Course1
癒やしの
再度山・布引ハイク
水と歴史の六甲を散策
歩きやすさ ★★★

※「歩きやすさ」は標高差や距離、道の状態を考慮して設定しています。マークが多いほど、初心者でも歩きやすいルートです。

修法ヶ原池越しに望む再度山

再度山の北にある再度公園は六甲山上きっての憩いの場。修法ヶ原池の周りにはベンチやテーブルがたくさんあって、お弁当を広げるのにもぴったりだ。

コースはいくつもあるが、神戸元町駅をスタートし、再度山中腹にある古刹、大龍寺への登拝道、大師道を登ってみよう。古くからある道なので安心して歩ける。兵庫県公館や県庁、相楽園を横目にまずは諏訪山公園登り口に。その上の金星台を経由して諏訪神社へ参ろう。登山道は諏訪神社本殿の左手に延びている。最初は登りだが、やがて道は水平になり、川沿いになる。ここからはコンクリート道。

江戸時代に造られた猩々池に出たら、アスファルト道を北へ。やがて登山道となって大龍寺の前の広場に出る。再度公園へは、そのまま北へ向かってもいいし、大龍寺を経由しても行ける。この辺りはスダジイの巨木が多いので樹木にも注目だ。

再度公園は紅葉の名所としても有名。ゆっくりと過ごしたら池の周りを半周し、蛇ヶ谷方面に向かう。蛇ヶ谷沿いに下ったら、六甲全山縦走路に合流して市ヶ原へ。桜茶屋の前で布引方面へ右折し、紅葉の茶屋の先で川沿いに下る。

見どころは、明治時代竣工の重要文化財、五本松堰堤と、平安時代からの名所、布引の滝。ここまで来たら、新神戸駅はすぐ。

大師道は渓谷沿いの穏やかな道だ
毎日登山の記念碑がある大龍寺参道
紅葉の茶屋の先で、分岐を右に下り川沿いへ
市街地からすぐ! 布引の滝を楽しむ

新神戸駅のすぐ裏、駅から15分もあれば到着するのが、和歌にも詠まれた名勝、布引の滝。上から雄滝、鼓滝、雌滝と続く。見ごたえがある雄滝の上には雄滝茶屋があり、いっぷくできる。コースのフィナーレにふさわしい。

計画をたてる

コースタイム:
約3時間10分
歩行距離:
約8km
行程:
元町駅→諏訪山公園→再度山(大龍寺)→修法ヶ原池→︎市ヶ原→︎布引の滝→︎新神戸駅
Advice
諏訪山公園は明治時代に金星の観測が行なわれたので金星台と呼ばれる。近くの丘の上には勝海舟ゆかりの海軍営之碑もあり、歴史ファンにはうれしい。コースに危険箇所はないが、再度公園周辺は道が入り組んでいる。蛇ヶ谷への入口は、公園南の道路の東側にある。ちなみに再度山の名の由来は、弘法大師が唐に渡る前に訪れ、帰朝してから再び訪れたことによる。

写真・文・監修=加藤芳樹、イラストレーション=中村隆、
地図製作=アトリエ・プラン


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