「スタウト」&「アンバー」
とは?
オールラウンダーとして人気の中・大型モデル「スタウト(STAUT)」(男性用)と「アンバー(AMBER)」(女性用)がアップデートされた。ラインナップは、スタウトが35、45、60、アンバーが34、44、55Lとなっている。
シンプルかつ機能的なデザインで、ハイキングから縦走、稜線歩き、また、フィールドトリップにまで対応する汎用性の高さが魅力のスタウトとアンバー。グレゴリーならではの背負い心地のよさや耐久性、使い勝手はそのままに、価格をリーズナブルに設定。まさに、初めて手にするグレゴリーにふさわしいアイテムと言っていい。
中・大型モデルのラインナップには、ベストセラーの「ズール」(男性用)と「ジェイド」(女性用)があるが、パックパネルと背中の間に隙間があるタイプなので、好みが分かれるところ。隙間のないタイプが好みであれば、スタウト&アンバーを選ぶといいだろう。
続きを読むさらに快適性が向上した
「スタウト」&「アンバー」
今回のアップデートで刷新されたのは、バックパネルとヒップベルトだ。バックパネルには、新開発の通気性に優れる3Dフォームが採用された。背中の蒸れを抑制するとともに、抜群の背負い心地を実現。また、バックパネルとヒップベルトがシームレスにつながり、腰回りを包み込むようなデザインとなったことで、フィット感が向上。点や線ではなく、面で荷重が体へ伝わるため、荷重が分散されて、体へのストレスも少ない。加えて、スタウト60とアンバー55には、長さ調節が簡単になった改良型のヒップベルトが搭載された。
これらの背負い心地のよさや快適性を支えるのが、独自の背面システム「バーサフィット・サスペンション」だ。内蔵された軽量なアルミ合金製のフレームが荷重を受け止め、サスペンション機能を発揮し、ブレのない安定した歩行を可能にする。
サイズはワンサイズのみ。背面長はベルクロで無段階に調節ができるため、ミリ単位でのフィッティングが可能だ。また、アンバーのハーネス類は、女性の骨格に合わせて設計されるなど、男女それぞれに専用設計がなされている点もフィット感のよさや快適性につながっている。
続きを読む使い勝手を追求した
各種パーツ&アイテム
スタウトとアンバーは、フィッティングや快適性はもちろん、使い勝手のよいパーツやアイテムが搭載されているのも魅力のひとつ。
前モデルでも人気のあった大きなフロントポケットは、中央を丈夫な生地、両サイドをストレッチメッシュにすることで、耐久性アップが図られている。
ボトムには荷室下部からも荷物の出し入れがしやすいボトムアクセスがあり(スタウト60とアンバー55は、布の間仕切りで2気室に分けられる仕様)、荷室の両サイドには、上からでも横からでもアクセスできるメッシュポケットを装備する(スタウト60とアンバー55のみ)。バックパックを背負ったまま、水筒などが取り出せるのでとても重宝する。また、ヒップベルトには大きめのスマートフォンも収納できる大容量のヒップベルトポケットがある。
さらに、スタウト60とアンバー55は、テント泊や縦走時の荷物の可変に柔軟に対応するとともに、フル積載時に後頭部と雨蓋が干渉しないよう、雨蓋が上下に伸縮できる機構を備えている。
ジャストフィットする専用のバックパックカバーが付属するのも、使い手にはうれしいかぎり!
続きを読む製品情報
新しくなったバックパネルやヒップベルトでさらなる背負い心地のよさと快適性を手に入れた軽量&高耐久な汎用性の高いバックパック「スタウト」&「アンバー」。エントリーユーザーから中・上級者も満足させる使い勝手のよさも人気の秘密。
グレゴリー/スタウト35
- 価格
- 20,000円(税別)
- サイズ
- ワンサイズ
- 容量
- 35L
- 重量
- 1.27kg
- カラー
- 2色
グレゴリー/アンバー34
- 価格
- 20,000円(税別)
- サイズ
- ワンサイズ
- 容量
- 34L
- 重量
- 1.23kg
- カラー
- 2色
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モニターレポートを見るブランドヒストリー
創業者のウェイン・グレゴリーは14歳のときに、自身初となる木製フレームパックを自作。その後、22歳で妻のスージーとバックパックの会社「サンバード社」を設立した。しかし1973年、サンバード社は解散、彼はフリーのデザイナーとして、数々のアウトドアメーカーのためにギアを製作しながら、技術や知識を高めていった。そして1977年、アメリカ・サンディエゴに「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」を設立。ここに、グレゴリーの歴史が始まった。
ウェインは創業当初から、バックパックは何よりも増して、フィッティングが重要であると確信しており、その基本精神は現在の製品作りにも活かされている。快適な背負い心地やフィット感、耐久性や機能性を追求し、今もなお、グレゴリーは進化し続けている。
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