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登山の帰りに一杯いかが? 勝沼の自然が育む甲州ワイン

日本のワイン発祥の地

日本でも有数のワインの生産地として知られる甲州市勝沼。明治10年に勝沼に造られた「大日本山梨葡萄酒会社」が、日本で最初のワイン醸造会社。勝沼は「日本ワイン発祥の地」と言われている。現在、甲州市内には40社以上のワイナリーがあり、それぞれに個性的なワインを醸造している。峡東地域内の山梨市、笛吹市にもワイナリーが点在する。

甲州ワインで主に使われているおもなぶどうは、白ワインは「甲州」、赤ワインは「マスカットベリーA」。醸造・貯蔵方法などによって異なるものの、甲州を使った白ワインは全体的に軽くさわやかな味わいであり、赤ワインも比較的渋みが抑えめでやさしい味わいが特徴だ。

ワイナリー巡りの楽しみも

峡東地域を訪れたら、ワイナリーでワインの試飲や工場見学を楽しみたいもの。飲食店や売店を併設する大規模なワイナリーから、家族経営の小さなワイナリーまでさまざまだ。ワイナリーマップを手にワイナリーを巡り、お気に入りを見つけたい。峡東地域の温泉宿に宿泊し、ワイン巡りとハイキングを組み合わせた小旅行を楽しむのもおすすめだ。