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サーミック
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MONITOR REPORT

サーミック
TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM

選ばれた5名のモニターからのレポートを掲載!

登山靴越しに足裏の感触を感じられる
速乾性が高く、履き心地がよい
作り手の配慮を感じる一足

ニックネーム
hisanさん
(30代、男性)
登った山
奈良県 大峯山・山上ヶ岳(日帰り)
登山歴
7年

Check Point

  • シビアなコースを歩き、普段のソックスとの違いを実感
  • 締め付け感がないのに、足にフィットする履き心地
  • 速乾性が高いうえ、環境に配慮した自然由来の繊維を使っている点にも満足
サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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シビアなコースを歩き、普段のソックスとの違いを実感

大峯山・山上ヶ岳は世界遺産、大峯奥駈道に山頂があり、まさに稜線上は崖地が各所に点在しています。山頂の大峯山寺の前後には岩が露出していて、さらに、鎖場まであります。修験道が修行をしている場所でもあり、そんな、険しい山でサーミックのソックスを試すことにしました。コースは、清浄大橋→一本松茶屋→洞辻茶屋→鐘掛岩→西の覗き→大峯山寺→山頂→レンゲ辻→レンゲ谷経由→清浄大橋駐車場で、歩行時間は約7時間でした。登り始めは快晴で、山頂では晴れたもののガスが出ていました。

中厚の「TREKKING WARM」は登りで着用しました。急勾配の鎖場、岩稜が豊富なコースです。登り始めて30分、体が温まってきたところで普段のソックスならば速乾性が追い付かずそろそろ足の中が蒸れて、濡れているはず…。ですが、きつい登りで汗をたくさんかいても、足は蒸れない上に、難所でグリップが効く足裏感覚が素晴らしかったです。秋山は汗冷えのリスクもあるので、そういう意味でも支えてくれていました。指先まで暖かかったです。険しくて過酷だからこそ、普段のソックスとの違いを実感することができました。

超薄手の「TREKKING ULTRA COOL」は下山で着用しました。谷を下るルートでザレ場、トラバース、鎖場、急勾配の階段が多数あるコースです。「TREKKING ULTRA COOL」は、登山靴越しに足裏の感触を敏感に感じとることができる厚さ。浮石や木の根などでバランスを崩し、滑落につながってしまうようなシビアなコースだからこそ、ソックスや靴は重要だと思います。難所が多いコースながら足元が軽快で、スムーズに下山することができました。

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サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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締め付け感がないのに、足にフィットする履き心地

「TREKKING ULTRA COOL」は、着圧タイプのソックスほど締め付け感はない印象ですが、足にフィットしてちょうどよい感じです。肌触りはざらつきなどがなく、さらっとしていて、肌にやさしい感じがしました。足の裏面だけが厚く、足の甲の部分は極薄生地になっているのが印象的でした。普段のソックスは中が蒸れ、ソックスを脱いだ瞬間に蒸れから解放される感覚があるのですが、今回は、下山後にソックスを履き替えることなく、そのまま帰路に着きました。まさに「TREKKING ULTRA COOL」の速乾性と履き心地のよさがそうさせたのだと思います。また、適度なフィット感と部分的な厚みの加減でアキレス腱周辺が支えられている感覚がありました。もちろん、かかと、つま先部分は厚みが少し厚くなっていて保護されています。岩場、鎖場を通過する際の激しい足の動きでも、それらの部位に靴との擦れなどを感じることはありませんでした。速乾性を有しながらも必要最低限の部分にはしっかりとした厚みを確保していることに、作り手の配慮を感じました。

「TREKKING WARM」は、厚みのある割に軽快な印象です。メリノウールを使用しているだけあって、肌触りにぬくもりを感じますが、ウール特有の"ゴワっと感"がありません。ハードな登山でも擦れて破れない丈夫さも兼ね備えていて、多機能だと思いました。この季節、登山口の朝は平地に比べて寒冷です。体が温まる前は寒いくらいですが、「TREKKING WARM」は着用してすぐから足がポカポカと暖かく、保温性に不安はない印象でした。

改良してほしい点はありません。強いて言うならば、「TREKKING ULTRA COOL」には足裏にすべり止めがあったらどのように登山で有効なのかという興味はあります。「TREKKING WARM」には、叶うのならば、厳冬期の雪山で使用できる極寒仕様があれば購入したいです。

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速乾性が高いうえ、環境に配慮した自然由来の繊維を使っている点にも満足

「TREKKING ULTRA COOL」は、速乾性だけでなくてフィット感から来る足裏感覚が特徴的でした。岩稜メインのアルプスなどを登山される本格派の登山者にはぜひ、おすすめしたいです。「TREKKING WARM」は、適度な厚みと速乾性があるのでアルプス縦走や秋冬の中~低山登山者におすすめです。平地よりはるかに寒いので足先の暖かさはすごく魅力的です。それでいて、登りは暑いので速乾性も譲れない。「TREKKING WARM」がもつ、保温性と速乾性の高いレベルでの両立は、他社製品でもそうそうないと思います。また、速乾性の高さはもちろん、自然由来の繊維を使用した製品ということで、環境に配慮している点においても満足感が得られます。

今回のモニター山行を通じて感じたことは、登山靴と同じくらいソックスにもしっかりと向き合って自分に合うものを探すべきだということ。山行のレベルが上がるほど、ソックスの性能は重要になってくると私は思っていて、これからは、靴の形だけでなく季節や山行スタイル、登る山に合わせて履くソックスを選択していこうと思います。

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まるで"もう1枚の皮膚"のように、ぴったりとフィット
汗抜けがよく、纏わりつく感じがない
適度な圧迫感でサポートするので守られている感がある

ニックネーム
バタさん
(40代、男性)
登った山
北海道 東大雪・東ヌプカウシヌプリ(日帰り)
登山歴
9年

Check Point

  • 製品がしっかりと作り込まれている印象
  • 何も履いていないように感じるほどのフィット感で、汗抜けが抜群
  • トレイルランナー、渡渉のある夏山や炎天下の低山におすすめの「TREKKING ULTRA COOL」
サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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製品がしっかりと作り込まれている印象

10月16日に、東大雪・東ヌプカウシヌプリに行きました。北海道に生息する氷河期からの生きる化石「ナキウサギ」を撮影することをメインとしていたので、登山2時間、写真撮影3時間の山行になりました。当日は終始晴れで、登山開始時の気温は約4℃、山頂では日差しもあり12℃くらいでした。

今回の山行は、低温時から秋山登山の気温まで、行動と写真撮影時の停滞を通してソックスの性能や機能性部分を確認することができました。山頂付近で「TREKKING ULTRA COOL(超薄手)」から「TREKKING WARM(中厚)」に履き替え、約3時間の写真撮影と下山に着用しましたが、寒かったり足元からの冷気を感じることはありませんでした。野生動物特有の「出待ち」時間も快適に過ごすことができ、これまで知らなかった優れた製品があるものだと感心しました。製品がしっかりと作り込まれている印象で、とてもよいソックスであることがわかりました。

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何も履いていないように感じるほどのフィット感で、汗抜けが抜群

「TREKKING ULTRA COOL」の肌触りは、とても爽快でした。フィット感は、足にもう1枚の皮膚を被せたようにぴったりとフィットし、つま先もかかとも変な圧迫感や、締め付けられるようなことがなく、何も履いていないような感覚で履くことができました。私の場合、普段は中厚のソックスで靴のフィッティングをしていることもあり、靴の中で足が遊ぶ感覚がありましたが、汗抜けは抜群によいです。普段履いているソックスと比較しても格段に速いと感じました。今回は、汗をかきやすい「登り」で試しましたが、山頂で脱いだ際も纏わりつく感じはまったくありませんでした。薄手なので、着用する靴がジャストサイズでないと厚みには若干不安がありますが、かかとの納まりがよく、足にぴったりとフィットするため靴ずれなどの心配もなさそうでした。また、ズリ落ちもなく、適度な圧迫感でサポートしてくれているので安心感がありました。普段履いているソックスよりも素足に近い感覚でありながらも、守られている感があるソックスだと感じました。

「TREKKING WARM」は一般的な中厚手のソックスよりも繊維の編込みが緻密に造られており、肌触りもとてもよいです。足馴染みも良く、フィット感も申し分なし。履き心地は理想の中厚ソックスに限りなく近いです。厚さは、中厚の中では薄手という感じでしたが、これが絶妙にちょうどよく、今回は、トレイルランニングシューズでトライしましたが重登山靴でも試してみたいと思いました。靴の中での遊びもなく、適度なクッション性があり、保温性が高く、北海道の秋山でも寒い・冷たいという感覚は持ちませんでした。春秋の登山にちょうどよいと思います。保温性と速乾性の両立は、これまで履いてきた他のどのソックスよりも素晴らしいと思えました。「TREKKING WARM」は、超薄手の「TREKKING ULTRA COOL」とそん色ない速乾性で、かかとやつま先の納まりもよく、クッション性と保温性を加味すると、とても出来栄えがよいソックスだと感じました。

山行中に気になったことは、「TREKKING ULTRA COOL」での歩行中にソックスのふくらはぎ部のタン(耳)部が何度かメクレてしまったことです。「TREKKING WARM」は、厚みがあるためかメクレませんでした。

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トレイルランナー、渡渉のある夏山や炎天下の低山におすすめの「TREKKING ULTRA COOL」

「TREKKING ULTRA COOL」は、登山靴との相性(サイズ感)に左右されるので、ジャストサイズの靴であればよいと思います。トレランシューズで靴のサイズがジャストであればとてもよいソックスではないでしょうか。「TREKKING WARM」はまさにジャストフィット。北海道も晩秋から初冬にかけた登山となりましたが、多少なりとも汗ばむ行動時と寒さを感じる停滞時の両方のシーンにちょうどよかったです。

「TREKKING ULTRA COOL」はトレイルランナーのほか、渡渉を繰り返すような夏山登山、炎天下の低山によさそうです。「TREKKING WARM」は中厚手のソックスを履いている方全般におすすめできるし、特にオールシーズンどこでも使用頻度が高いと感じました。3シーズンの縦走登山、日帰りももちろん、冬山(厳冬期は微妙かも・・・)の登山にも適応できると思います。今後、「TREKKING ULTRA COOL」は、夏場の炎天下登山で試してみたいですし、「TREKKING WARM」は耐寒性能や耐久性などをテストしていきたいと思います。

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小さなサイズの足でも靴の中でズレない
ソックスを履いていないように感じるほどの速乾性能
汗ばんでも足元が蒸れる感覚がない

ニックネーム
マチさん
(40代、女性)
登った山
山梨県 茅ヶ岳(日帰り)
登山歴
10年

Check Point

  • 靴を脱いだときに実感した速乾性能の高さ
  • 絶妙なフィット感。履いた瞬間に違いがわかるほど
  • 日帰りの低山登山から高山の縦走登山まで、オールマイティー
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靴を脱いだときに実感した速乾性能の高さ

10月15日に茅ヶ岳に行きました。気温が少々高めの登山日和で、歩行時間は約3.5時間でした。

登りは超薄手の「TREKKING ULTRA COOL」を履きました。茅ヶ岳の登山口がある深田記念公園の標高は940mとあまり高くなく、登山開始後しばらくは緩やかな登りなので、早くから汗ばみ、足にもいつものような湿っぽさを感じ始めたのですが、しばらく経つとそれがなくなり、ソックスを履いていないような感覚にもなりました。山頂で中厚の「TREKKING WARM」に履き替えるために登山靴を脱いだのですが、それまで履いていた「TREKKING ULTRA COOL」はすでに乾いており、履き替えるのがもったいなく思えてしまったほどです。普段は靴の中の湿度が上がり、靴を脱いだ瞬間に湯気のようなものが見えることもありますが、「TREKKING ULTRA COOL」ではそんなことはなかったです。

山頂は晴れてはいましたが、高いところに雲が多い日でしたので、富士山、八ヶ岳、南アルプスそれぞれの山頂は残念ながら雲で覆われていて、山頂からは見ることができませんでした。それぞれの山では紅葉が始まっていて、色の移り変わりが美しかったです。

下山時は、厚めの「TREKKING WARM」を履きました。山頂では汗が冷えて少し寒かったのですが、このソックスのおかげか足元は暖かかったです。歩き始めると体が温まり、登山口に近づく頃にはまた汗ばんでいましたが、足元が蒸れる感覚はなく、速乾性能を実感することができました。

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絶妙なフィット感。履いた瞬間に違いがわかるほど

私は足のサイズが22.5cmと小さく、ソックス選びには苦労していました。最近は小さめサイズも増えてきましたが、どうしても登山靴の中でズレてしまうものが多く、登山靴にかかとを入れる際に余った部分を押し込む形で登山靴を履くこともあるのです。その点、「TREKKING ULTRA COOL」、「TREKKING WARM」はフィット感が素晴らしく、履いた瞬間に違いを感じることができました。茅ヶ岳の登山道は少し急登があるぐらいで岩場もないような道ですが、フィット感を確かめるためにあえて石の上を歩いてみたりしても登山靴の中でもズレることがありませんでした。

「TREKKING ULTRA COOL」は、厚さも薄すぎず厚すぎず、夏から初秋にかけての登山には最適だと思いました。かかととアキレス腱のフィット感は格段によかったです。歩いていても靴の中でズレることがなく、常に快適に歩くことができました。「TREKKING WARM」は、適度な厚さがあり、秋から冬にかけての登山に向いているでしょうか。

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日帰りの低山登山から高山の縦走登山まで、オールマイティー

気温が高い日でしたので、「TREKKING ULTRA COOL」の厚さと速乾性がちょうどよかったと思います。「TREKKING WARM」については、少し厚すぎるかなと思いました。下山時なので良かったですが、登りで履いていたら少し圧迫感を感じたかもしれません。

「TREKKING ULTRA COOL」は、春から初秋にかけての、日帰りの低山登山から高山の縦走登山まで、オールマイティーにカバーできると思います。「TREKKING WARM」は、秋から春にかけての、日帰りの低山登山から中高山の登山までカバーできそうですが、いつも冬山登山で履いているソックスよりは少し薄いので、厳冬期の冬山登山でも履いてみて保温性能を確かめてみたいです。

「TREKKING ULTRA COOL」、「TREKKING WARM」ともに、フィット感と速乾性がよいために使い続けていこうと思います。

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普段の生活でも使いたくなる肌触りと装着感のよさ
速乾性・防臭性にも優れているソックス
あらゆるトラブルが回避できそう

ニックネーム
かぐや姫さん
(30代、男性)
登った山
長野県・山梨県 八ヶ岳(阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳)(1泊2日テント泊)
登山歴
10年

Check Point

  • 八ヶ岳でテント泊装備を背負っても、足の汗や蒸れとは全く無縁で歩ける
  • 装着感、靴ずれなどのトラブル、汗、蒸れ、臭い、あらゆるトラブルが回避できる
  • 「TREKKING ULTRA COOL」は履き心地が非常によく、長時間の歩行に適していそう
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八ヶ岳でテント泊装備を背負っても、足の汗や蒸れとは全く無縁で歩ける

10月8~9日に、4人で赤岳鉱泉にテント泊し、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳の縦走に行きました。歩行時間は合計約14.5時間でした。家を出るときに「TREKKING ULTRA COOL(超薄手)」を装着。非常に薄手で、涼しく、これで山に行って大丈夫かなと心配になるくらいでした。しかし、登山靴を履いても、特に余裕があり過ぎるわけでもなく快適でした。普段の生活から使いたくなるような、肌触りと装着感のよさです。

美濃戸口の駐車場から登山開始は11時半くらい。赤岳鉱泉までは登山とは言えないくらいのだらだらとした登り。テント泊装備を背負っての3時間余りの歩行でしたが、特に問題なく歩けました。涼しい気候のためもあると思いますが、足の汗や蒸れとは全く無縁でした。手続きを済ませてテントを張り、寒くなる前に着替えます。ここで中厚の「TREKKING WARM」の登場。「TREKKING ULTRA COOL」に比べると格段に暖かいです。8時前には就寝しましたが、そのうち足元が冷たくなってきたので、脱いでいた「TREKKING ULTRA COOL」を重ね履きして、寒さをしのぎました。

翌朝は、まだ暗い4時前にスタートしました。赤岳鉱泉から行者小屋を経て、分岐からは中岳道を進み、阿弥陀岳を目指します。なかなかの急坂ですが、夜明けに間に合うよう、コースタイム以上のペースで歩いていきます。朝の冷え込みは厳しいもので、写真を撮ったりしていると、すぐに手がかじかんでしまうほどでしたが、足はしっかり保温され、寒さを感じなかったです。ついに稜線、中岳のコルに着くと、富士山が目の前に現れます。空はマジックアワー、刻一刻とグラデーションが変化していきます。阿弥陀岳に向かう岩場の急登を登っているときに、美しい朝焼けに出会えました。阿弥陀岳山頂は貸し切り。360度見渡せて、八ヶ岳の他の山はもちろん、富士山に南アルプス、中央アルプス、北アルプス、浅間山、奥秩父など、抜群の展望でした。

登ってきた岩稜を下り、中岳を経て、赤岳を目指します。この頃にはすっかりあたりが明るくなって、山肌の黄葉がよく見えます。八ヶ岳あたりは常緑の針葉樹が多いのか、一面色づく感じではないですが、黄色く色づいた黄葉はもう見頃を迎えています。文三郎道が合流するあたりからは渋滞となり、赤岳山頂も混雑していました。地蔵の頭まで下り、硫黄岳までの縦走は再び登山者の数も少なく、横岳あたりは静かな山歩きでした。横岳を過ぎると、今度は硫黄岳。八ヶ岳と一口に言っても、阿弥陀如来が鎮座する阿弥陀岳、屹立する最高峰の赤岳、鋸歯のような横岳、そして爆裂火口を備えた硫黄岳と、個性豊かな山が連なり、おもしろいです。硫黄岳からは、赤岩の頭を経て赤岳鉱泉へ一気の下り。テントを撤収して下山。美濃戸まで下りてきたところで雨に降られました。

かなりのハイペースで縦走し、下山しましたが、程よい厚みがいいクッションになるのか、ザレ場や岩稜帯も楽に歩くことができました。軽く汗ばむくらいでしたが、足は蒸れ知らず。いつも、汗をかいて痒くなったりするトラブルも起こりませんでした。最後は、よく利用する道の駅小淵沢の延命の湯につかり、帰京しました。ソックスを脱いだあとの臭いも確認しましたが、特になかったです(笑)。防臭性能も高いかもしれません。

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装着感、靴ずれなどのトラブル、汗、蒸れ、臭い、あらゆるトラブルが回避できる

「TREKKING ULTRA COOL」は、肌触り、フィット感ともに申し分なかったです。厚さについては、登山用のソックスとしてはかなり薄手なので、登山靴との相性が心配でしたが、靴とソックスとの間に過度な隙間が生じるわけでもなく、非常に履き心地がよかったです。「超薄手」と銘打ってあったので、つま先などが当たって痛むのではないかという不安はありましたが、そんなことは一切ありませんでした。装着感、靴ずれなどのトラブル、汗、蒸れ、臭い、あらゆるトラブルが回避できたと思います。次は、真夏の暑い時期に履いて速乾性能を試してみたいと思います。

「TREKKING WARM」は、かなり肌寒い気候のもと、テント泊ということもあり、正直、このソックス1枚では心もとなかったです。就寝中は「TREKKING ULTRA COOL」と「TREKKING WARM」の2枚を重ねて履きました。もっと保温性が高まるとよいのではと思いました。超薄手と中厚の差がそこまでない印象だったので、さらに差別化を図ったほうがいいかもしれません。「TREKKING ULTRA COOL」同様、フィット感や履き心地に非常に優れており、着用時のトラブルもありませんでした。

「TREKKING ULTRA COOL」は、夏の登山、春秋の低山等で活躍すると思います。「TREKKING WARM」は、3シーズン用か冬の低山くらいが使用範囲になるだろうと思われます。素材や肌触り、装着感等は申し分ありませんでした。

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サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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「TREKKING ULTRA COOL」は履き心地が非常によく、長時間の歩行に適していそう

「TREKKING ULTRA COOL」は、夏の登山、春秋の低山、UL(ウルトラライト)の登山等で活躍すると思います。テント泊装備を担ぐような場面より、日帰り登山くらいで使用するのがよいかもしれません。履き心地は非常によいので、長時間の歩行にはふさわしいと感じます。低山か気温の高い時期に履いてみたいと思います。

「TREKKING ULTRA COOL」は、肌触りや装着感が素晴らしいし、速乾性・防臭性の素材も優れています。「TREKKING WARM」は、3シーズン用のソックスとしてはかなりいいと思います。これまでのソックスでは蒸れたり、汗疹が生じたりというトラブルが起こったこともありますが、そういう心配もなさそうなので、どちらもこれからも使っていこうと思います。

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「TREKKING WARM」の暖かさを実感
歩いた後も湿らず、また履くことができる
何日か履いても気持ちよく歩けそう

ニックネーム
tamaさん
(30代、女性)
登った山
長野県 蓼科山(日帰り)
登山歴
約15年

Check Point

  • 下山後の温泉でもう一度履いても不快感はなく、速乾性を実感
  • ソックスの保護性能にも着目
  • 厚さが心地よく、足元が冷えない
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下山後の温泉でもう一度履いても不快感はなく、速乾性を実感

8月の山行で下山時に捻挫してしまったにもかかわらず、その後も毎週末のように山へ登っていました。日帰り4回、小屋泊3回と…。ですが、9月下旬の山行後に足首が腫れてきてしまい、休養すること約1ヶ月。ようやく腫れることがなくなり、日常的な痛みも少なくなってきたので、10月中旬に蓼科山へ約4.5時間の山行に出掛けました。

早朝に出発。登山口の気温は-1℃と寒い日でした。白樺湖では朝日を浴びた紅葉の山々が美しく、同行の友だちと感激していたのも束の間、白樺湖を通りすぎたところで、目の前に白く雪化粧をした蓼科山が現れました。前夜に雪が降ったそうです。この日は少し欲張りに歩こうと思っていたので、7合目の登山口を通りすぎて、大河原峠へ到着。熊笹は真っ白で、積雪は1cmぐらいでしたが、幸い地面はあまり濡れておらず、この後、気温が上がることも予想できたので、そのまま山頂を目指しました。

この日はトレッキングシューズもソックスも、はじめて山行で使うものでした。最初は薄手の「TREKKING ULTRA COOL」を履いていましたが、歩き始めてまもなく足の裏が痛くなってしまい、厚みのある「TREKKING WARM」に履き替えることにしました。履き替えるとすぐに足が暖かくなったほか、足の裏の痛みもなくなり快適に樹林帯を歩くことができました。山頂付近は森林限界を超え、風が強く、一番寒さを感じましたが、足元の寒さは感じません。蓼科山頂ヒュッテ〜山頂〜蓼科山頂ヒュッテはガス。一瞬青空が見えて、すぐにガスが上がってくるというのを繰り返していました。

下山時は足を捻挫したり、滑ったり、転んだりとヒヤリとすることが多かったので、この日は特に慎重に歩きました。山頂付近は大きな石が多く、濡れていて大変冷たかったのですが、無事に下山。ガスを抜けると快晴でした。登山口付近で来た道を振り返ると、太陽の光を浴びて雪がすっかり解けた蓼科山の姿が。冬の山も秋の山も楽しむことができた山行でした。

登山のあと温泉に立ち寄ったのですが、ここで替えのソックスを忘れたことに気づきました。山行後のソックスは汗を吸って湿気を帯びていることが常ですが、「TREKKING WARM」は脱いだばかりでも湿り気を感じないのです。実際、温泉の入浴後にもう一度履いても不快感はなく、思わぬところで「TREKKING WARM」のメリットを感じたのでした。

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サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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ソックスの保護性能にも着目

9月の山行後に足首が腫れてしまい、約1ヶ月ぶりの登山でした。足首の状態が万全とは言いきれない中、少し先走って山へ行ってしまいましたが、下山後数日経っても足首は腫れることなく過ごしています。サポーターを巻いていたこともあるのでしょうが、このソックスで足が保護されていたのかもしれません。これまでソックスはなんとなく中厚手のものを選んできましたが、今回の山行で速乾性の高いソックスの快適さを知ってしまったので、今後、ソックスを選ぶ際は、厚さ以外の機能面もチェックしようと思いました。

二足とも気になった点は、ふくらはぎが窮屈だったことです。長さ(丈)はふくらはぎの真ん中ぐらいまででちょうどよかったのですが、ふくらはぎが少し食い込む感じでした。

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サーミック TREKKING ULTRA COOL / TREKKING WARM
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厚さが心地よく、足元が冷えない

「TREKKING ULTRA COOL」は、届いたものを見て「薄いな」という第一印象を持ち、着用してみても薄くて足が痛くなりそうという不安がありました。実際の山行時も痛みが出てしまい、途中から「TREKKING WARM」に履き替えてからは快適に歩けました。歩きはじめが氷点下という日だったので、「TREKKING ULTRA COOL」から履き替えたときに、「あったかい!」とまず感じて、ホッとしました。今回の山行当日は寒い日でしたが、「TREKKING WARM」で足元が冷えなかったので、安心して休憩もできました。

「TREKKING ULTRA COOL」は、真夏の低山(〜2000mぐらいまで)、2時間ぐらいまでのハイキングにおすすめ。やわらかめのトレッキングシューズや、スニーカーで歩くときにはよさそうです。「TREKKING WARM」は、一年中オススメしたいです。硬めのトレッキングシューズでも快適でした。厚さが心地よく、速乾性を実感したので、複数日歩くときは、これなら何日か履いてもいい気持ちで歩けそうだと思いました。宿泊を伴う山行で、早く使ってみたいです。

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