標高2578mは関東以北最高峰。
日本百名山の日光白根山へ

群馬県

栃木県

日光白根山

にっこうしらねさん

ロープウェイハイキング

美しい景観の日光百名山

栃木・群馬の県境に位置する日光白根山(標高2578m)は、「日本百名山」のひとつ。日光側からは最奥に位置し、独立峰で、雪を抱く姿から「白根山」の名がつきました。座禅山、五色山、前白根山などの複数のピークと、山上の五色沼、弥陀ヶ池、山腹の菅沼などの湖沼を抱く独特の地形が、美しい景観をつくっています。

ロープウェイを利用して誰でも山頂へ

近年、群馬県の丸沼高原側から日光白根山ロープウェイが運行し、標高2000mまで一気にアプローチできます。登山道がよく整備され、5~6時間で往復できるので、登山経験を問わず、初級者でも、ファミリーでも、安心して日本百名山の頂に立てるとあって、人気の高い山となっています。

コース

山頂駅七色平分岐日光白根山分岐弥陀ヶ池(往復)分岐七色平北分岐山頂駅

コースタイム:約4時間55分

日光白根山

日光白根山の秋

この山に多く見られたことから名付けられた「シラネアオイ」や、イワカガミ、ハクサンシャクナゲ、コマクサ、トウヤクリンドウなど高山植物が終わると、日光白根山にも紅葉シーズンがやってきます。紅葉時期は早く、例年9月中旬には葉の色が変わり始め、下旬には弥陀ヶ池や五色沼の紅葉がクライマックスを迎えます。

山頂駅から登山道に入り、シカよけの柵の扉を開けてさらに進んでいきます。樹林帯の中を緩やかに進み、次第に急斜面をトラバースしながら登っていきます。高山帯に入ると展望が開け、砂礫や草原の斜面を登ります。高度を上げると岩場が交じり、かつての火山活動の激しさを感じさせる地形となります。山頂からの眺めは抜群で、日光連山の男体山、女峰山、大真名子山、小真名子山や、中禅寺湖を望むことができます。

リラックス時間も楽しんで

下山して山頂駅に戻ったら、名前の通り空中に張り出すように作られている天空テラスの足湯(足湯の営業は10月19日で終了)でリラックスして帰るのもおすすめです。

日光白根山

丸沼高原
(日本製紙総合開発)

日光白根山

運行期間
2025年5月31日(土)~11月9日(日)
※今シーズンの営業は終了しました
料金
往復
大人2,500円・子ども1,000円
片道
大人1,800円・子ども600円
山麓駅標高
1400m(日光白根ロープウェイ山麓駅)
山頂駅標高
2000m(日光白根ロープウェイ山頂駅)
高度差
600m
全長
2500m
所要時間
約15分
定員
8人
アクセス
JR上越新幹線上毛高原駅から路線バス80分、もしくはJR上越線沼田駅から路線バス60分で鎌田。鎌田から路線バス20分で丸沼高原。
東武本線東武日光駅から路線バス85分で湯元温泉へ。湯元温泉から路線バス37分で丸沼高原(6月1日~10月26日 土日祝日のみ運行)。
  • バス運行期間は要確認
マイカー
関越自動車道沼田ICから国道120号経由で約50分
東北自動車道、日光宇都宮道路清滝ICから国道120号経由で約60分