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MONITOR REPORT

グレゴリー バルトロ65/ディバ60

選ばれた5名のモニターからのレポートを掲載!

ショルダーハーネスは余裕があるのにしっかりフィット
背面構造が秀逸で、「体全体でザックを背負っている」ような感覚
テント泊に最適な、ほぼ完璧なザック

ニックネーム
hiroさん
(40代、男性)
登った山
八ヶ岳の天狗岳(1泊2日、テント泊)
登山歴
8年

Check Point

  • テント泊で天狗岳。肩が痛くならないので山行が楽になる
  • 肩に負担がかからないのに、しっかりホールドされていて疲れない
  • テント泊を研究しつくした究極ともいえるザック

テント泊で天狗岳。肩が痛くならないので山行が楽になる

 6月30日から翌7月1日の1泊2日で、本沢温泉を経由して八ヶ岳の天狗岳(東天狗・西天狗)に行きました。歩行時間は、初日7時間、2日目は2時間の合計9時間でした。初日は駐車場~テン場(本沢温泉)~天狗岳~露天風呂~テン場を歩き、2日目はテン場~駐車場(本沢温泉入口)を歩きました。

 今まで背負ってきたザックと「バルトロ65」の一番の違いは、とにかく背負い心地の良さです。しっかりと腰に重さが乗って、まさに「腰で支える」状態をはっきりと認識できました。私は元来皮膚が弱いため、ショルダーハーネスの摩擦で、すぐに肩が赤くなったり、あざのようになってしまったりするのですが、「バルトロ65」の場合、それがまったくありません。実際、ショルダーハーネスの間に指が入るほどでした。それでも、「ゆるゆる」ではなく、体にはしっかりとフィットして、とても安定感があり、まさに「体全体でザックを背負っている」という感覚でした。そのおかげで、疲労感も大きく軽減されて楽になり、山行自体がとても楽しいものになりました。

肩に負担がかからないのに、しっかりホールドされていて疲れない

 「バルトロ65」の背面構造は秀逸の一言に尽きます。どんなに重量があっても、肩に負担がかからず、それでいて左右前後に揺れることなく、しっかりとホールドしてくれていました。ショルダーハーネスやヒップベルトはパッドの厚みも十分で、痛みや違和感がありません。全体的な剛性の強化と相まって、同じ重さでもまったく疲れない(疲れ方が激減)と、痛感させられました。さらに、マトリクス換気型バックパネルは、パネルそのものが立体感のあるつくりになっていて密着感が少なかったので、ある程度の通気性が確保されていました。立ち休憩等の際、背中を少し猫背にしたり、逆に姿勢を正したりするだけで、空間が生まれて背中に風が通るのを感じられました。

 大きく開口できる逆U字ジッパーは、テント内での使い勝手の良さがピカイチです。とりあえず、テントの中にザックを放り投げて、テント内でザックを倒して、内部をゆっくりと見渡せます。必要なものを取り出したり、調理したりする場合には、これ以上の便利さはありません。スリーピングバッグコンパートメントは1枚の生地で仕切っただけですが、簡易的な2気室を作るには十分でした。登っている途中で、ジャケットを取り出しても、その上に詰めたコッヘルなどが大きな崩れることはありませんでした。また、私の場合、1気室使用が多いのですが、生地自体が簡単に取り外せるので、とても良いと感じました。

 フロントポケットは、以前に使っていたグレゴリー「Z55」よりもストレッチ性があり、使い勝手が良かったです。伸縮性が増したことによって、出し入れがスムーズになり、ハンディカメラ程度の厚みのある物でも難なく収納できます。

 雨蓋ポケットは2つに分かれており、左側に行動食、右側に携帯電話とレインカバーを入れていました。フロントのジッパーポケットも分かれており、ゴミ袋や地図、本などの小物類を分別ができたので、とても便利で使いやすかったです。雨蓋の内側には貴重品を入れることが多いので、レインカバーは、雨蓋の右側ポケットに入れ替えて使用していました。

 これまでサングラスを帽子のつばの上に掛けていたのですが、帽子を外した時に、そのままサングラスが地面に落ちるが何度かありました。ショルダーハーネスに引っ掛けておける「サングラス収納用ストウ」なら、そうした失敗もなくなるので、あってよかったと思います。また、斜めにつけられたボトルホルスターは使い勝手がとてもよいです。

 ハイドレーションポケット兼サブザックはテン場からのアタックザックとして必要十分な容量、使い勝手だと思います。ベンチがあるテン場であれば、そこまで調理器具と食材を運ぶためのザックとしても十分に機能すると思いました。贅沢な話ですが、これで防水性能が高ければ文句なしだったと思います。

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テント泊を研究しつくした、究極ともいえるザック

 「バルトロ」は、テント泊が基本の私の山行には、うってつけのザックだと思います。  まさにテント泊を研究しつくした、究極のザックと言ってもいいですね。他のザックを使用した経験から、「バルトロ」の良さがより実感できました。

  「バルトロ」は、ほぼ完璧と言っていいほどテント泊に適したザックで、弱点らしい弱点はありません。今回、知人もまったく同じ「バルトロ65」を使用していましたが、やはり私と同じく「とても良いザックだ」と評価していました。私には、「バルトロ」以上に魅力のあるザックは、他にないように思います。

背面に吸いつくような抜群の背負い心地
急斜面や悪路でも体がぶれず、安定感がある
荷物の出し入れがしやすい逆U字ジッパー、オープンポケットが便利

ニックネーム
soraさん
(30代、女性)
登った山
白馬岳(1泊2日、山小屋泊)
登山歴
1年

Check Point

  • 白馬岳の急な雪の斜面でも「ディバ60」なら軽快に歩ける
  • 逆U字ジッパーで出し入れ簡単。ポケットも使いやすい
  • フィット感があり、体がぶれないので、アクティブな山行にお勧め

白馬岳の急な雪斜面でも「ディバ60」なら軽快に歩ける

6月29日~7月1日、白馬岳へ行ってきました。「ディバ60」には、大雪渓ルートで使うアイゼンやヘルメット、帰りのお風呂セットに着替えを詰め込みました。まだまだ入る余裕の収納力でした。おかげで荷物を押し込むことなく、荷物をポンポン入れることができ、準備がスムーズにできました。

29日の早朝、猿倉に到着。天気は曇り、気温は20℃ほど。半袖Tシャツに薄手のシェルを着て登りはじめましたが、15分ほどで暑くなったため、シェルを脱ぎ、オープンポケットにしまいました。いつもは雨蓋に収納していたのですが、オープンポケットがこんなにラクだとは…。また、晴れたり曇ったりしたため、サングラスの着脱が多かったのですが、そこで「サングラス収納用ストウ」が大活躍しました。以前、帽子の上にサングラスを掛けていて、落とした経験があるため、こういうちょっとした工夫が嬉しいです。

「ディバ60」の背面に吸いつくような抜群の背負い心地もあって、今回の核心部、大雪渓も、足取り軽く登ることができました。晴れの予報だったのですが、雨がパラつき始め、しばらくすると大雪渓の向かって右側の斜面から雪崩が発生! 破裂音のような大きな音がなったあとに雪煙りが上がり、大きな岩や土砂も巻き込み地面が滑り落ちてくるのを目の当たりにしました。距離は遠かったのですが、万が一に備え、山の急斜面を全力で駆け下りました。幸い巻き込まれた方はいませんでしたが、自然の恐ろしさを再認識した瞬間でした。

気を取り直して大雪渓を登り、お花畑へ。高山植物の宝庫と予習していたので、すかさずカメラを取り出します。重いザックを背負ってのしゃがみはなかなかツライ…はずが、しゃがみんでも苦になりません。急斜面も足場の悪い岩場もスイスイ進み、ようやく登頂!と記念撮影をしたら、またしても最も本降り。すぐさまオープンポケットにしまってあったレインカバーを再度引っ張り出しました。雨の中、急いで山小屋へ下山。すると、ガスった眼の先に動くものが。ライチョウです! ガスが濃くシルエットのみでしたが、初めて見られたライチョウに感動し、ズブ濡れになりながらも上機嫌で初日の山行を終えました。

7月1日、3時半に起床して、付属されているアタックザックにダウンと水とカメラを詰め、ご来光を見に山頂へ。徐々に色づく空とたっぷりの雲海。最高の景色を拝み、朝食もいただき、心とお腹を満たして栂池方面へ下山しました。

前日とは大違いの快晴に恵まれ、気温が高くなり、額に汗が伝います。白馬大池でザックを下し休憩をはさみましたが、汗で濡れたザックを背負う時にありがちな「ヒヤっと感」がありません。登山道にはところどころ雪が残り、栂池の木道に下りるやや急な斜面は完全に雪に覆われていたので、アイゼンをスリーピングバッグコンパートメントから取り出し再び着けました。アクセスが簡単なので、面倒くさがらずに判断できました。

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逆U字ジッパーで出し入れ簡単。ポケットも使いやすい。

今回の山行は急斜面や岩場がありましたが、まったくブレを感じることなく、快適に歩くことができました。また、植物を撮影するためにしゃがむ時にもしっかりと腰と背面で支えられているので、安定感がありました。ヒップベルトは以前のものに比べ、フィット感が増したように感じます。腰でしっかり支えられて、肩への負担がほぼありません。ショルダーハーネスでしっかり腰の位置が調整できるのでフィット感が素晴らしいです。

逆U字ジッパーは気軽に荷物の出し入れができて、とても良かったです。下のほうまでしっかり開くので、どこに入れた荷物でも出し入れが簡単にできました。

フロントポケットはストレッチニットのオープンポケットで、とても便利でした。暑がりかつ寒がりで、いつも頻繁にシェルの脱ぎ着をしてしまうので、ザックの上蓋を開けることなく気軽にシェルの出し入れができ、重宝しました。また、1日目は雨が降ったり止んだりの天気だったため、レインウェアとレインカバーも収納し、降雨時にザックを開けることなく取り出せて便利でした。「密閉式ヒップベルトポケット」はポケットが大きくて使いやすいです。雨蓋のダブルポケットは、片側に行動食やアミノ酸などの食品、もう一方はヘッドライトや応急処置の道具など分けられて良かったです。

ザックをデポした後のピークハントや、バスの中ではサブザックを利用。大きさもちょうど良く便利でした。また前面にあるファスナー付きポケットには、すぐに取り出したいスマホや小銭入れを入れることができ、使い勝手が良いですね。

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フィット感があり、体がぶれないので、アクティブな山行にお勧め

テン泊に比べ、荷物の少ない山小屋泊でしたが、アイゼン・ヘルメットなどかさばる荷物があったので、収納力抜群の「ディバ60」で快適でした。また、フィット感が最高だったので、長時間の歩行でも重さを感じることなく、安定して背負うことができ、急斜面や足場の悪い山でも体がぶれずに安定感があるので、1泊2日以上のアクティブな山行をしたい方におすすめです。

今までは大型ザックでの山行を苦手に思っていましたが、今度は新しい相棒に荷物を詰め込んで、テン泊縦走に出かけたいと思います。山の可能性を広げてくれるザックに出会えて感謝です。