスは感じなかったです。自分の足は幅が広いのですが、爪先はストレスを感じないサイズ感です。ヒールロックシステムは靴紐を縛るだけでホールド感がアップし、履き心地が向上してたいへん気に入っています。また靴紐の形状も波打っており緩みにくくなっていて使いやすいです。

 「KEEN ターギーⅡ WP」はザック重量8kg以下で、~6時間程度の日帰り山行、または長時間のハイキングに特に合っていると思います。デザインもよいのでほかのアウトドアアクティビティ、フェスなどにもよさそうです。普段はいている靴は、日帰り登山では明らかにオーバースペックで手軽さがなかったのですが、「KEEN ターギーⅡ WP」を使用することで手軽かつ快適に山を楽しむことができると思います。今後、日帰り登山やロングトレイルで活躍してくれること間違いなしです。


     


● Check Point
  • 幅広の足でも爪先にストレスを感じない。
  • 堅牢なアッパーレザーは適度な硬さがあり、それが安心感につながる。
  • フットベッドのクッション性や快適性が高く、メンテナンスも容易。
モニターレポート02
フィット感、ホールド感がよく、疲れやストレスを感じない。
足首のあたりのクッション、爪先が詰まらない適度な広さは非常に快適。
芽実 さん(30代女性、登山歴4年)
登った山域:カナダ・レイクオハラ周辺(日帰り)、レイクルイーズ周辺(日帰り)
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最初に足を入れた瞬間から圧迫感のない適度なフィット感、安心感がある。
重さも感じないほど、自分の足と一体化して、疲労感がない。

 7月14日、15日に、カナダ・レイクオハラ周辺とレイクルイーズ周辺を歩いてきました。2日間とも、整備されたハイキングルートを現地ガイドとともに、山というより、湖を中心にゆったりと渡り歩き、美しい氷河湖を見下ろすために軽い山に登るというものでした。

 1日目のスタートは、モミや唐松の林の中、苔蒸した緑のベッドが所々に広がり、高山植物が要所で彩る素敵な散歩道。その後、シェーファーレークやレイクオハラなど湖を見下ろせる場所まで、一部ガレ場や岩場を登ります。森林限界を超えているので視界は開けていました。次はレイクマッカーサーに向かって、緩やかな登り。途中、ガレているところがあっても道は整備されているので、特に危険個所もなく非常に歩きやすかったです。最後は、両側を高山植物が彩る草原の道をレイクマッカーサーまでゆったり歩きました。そこからはピストンしてレイクオハラまで。登りはじめは曇りでしたが、途中、小1時間ほど小雨が降りました。

 2日目は、登り口から30分ほどは舗装された道で、少し傾斜はあるものの、ゆっくり話をしながら歩ける程度。やっと舗装がなくなり土の道となりましたが、雨の後であっても、少し水たまりがある程度で、避けて歩くのも容易です。緩やかな登り、途中に階段がありますが、「しんどいな」と感じる程の勾配もありません。そこから、ゆったりしたつづら折れを登ります。さらに進むと大展望あり! その後、レイクアグネスまではピストンで戻りました。そのころからパラパラと雨が降り出し、雷も鳴りはじめ、最後の1時間半は大雨のなか帰りました。

 実は「KEEN ターギーⅡWP ミッドカットモデル」を日本で試し履きする余裕がないまま現地に入ってしまったのですが、最初足を入れた瞬間から圧迫感のない適度なフィット感、足全体をホールドしている安心感、柔らかい履き口に大満足。重さも感じないほど、自分の足と一体化してくれていたように思います。1日目7時間、2日目6時間半で、ゆっくり長時間のハイキングでしたが、不思議なくらいに足の疲労感もなく、もちろん筋肉痛も起こさず、履き心地に関してパーフェクトだったと思います。


     


足の1か所に負担がかかることはなく、足全体で均一に支えられるフットベッド。
ヒールロックシステムで踵のホールド感が増し、フィッティングがアップ。

 天然皮革を採用したアッパーは、非常にフィット感がよいです。歩行時、足の動きが縛られている感じがなく、屈曲もしやすいためストレスなくいられました。ただ、通気性に優れたメッシュ素材を適所に配置されており、防撥水スプレーをしていたのですが、大雨でそこから少し水が入ったようで少し靴下がしっとりしてしまったのが残念な点でした。また、立体成型されたフットベッド(インソール)は非常に快適です。足の形にフィットしていて疲れを感じにくかったです。程よいクッションがある感じで、足の1か所に負担がかかることはなく、足全体で均一に支えられる状態にしてくれているように感じました。爪先は適度に広いので爪先が靴で圧迫されることはまずありません。私の足には非常にあっていたと思います。

 グリップ力もよいので滑ったりすることはなく、安心して動けました。アウトソールは今まで私が使用したものと違い、足の形に合わせた靴の溝が美しく配置されているのはもちろんのこと、溝自体の幅が少し大きめ(横幅は1cmほどの広さがあったり、深さは3~4mm?)のため、カナダの乾燥した砂地という場所柄もあるかもしれませんが、小石が挟まってしまったり、土で埋まってしまうことがなかったです。足裏のグリップを高めるゴムソールがランダムな形なのが、砂や土に上手く埋もれない秘訣なのかもしれません。登山後のお手入れも簡単だと思います。

 ヒールロックシステムの、シューレースを締め上げると、踵のホールド感が増すというのは本当でした。フィッティングが向上している感じを正に実感しました。履き口は非常にソフトで、動きやすいです。足首近くのフックが1つだけのため、非常に楽に履けます。普段、山歩きの時にこれほど楽に履ける靴を履いたことがないので、不思議な感じがしました。ただ、私のくるぶし2、3cm上まで覆うくらいで、ミッドカットでも少し短い気もします。完全に足首を固定するには足りないかも。また、靴ひものクロス数がとても少ない(5回)ため、締めて圧迫感がなくストレスがないのでよいなと感じる反面、もう少し足首を固定したいという相反する気持ちになりました。

 「KEEN ターギーⅡ WP」はちょっとしたハイキング、雑誌でよく取り上げられるような比較的メジャーな山に適しています。今回私が行ったカナダのハイキングでは快適に過ごすことができました。トレッキングシューズ初心者が一般の人が登るメジャーな山で履き始めるのにもGOOD(関西でいうなら、六甲山や金剛山、生駒山などなど)。あまり荒れた山には少し心もとなさもあるかもしれませんが。アップダウンや川渡り、ガレ場、雨などがないシチュエーションであれば、行き帰りの道中も締めつけ感なく、非常に快適に過ごせる靴だと思います。


     


● Check Point
  • アッパーは、非常にフィット感がよく、足の動きが縛られている感じがない。
  • フットベッドは足の形にフィットしていて疲れを感じにくく、非常に快適。
  • アウトソールに小石が挟まってしまったり、土で埋まってしまうことがない。
モニターレポート03
足形や履き口に工夫があり、爪先や足首に痛みがない。
足に合う靴を履くことの満足感を感じられる。
西村けい子 さん(50代女性、登山歴15年)
登った山域:早池峰山(日帰り)
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天然皮革を使った堅牢さがあるのに、軽い点がうれしい。
グリップ力がよく、安心して木道、岩場を歩くことができる。

 7月16日に、早池峰山の小田越コースをピストンしてきました。約4時間の山行でした。花の名山として名高い早池峰。多くの人が登っていました。このコースは、木道、樹林地、岩場、はしごなどバリエーションに富むルートで、楽しい山歩きを堪能できます。午前中は曇天で、途中ガスが出た時間帯もあり、頂上では展望がありませんでした。下りでは雲が切れ、青空が見えました。また、高山植物が数多く見られ、イワカガミ、チングルマ、ヨツバシオガマ、ハヤチネウスユキソウ、ウサギギクなど登山者の目を楽しませてくれました。

 皮革素材を使用しない軽い登山靴が多いですが、「KEEN ターギーⅡWP ミッドカットモデル」は天然皮革を使ってこの軽さの上に堅牢さを備えていることがうれしいです。足運びに何ら問題なく快適に歩くことができました。下ろしたての登山靴にいちばん感じるのはグリップ力ですが、「KEEN ターギーⅡ WP」の場合も同じで、安心して木道、岩場を歩くことができました。


     


トゥガードと適度な広さの爪先で、下りが続いても足先が痛くならない。
履き口の斜めカットや柔らかいフィット感で、足首に痛みを感じることがない。

 今回の使用でいちばん感激したのが、トゥガードと適度な広さの爪先。足を入れてすぐに足型がピッタリ! と感激。ふだん下りが続くと足先が痛くなることが多いのですが、それを一切感じなかったのはとてもうれしく、ストレスフリーで歩くことができました。それに、立体成型されたフットベッド(インソール)は、足底から感じる安定感に安心して山歩きを楽しめます。

 ヒールロックシステムは、最後に靴ひもを締め上げた時に、踵側からサイド、フロントに向かってホールドされる感覚があり、今までの靴にないフィット感かも。靴のなかには、歩いていて履き口が足首に当たり、痛みを感じることもあります。その点、「KEEN ターギーⅡ WP」は、斜めカットや柔らかいフィット感など、嬉しい配慮を感じます。

 「KEEN ターギーⅡ WP」は、低山のハイキングはもちろんですが、私的には12キロ程度のザックを背負って、日帰り、1泊、2泊程度の山行で、どの程度歩けるかを試してみたいと思います。すでにタウン用でKEENの靴を愛用しているので、今回もその期待を裏切らなかったです。足に合う靴を履くことの満足感を持てる幸せを感じました。


     


● Check Point
  • 天然皮革を使って堅牢なのに軽いので、足運びに問題なく快適に歩ける。
  • 立体成型されたフットベッドは、足底から安定感を感じられる。
  • ヒールロックシステムは、踵側からサイド、フロントに向かってホールドされ、今までの靴にないフィット感がある。
モニターレポート04
ローカットなのに、くるぶし部分から踵まで非常に柔らかく、ストレスを感じない。
「KEEN ターギーⅡ WP」は足にぴったりなのに、靴の中で指を動かす余裕もある。
ヒロヒロ さん(30代女性、登山歴8年)
登った山域:中山寺奥の院・中山最高峰(日帰り)、奈良県・音羽三山(日帰り)
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履き口が軟らかくて、スニーカー感覚で履ける。
天然皮革を使用しながらも、軽さや屈折のしやすさに優れている。

 7月19日(火)に中山寺奥の院・中山最高峰(兵庫県宝塚市)、21日(木)に音羽三山(奈良県)に行きました。両日とも晴れで、気温30℃を超える中、約4時間半の山行でした。

 中山寺奥の院・中山最高峰は住宅街に近く、標高も500ⅿ弱と低いけれど、小石がコロコロしていたり、登り始めは緩やかではあるけど登りが続いたりと、面白いルートです。自宅から一番近く、登山者も多いので、六甲縦走の練習などのため、普段から1人でよく登っている山です(当日は母とゆっくり登山でした)。

 音羽山は、音羽観音までは急坂の林道を1時間弱行き、そこから山道を40分。かなりの急坂で、木の根っこも多く少し歩き難い感じでしたが、遠くにダイヤモンドトレールが一望できるポイントもあります。アップダウンを繰り返して進むと経ヶ塚山。そこからは、急坂を大きく下り、再び登り返すと熊ヶ岳山頂。またもや急坂を下ったりとアップダウンを繰り返し、大峠へ。その後は、舗装された林道を1時間下りますが、濡れた道も多く、滑りやすい状況でした。全体的に低い山ではあるけれど、三山巡りなのでアップダウンも多く、登りごたえのある行程でした。

 「KEEN ターギーⅡWP ローカットモデル」は履き口も軟らかくて、足首をぐるっと回しても痛いところがなく、スニーカーを履いているような感覚で使えそうです。これまで、夏山縦走でも使用可能な靴底の堅いミッドカットタイプを普段から使っていたので、近郊への日帰り登山は舗装道路も多く、疲れを感じていました。また、経験豊富な山仲間から、「ローカットは動きやすいよ」と言われていたので、気になっていました。ここ数年、毎年六甲縦走に参加していますが、1日で50㎞以上歩く行程で、いつも途中から靴の重さ、圧迫感を感じていました。「KEEN ターギーⅡ WP」は天然皮革を使用しているけれど、防水処理をしたメッシュ素材も使い、軽さや屈折のしやすさに優れている点、また、爪先にも余裕があって、足指のストレスなく動かしやすい点がとても気に入りました。


     


靴紐を締めると、足にピッタリなのに、指先には余裕があり、疲れを感じない。
靴の中で指を動かす余裕もあり、踏み込んだ時など力を入れやすい。

 両日ともお天気がよかったのでアッパーの防水性はわかりませんが、屈折のしやすさはとても感じました。皮革の裁断方法の為か非常に曲げやすく、爪先を立ててグニッと曲げても全く違和感がありません。

 フットベッド(インソール)はクッション性があり、フィット感がとてもよいと感じました。普段は別売りのインソールを使っていますが、これなら必要ないと思います。靴紐をしっかり締めると、私の足にはピッタリ! でも指先の余裕はある感じで、初めて履いたのに疲れは感じませんでした。私の足は、浮かせて測ると足幅は広くないけれど、地面に立つとぬちゃ~と広がり、指の付け根のアーチがあまりないタイプなので、靴探しはいつも苦労しています。「KEEN ターギーⅡ WP」は、爪先部分に適度な広さがあるので、私の足にぴったり。靴の中で指を動かす余裕もあり、踏み込んだ時など力を入れやすいです。

 また、アウトソールには切れ目があるので、曲げた時にもストレスを感じず、思うように足を動かすことができました。石がころころしているところでもしっかりグリップが効き、歩きやすかったです。

 ヒールロックシステムは初めての感覚でした。靴紐を締め上げると踵部分がきゅっと締り、安定感があります。ローカットでもぴったりフィットしているので、下り道でも足がずれることなく歩きやすいです。ローカットは初めてですが、これまで試し履きしたローカットモデルは履き口が堅く、歩くと痛い感じがありました。やっぱりミッドカットの方がよいんだな~と諦めていましたが、「KEEN ターギーⅡ WP」はくるぶし部分から踵まで非常に柔らかく、ストレスを全く感じません。

 「KEEN ターギーⅡ WP」はローカットモデルなので、普段の日帰り登山にもってこいだと感じました。屈折しやすいので、石がごろごろしているようなコースでも歩きやすいと思います。普段の日帰り登山や六甲縦走など幅広く使いたいです。今年も六甲縦走に参加できるなら、ぜひ「KEEN ターギーⅡ WP」を履いて、ゴールまで軽やかに歩きたいと思います。


     


● Check Point
  • アッパーは非常に曲げやすく、爪先を立ててグニッと曲げても全く違和感がない。
  • 切れ目があるアウトソールは、曲げた時にストレスがなく、思うように足を動かせる。
  • ヒールロックシステムは靴紐を締め上げると踵部分がきゅっと締り、安定感がある。
モニターレポート05
足入れのよさで履き替えがスムーズで、ザックに収納しやすいので、
沢登りやクライミングのアプローチ、日帰り登山に最適。
ヤマヤ70kg さん(40代男性、登山歴5年)
登った山域:奥多摩・水根沢谷(日帰り)
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アッパーの表面は硬いが、内側は柔らかい。
水の中に入れても、水が中には染み込んでこない防水性の高さ。

 奥多摩・水根沢谷に行きました。沢登りで、行きは沢履き、帰りに「KEEN ターギーⅡWP ローカットモデル」を使用しました。今回は、水根沢キャンプ場から半円の滝の先の林道合流点までの沢登りでした。なだらかな登山道で道幅が狭い所が時々ありますが、特に注意するところのないルートです。天気は晴れ時々曇り、気温25℃で、約6時間の歩行でした。滝が出てくる度にヘツリでドボンが楽しくて何度か泳ぐことになり、その度に笑いが起こる楽しい沢旅になりました。

 「KEEN ターギーⅡ WP」を使ってみると、アッパーの表面は硬いですが、内側は柔らかくて気になりませんでした。試しに水の中に入れてみたが、中には染み込んできませんでした。硬すぎて紐での調整がしづらいのが欠点かな。


     


アウトソールは、曲がって欲しい所が適度に曲がって歩きやすい。
トゥガードは丈夫な印象で、爪先部分は指に当たる感覚がなく、余裕がある。

 フットベッド(インソール)は幅が広い感じで、日本人には合うのではという印象を受けました。アウトソールについては、硬い靴が好きなので大変よいと感じました。指先まで硬いのではなく曲がって欲しい所が適度に曲がるので歩きやすいです。

 履き替えが多い山行でしたが、ローカットタイプなのと足入れのよさで履き替えがスムーズでした。トゥガードはかなり丈夫な印象を受けました。爪先部分は指に当たる感覚もなく、適度な余裕もありました。

 「KEEN ターギーⅡ WP」はローカットモデルなのでザックに収納しやすく、沢登りやクライミングのアプローチや日帰り登山に最適だと思います。クライミングの前に滑りやすい靴でアプローチ道を歩くと、1日中脚が信用できずにクライミングにも影響してしまうので、履き替えがしやすいローカットを探していました。ただ、靴紐で調整できる部分がもう少しあるとよいのかなと感じました。


     


● Check Point
  • フットベッドは幅が広い感じで、日本人には合う。
  • ローカットタイプで足入れがよいので、履き替えがスムーズ。
  • 爪先部分は指に当たることなく、余裕がある。
モニター募集商品

キーン「ターギーⅡミッドWP」と
「ターギーⅡロー WP」の
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ターギー Ⅱ ミッド WP(Men)
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ターギー Ⅱ ロー WP(Men)
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ターギー Ⅱ ミッド WP(Women)
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ターギー Ⅱ ロー WP(Women)