これぞモンチュラの真骨頂。シビアなルートも視野をキープして安全に行動できますね
腕を曲げてもつっぱる感じがありません。洗練された造形には美しさすら感じます
ファスナーがショルダーハーネスに干渉しないのがいい。これなら瞬時に蒸れを解消できますね
現場からの声を大事にしないと、こういう工夫は生まれません。モンチュラらしいデザインです
装備を削ってバックパックをサイズダウンしたとき、この収納サイズはありがたいです
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徹頭徹尾、理想を貫き通すことは難しい。道半ばで市場のトレンドに流されてしまう企業は少なくない。しかし、そのジンクスに抗うことで人気を獲得したブランドがある。それがイタリアを拠点に高機能ウェアを展開する「モンチュラ」だ。
本国を中心に40店舗以上の直営店を経営するこの一大ブランドは、今年で創業から20周年を迎えた。年を重ねるごとに着実に規模を拡大させてきたが、モノづくりに妥協することは決してない。商品に対しては、フィールドで活躍するアルピニストの意見をもとに、機能はもとより、生地の重さやジッパーの位置まで、徹底的に理想を求める。そのためデザインから生産、販売までを、すべて社内で完結させる。過去にはアウトソーシングを試みたこともあったそうだが、要求が厳しすぎて相手が音を上げてしまったという。
その高いハードルを垣間見るのが、あまりに立体的な形状であり、ひとつのアイテムのなかに特徴が異なるマテリアルをいくつも使う、適材適所の生地使いだ。これこそアルピニストからの声をデザインし、商品に落とし込み、多くのエンドユーザーに届ける、モンチュラにしかできない提案なのである。
写真/小山幸彦(STUH) イラスト/清水将司 文/吉澤英晃
これぞモンチュラの真骨頂。シビアなルートも視野をキープして安全に行動できますね
腕を曲げてもつっぱる感じがありません。洗練された造形には美しさすら感じます
ファスナーがショルダーハーネスに干渉しないのがいい。これなら瞬時に蒸れを解消できますね
現場からの声を大事にしないと、こういう工夫は生まれません。モンチュラらしいデザインです
装備を削ってバックパックをサイズダウンしたとき、この収納サイズはありがたいです