ヤマケイオンライン 山と溪谷社

SPONSORED CONTENTS

山の道具研究所 くつした編 2018SS 山のオシャレを語るなら、まずはアウトドアソックスからだ、ぜ?

春の登山シーズンに向けて、
アウトドアソックスを大特集!

文 / 編集部 イラスト / ヨシイアコ

教えて! くつした先生

「登山用の靴下のおすすめを教えて!」、「手入れはどうしたらいいの?」、「自分の足に合った靴下はどうやって選んだらいいの?」など、事前に行ったアンケートで、読者からアウトドアソックスに関するさまざまなお悩みが届きました。

「教えて! くつした先生」では、くつした先生こと、さかいやスポーツ・シューズ館の斎藤勇一さんが読者の悩みに答えます。さて、今週はどんな悩みが届いたのでしょうか…!

斎藤勇一

教えてくれた人

斎藤勇一さん

東京・神田にある登山用品店「さかいやスポーツ」で、 登山靴や靴下、インソールなどの仕入れ販売を担当。
「脚のお悩みなら、おまかせください!」

今週の「教えて!くつした先生」

臭いにくいと聞き、ウールの登山用靴下を愛用していますが、登山後はいつもインソールがかなり湿っています。これは靴下が厚すぎるということでしょうか? 薄い靴下だとクッション性がないので不安です。

よっちい さんからの質問

インソールやソックスが湿っているのは、汗をしっかり吸収してくれている証しです! ソックスに「たくさん吸い上げてくれてありがとう!」と感謝しましょう。スペースが許せば、テント内や山小屋の部屋などに干してあげると翌日も快適です。ただ、干す場合は周りをよく見て迷惑にならない配慮が必要ですが…。

くつした先生からの答え

アウトドアブランドではない安いブランドのくつしたを履くのは、やはりかっこわるいですか?

みとうさんおとうさん さんからの質問

かっこわるくはないと思います。そこはファッションセンスで解決できると思いますが、登山やアウトドアで使うソックスに関しては、機能性がとても大事です。値段が安くても機能が伴っていれば問題ありません。あとは、あなたのファッションセンスで上手くカバーしてください!

くつした先生からの答え

登山靴の底が固くて足裏の骨が痛みます。分厚い靴下を履けば緩和されますか

おす さんからの質問

登山用ソックスに厚みがあるのは、靴底が硬い登山靴の履き心地の緩和が目的でもあります。ぜひ試してみてください。

くつした先生からの答え

これまでの「教えて!くつした先生」

もっと見る

いつも履いているメーカーと同じサイズの違うメーカーのソックスを買ったら、サイズ感が違いました。どうしましょう?

緑黄色野菜すき さんからの質問

編み方やソックスの作りは、メーカーごとに違います。同じメーカーの製品でも、パイルの目のつまり方が変わると、サイズ感に差が出ます。また、着圧タイプの製品はフィット感を上げるために小さめに設計されているため、キツく感じやすいです。特徴はそれぞれなので、試履ができるお店が近くにあれば、まずは試履をしてみるのが良いでしょう。

くつした先生からの答え

トレイルランニング用のソックスは5本指が主流ですが、なぜ登山用ソックスは指が分かれていないのでしょうか。5本指のほうがムレなくて、マメができづらい気がします。

ミナミ さんからの質問

5本指ソックスは厚くするほど指先が広がってしまうので、構造的に厚手にするのが難しいのです。確かにムレにくいなどのメリットがありますが、フィッティングが難しいというデメリットもあります。特にアルパインブーツはつま先の部分が細めに作ってあるため、先端の圧迫感があれば、血行不良の原因にもなります。登山靴とソックスを履いてみて、フィーリングが良ければありだと思います。

くつした先生からの答え

雨の日に靴下が濡れて靴擦れしたことがあります。靴擦れ対策に何か良い方法はありますか?

きみー さんからの質問

濡れると皮膚がゆるみ、剥がれやすくなります。そうすると靴擦れしやすくなるのです。なので、まずは「ムレない・濡れない」対策をすることが重要です。まずは防水性の高い登山靴を履くか、防水性の高いソックスを履くこと。

くつした先生からの答え

夏の縦走用に着圧のあるソックスはありですか? 日帰りなら気にならないのですが、血行などでパフォーマンスに影響がないか気になります。

おふとぅん さんからの質問

ありです。また、着圧ソックスは足だけのものよりも、ふくらはぎまでしっかり着圧されているほうが、足への負担が少ないのでオススメです。足だけのものは足のアーチのサポートをし、ふくらはぎまであるものは、ふくらはぎの血流促進や筋肉の余計な振動を抑える効果があるのです。
寝泊まりした際に、体調状態の変化でキツく感じたり、足がつってしまう方がいますが、水分不足が原因ということもあります。まずは一泊二日の山行で試してみて、おふとぅんさんに合うようなら、長期縦走なども試してみてください。

くつした先生からの答え

トレイルランナーの人から、5本指ソックスが良いと聞きました。5本指ソックスって本当に良いんですか?

山ガールとかつて呼ばれた さんからの質問

5本指ソックスは指ごとに生地があてがわれているのでムレにくく、湿気がたまりにくいので不快感が軽減されます。また、指先の自由度が高いので、バランスが取りやすいといったメリットがあります。その反面、指の間の生地の分だけ足幅が広くなってしまいますから、今まで履いていた靴がサイズ感の違いで履けなくなる可能性があります。フィッティングに注意!

くつした先生からの答え

インナーソックスを重ね履きする時、アウターソックスとの素材の組み合わせ次第で滑りますか? ムレ感の減少と、指の可動を意識することを目的に五本指のインナーソックスを使用していますが、アウターソックスとの組み合わせによっては靴の中で足が滑ってしまうような感覚があります。特に下りで顕著です。

にゃみにゃみ。 さんからの質問

はい。組み合わせによっては滑ります。例えば速乾性のあるインナーソックスは化学繊維を使っていることが多いのですが、それが滑りの原因になったりします。インナーソックスを履く場合は、ウールやシルク混紡のものを選ぶといいでしょう。

くつした先生からの答え

アウトドアソックスの手入れはどうすればいいですか?

ひっしー&ひっしー さんからの質問

丁寧にちゃんと履くのであれば、山で付いた汚れを大まかに手洗いして、裏返してネットに入れて洗濯しましょう。柔軟剤はいれずに、中性洗剤で洗ってくださいね。干す時は日陰で平干しするのがベスト。洗濯ばさみで吊る場合は、かかとの部分を洗濯ばさみではさんで吊るすと荷重が分散されて伸びにくいですよ。

くつした先生からの答え

あなたのアウトドアソックスに
関する悩みを受付中!
ナイス! なご質問は
「教えて! くつした先生」で掲載します!

質問を投稿する

プレゼントもあるよ!
アウトドアソックスブランド
おすすめ 3選!

DARN TOUGH / ダーン タフ

DARN TOUGH ダーン タフ

抜群のタフさで
生涯保証をうたうソックスブランド

アメリカ本土で最も厳しい自然環境と言われるバーモント州で、30年以上、靴下製造を行ってきた「ダーンタフバーモント」。通気性、速乾性、抗菌性に優れた高品質のニュージーランド産メリノウールを使用し、自社工場で製造。シームレスの高密度編みで、クッション性とタフさを実現、生涯保証をうたうこだわりのソックスブランドだ。

Icebreaker / アイスブレーカー

Icebreaker アイスブレーカー

NATURE IS BETTER THAN PLASTIC

Icebraker(アイスブレーカー)は、ニュージーランド産の高品質なメリノウールを使用したアウトドアウェアブランド。メリノウールの保温性、吸湿性、通気性、抗菌防臭性を活かし、機能的でソフトな肌触りのソックスを開発。シンプルでありながら、足の骨格に基づいたアナトミックデザインにより、足回りを常に快適に保つ。

POINT6 / ポイント シックス

POINT6 ポイント シックス

メリノウールならどれも同じ、
ではありません

アメリカ生まれの「POINT6(ポイントシックス)」は、メリノウールの機能性を充分に生かしつつ、スポーツに向いた、必要かつ過度にならないクッション性、横方向へのストレッチ性を持ち、さらに足の構造をサポートするといった性能を実現するため、より優れた技術を開発し、人間工学に基づいたフィットを追求している。

山くつした・アウトドアソックスの役割と選び方

アウトドアソックスの選び方

みなさんは、アウトドアソックスをどうやって選んでいますか?

「登山靴と一緒に買ったものを、とりあえず履いている」なんて、なんとな〜く選んでいませんか?

遊び方や登山靴に合わせてアウトドアソックスを選べば、履き心地が良くなり、快適さの向上に繋がります。逆に選び方を間違えると、靴ずれや足の疲れなどのトラブルの原因になることも…。

「アウトドアソックスの選び方」では、アウトドアソックスの役割と選び方について、くつした先生に教えてもらいました!

まずは、役割について知りましょう。

アウトドアソックスの役割は
大きく分けて4つ

汗を吸い取る

一般的な登山靴は防水透湿性のあるものが多いですが、発汗量に対して透湿量が追いつかないということも・・・。そんな時は、靴下が湿気を吸って溜め込んでくれるので、肌を快適に保つことができます!

足あたりを良くする

普段履きの靴に近いハイキングシューズであっても、足首に靴が当たり、違和感を覚えることがあります。普通の靴下に比べて厚さのあるアウトドアソックスを履いていれば、靴下がクッションとなり、足首の痛さも軽減されます。

登山靴のフィット感を上げる

サイズが合っている登山靴でも、足と靴の間にはどうしてもすき間ができてしまいます。アウトドアソックスを履くことで、靴と足の隙間を埋め、靴へのフィット感を高めることができます。

下底の硬さを軽減してくれる

登山靴は、靴底が硬いものが多く、長時間履いていると足の裏が痛くなることがあります。アウトドアソックスは、足裏にクッション性のあるものがほとんどなので、靴の硬さを感じにくくしてくれます。

次は「厚さ」と「素材」違いについて。

靴へのフィット感を高めるのに
大切なのは「厚さ」

極薄手

インナーソックスなど、2枚履きでの使用を前提としたもの。

薄手

普段履きの靴下に近いがやや厚め。

中厚手・厚手

登山用ソックスの中で一番多い厚さ。クッション性に優れたものが多い。

極厚手

保温性が高く冬に使用することが多い。厳冬期用登山靴向き。

最近は部分的にクッションがあるものなどがあり、厚みも多様化しています。ここでは、基本的な厚さについておさえておきましょう。

マメや靴ずれなど、足の環境を左右するのが「素材」

ウール(メリノウール)

靴内の湿気を吸って溜め込む調湿効果を持つ。防臭効果も。

化学繊維

速乾性があり、足をドライに保つ。製品によっては、やや足裏が滑る感触がある。

ハイブリッド

化学繊維のドライ感を持ちつつ、ウールの調湿性や肌触りを兼ね備えている。

それらをふまえて、自分の登山スタイルに
合わせて選びましょう。

トレイルランニング・
ファストパッキングなど

通気性のある靴薄手のソックス

荷を軽くして行動スピードをあげる山行は軽く柔らかい靴が多いです。そのため、フィット感に富み、あまり厚すぎないソックスの方がおすすめです。

日帰り程度のハイキング

ハイキングシューズ中厚手のソックス

ハイカット部分の当たり軽減と、靴内の湿気を吸ってくれる中厚手のソックスがおすすめ。

山小屋泊・縦走・テント泊など

マウンテンブーツ厚手のソックス

重い装備を背負っての山行は、足裏への負担がかかりがち。そのため、歩行時の安定感を高めるため、靴のソールも硬いものがほとんど。クッション性のある厚手のソックスを履くことで、足のトラブルを防ぎましょう。

ベストマッチなアウトドアソックスで
快適な登山を!

次のページは、「プレゼントもあるよ!アウトドアソックスのオススメをご紹介!」

次のページを見る!

取材協力

さかいやスポーツ

さかいやスポーツ

創業以来、約60年にわたり神田神保町で全国の登山家やアウトドアマンに愛されている登山用品店。ウェア、シューズ、ギアなど品目別の専門館を6店舗展開。ウェアや道具に詳しいスタッフが丁寧に解説してくれるので、ビギナーでも安心。

住所 東京都千代田区神田神保町2-48
TEL 03-3262-0432
営業時間 11:00~20:00
アクセス 地下鉄半蔵門線・三田線・新宿線「神保町駅」A4出口より徒歩6分/JR中央・総武線水道橋駅東口より徒歩8分

http://www.sakaiya.com