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MONITOR REPORT

キーン
NXIS EVO MID WP

ホーボージュンさん&
選ばれた4名のモニターからのレポートを掲載!

ソフトな履き心地と軽快な歩行感を実現
「初めてのトレッキングシューズ」としてもおすすめの一品

キーン NXIS EVO MID WP
ホーボージュン

ホーボージュン
アウトドアライター。大学生のころにスポーツグラフィック「Number」への寄稿をきっかけに執筆業の世界へ。ペンネームの「ホーボー(HOBO)」は英語で「放浪者」の意。20代で、400日をかけてユーラシア大陸を横断。その後もパリ~ダカールラリーへの出場や、自転車による南米大陸縦断、シーカヤックでの外洋航海、6000m峰の高所登山など、フィールドを選ばず旅を続けている。著書に『山岳装備大全』(山と溪谷社)や『実戦主義道具学』『実戦主義道具学2』(ワールドフォトプレス)などがある。

Check Point

  • とにかく“ルーミー”で窮屈さを感じない
  • 屈曲性が高く、足運びが楽
  • 柔らかいのにねじれない
  • 良好なヒールホールド
  • ソフトなミッドソール
  • どんな状況でも安心感がある

KEENからまったく新しいトレッキングシューズが発表された。その名も『NXIS EVO MID WP(ネクシス エヴォ ミッドウォータープルーフ)』。キャンプからもう一歩踏み出して、トレッキングや登山を始めたい人に向けた軽快なトレッキングシューズである。

KEENのトレッキングシューズといえば『ターギー』シリーズが有名だ。僕も昔からの愛用者で「本格的な登山靴を履くほどではないが、岩場やザレ場、急峻な上り下りがあるようなハイキング」には好んでターギーを履いていた。

しかし今やトレッキングシューズは全体的により薄く、より軽く、そしてよりスピードを重視した方向に変わっている。この春に登場したこのネクシス エヴォ ミッドウォータープルーフ(以下ネクシスと呼ぶことにする)はそういった時代の流れを汲みつつ、KEENの最新テクノロジーを使って、ハイキングシューズを再定義したものだと思えばいい。

僕は今回の日本でのローンチに先駆け、約2カ月にわたり長期テストをする機会に恵まれたので、その印象をお伝えしよう。

キーン NXIS EVO MID WP

とにかく“ルーミー”で窮屈さを感じない

写真を見てもらえれば解るように、ネクシスは横幅がひろく、とくにつま先まわりがゆったりとしている。だからビギナーが抱きがちな「登山靴って窮屈なんでしょ」というイメージは一発で覆される。

足入れもしやすく、シューレースを結んで立ち上がった瞬間に「あっ!」と声が出た。普段履いているスポーツシューズとまったく変わらない感覚なのだ。

人の足の形は千差万別だが、僕はハイアーチで甲が高く、足の親指が人差し指より長い「オブリーク型」という足をしている。そのせいもあって細身でつま先がタイトなシューズが苦手なのだが、ネクシスはターギーと同じ幅広タイプのラストを採用。さらに指が圧迫されにくい広めのトゥボックス構造なので、リラックスして履ける。

このルーミーさこそが、僕が感じた最初の特長だ。

キーン NXIS EVO MID WP

屈曲性が高く、足運びが楽

歩き始めて驚いたのは「拇指球の付け根の屈曲性がとても大きい」ことだ。まるでランニングシューズやウォーキングシューズのようにグンニャリ曲がる。

登山の世界では険しい山岳域と人里を結ぶエリア、つまり山麓や里山で使うシューズを「アプローチシューズ」などと呼ぶ。これまでアプローチシューズにはクライミングシューズ系のデザインが多く、尖ったつま先と、指の付け根近くまでシューレースが伸びているのが普通だった。

それに対してネクシスのシューレースは高い位置で止まっていて足先には何もない。これが指の付け根の屈曲性を上げるためにとても大きな役割を果たしている。

アッパーの構造だけでなく、ミッドソールやアウトソールの柔らかさも影響している。特に大岩をよじ登る時や、木の根を伝うように登るようなセクションではアッパーの柔らかさと屈曲性の高さが大きくサポートしてくれた。

キーン NXIS EVO MID WP

柔らかいのにねじれない

「柔らかいと足元が不安じゃないの?」そう思う人も多いだろう。

一般的な登山靴、とくにミッドカット以上のものはある程度の硬さと厚みをもっているのが普通だ。これは重い荷物を背負ったり、足元の悪い不整地を歩く時に足首まわりに安定感を持たせ、捻挫などのケガを未然に防ぐためだ。

ネクシスの場合は「KONNECTFIT(コネクトフィット)」という独自のテクノロジーによって足首の安定感を高めている。

写真を見てもらえればわかるが、くるぶしの下にV字型の樹脂パーツが装備されている。これは足の外側と内側の両方にあるのだが、両者はコード(黄色いロープ)で連結されていて、なおかつその先端はシューレースにリンクしている。だからシューレースを引き絞ると自動的にこのV字パーツが左右からギュッと足首をホールドし、足元の安定感を向上させてくれるのだ。

写真は尖った岩の先端に踵で立ち込み、つま先と足の右半分が宙に浮いてしまっている状況だが、こんな体勢でもくるぶしまわりがしっかり固定されているので、安定した姿勢を保つ事ができる。この軽さ、この柔らかさからは考えられないレベルの安定感だ。

キーン NXIS EVO MID WP

良好なヒールホールド

トレッキング中の足のトラブルで最も多いのが「マメ」と「靴ズレ」だ。なかでも踵やアキレス腱周辺の靴ズレに悩まされている人は多いと思う。

その原因は後足を前に蹴り出すときに、踵が靴の中で浮き上がってしまうこと。フィッティングの問題もあるが大きな段差や急峻な登り坂ではどうしても踵が浮きやすい。

それを物理的に解決してくれるのがこのComfort Heel Control(コンフォート・ヒール・コントロール)だ。ちょうどアキレス腱のあたりに小さな柔らかいパッドが備わっているのである。

これが歩行時の踵の浮きを抑え、まるで自分の足とシューズが一体化したかのような一体感が味わえる。歩行時の違和感はまったくなく、意識することなく使えるのが嬉しいと僕は思った。

キーン NXIS EVO MID WP

ソフトなミッドソール

この1か月のあいだ、僕は山中の登山道だけでなく、街中や犬の散歩などの日常生活にもネクシスを使ってきた。かなり長時間履いていると思う。

硬いアスファルトの歩行はトレイル以上に苛酷なものだが、このネクシスは着地の衝撃がほんとうによく緩和されていて、足にとても優しかった。まるで柔らかな落ち葉の絨毯を歩いているようなのだ。

この“優しさ”を支えているのがソールシステム。見ての通りソールにはたっぷりと厚みがあり、ミッドソール(黒い部分)の両サイドが大きく立ち上がった立体構造が採用されていて、足が左右にぶれにくい。このミッドソールはインジェクション(射出)成型のEVAで、フカフカしていてクッション性が高い。といっても最近流行りの厚底ウォーキングシューズみたいに柔らか過ぎて不安定な感じはぜんぜんない。

また真横から見るとソールはフラットで緩やかなロッカー(弧)を備えている。これがスムーズな足運びをサポートすると同時に、クセのない自然な歩行感覚を叶えている。

キーン NXIS EVO MID WP

どんな状況でも安心感があるグリップ力

アウトドアではソールのグリップ力は非常に重要なファクターだ。悪路の踏破性だけでなく、安全確保にも大きな役割を果たすからだ。

ネクシスに搭載される「KEEN オールテレインソール」は全方向への動きに対応した4mmのラグパターンを採用。優れたグリップを発揮しながら排土性能も高いので、ぬかるみや粘土質のトレイルでも目詰まりすることなく安心して歩けた。

またアッパーは通気性に優れたメッシュ素材を使っているのでいっけん雨には弱そうに見えるが、さにあらず。じつは防水透湿素材「KEEN.DRY」を内蔵しているので構造的には完全防水だ。だから雨の日はもちろん、水たまりや徒渉でもひるまず歩ける。高山では残雪のぬかるみが待っているし、あと2カ月もしたら梅雨シーズンがやってくる。でもネクシスなら安心して出かけられる。

キーン NXIS EVO MID WP

こんなシーンに、そしてこんな人に。

さて。今回いろいろな天候、地形、路面状況で使ってみた僕の結論を報告したい。

このネクシスの守備範囲はバックパッキング旅行、キャンプ、デイハイク、ハイスピードハイキング、日帰り登山、そして夏季の山小屋泊登山だと思う。

3000m級の高所登山や、アイゼン装着が前提となる残雪期登山、そして雪渓歩きには正直いって力不足。シャンクの入っていないソフトなソールは岩稜歩きや長時間岩に立ち込んだりするようなハードな山行も無理だと思う。

しかし30L程度の小型ザックで出かけるハイキングや、行動時間6時間ぐらいの日帰り登山ならば十分。脚力のあるトレイルランナーや経験豊かなベテランハイカーならば、ハイスピード登山や縦走にも使えるだろう。もっと解りやすくいうと「普段トレランシューズで登山しているような人ならなんの心配もなく使える」と僕は思う。

個人的にいちばんおすすめしたいユーザーは、キャンプやハイキングをきっかけにして自然の中で遊ぶ楽しさを知ったビギナーで「この夏は登山にも挑戦してみたい!」「いろいろなトレイルを歩いてみたい!」と思っている人だ。

ソフトな履き心地と軽快な歩行感、軽いのに全天候に対応した防水構造と足首をしっかりホールドしてくれるミドルカットは「初めてのトレッキングシューズ」としてもぴったりだと思う。

キーン NXIS EVO MID WP

軽くてストレスなく歩けるシューズ
衝撃や滑りを感じさせない登山靴機能にも満足
楽に登れるから、積極的な山行を計画できる

ニックネーム
ほげちゃん さん
(40代、女性)
登った山
山梨県・王岳、吉沢山、鬼ヶ岳、金山、十二ヶ岳縦走(日帰り)
登山歴
2年
使用アイテム
NXIS EVO MID WP

Check Point

  • 雪解けで滑りやすい縦走路を10km歩いても、痛みが出ず、疲労感もない
  • 履き心地はランニングシューズなのに、衝撃や滑りを感じさせない
  • キツめな山も楽に登れるから、積極的な山行を計画できそう
キーン NXIS EVO MID WP
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キーン NXIS EVO MID WP
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雪解けで滑りやすい縦走路を10km歩いても、痛みが出ず、疲労感もない

3月21日に、富士山が見渡せる山梨県の王岳、吉沢山、鬼ヶ岳、金山、十二ヶ岳の縦走に行きました。曇り時々みぞれのち晴れで、寒い1日でした。山行中ずっと富士山を見ながら歩くコースでしたが、あいにくの天気で下山後しか富士山は姿を現してくれませんでした。その代わり樹木についた氷は満開の桜のようできれいでした。

冬の間もアルパインシューズにアイゼン装着というスタイルで山に登っていましたが、今回は久しぶりの雪の無い山。「NXIS EVO」を履いた瞬間、今までに感じたことがないくらい足が軽く、走り出したい気分でした。登り出しに急登があり、雪解けで滑りやすい道だったのに転ぶことなく安心して登れました。結構な水分を含んだ、ぐちゃぐちゃな道が続いたのですが、水がしみることはなく寒さも感じません。

いつもは後半になると足が重く感じることがありますが、約7時間、10kmを超える山行にもかかわらず、疲労感もなく歩けました。今まで履いていた靴では擦れる箇所にテーピングしていましたが、今回は思い切ってテーピングなしで履いてみましたが擦れたり痛くなることはありませんでした。こんなことは初めて。「NXIS EVO」を履く時はこれからもテーピングなしで登れます。また、濡れた岩場でロープを使う場面でも滑らずに登れたので、仲間の先頭をきって強気で歩くことができました。また、下山後の温泉ではいつも足が疲れてマッサージをするのですが、今回は疲労感も少なく、マッサージなしでお風呂に入れました。

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履き心地はランニングシューズなのに、衝撃や滑りを感じさせない

「NXIS EVO」を手に取った時、「軽い!」と思いました。靴底が柔らかく裸足で歩いている感じです。下ろしたてなのに、テーピングなしで靴ずれせずに10kmを超える距離を歩くことができたのは驚きでした。

今まで山の下りなど足がぶれてかかとが痛い時があったのですが、今回は全く痛みがなかったです。登りの急なところでも、靴がズレることがなく快適に歩けました。軽いので頼りないかと思ったのですが、岩場でも衝撃を感じずに歩くことができました。アッパー素材は、ぱっと見は「本当に大丈夫?」と思いましたが、思い切って雪解けの沢を歩いてみたところ、靴下も全く濡れず、しかも冷たさも感じることなく歩けました。

履き心地はランニングシューズなのに、肉厚のミッドソールと弾力性の高いフットベッドのおかげで衝撃や滑りを感じさせない登山靴としての機能がしっかり備わっていて驚きました。アウトソールも、最初は、「本当に大丈夫? 滑らない?」と恐る恐るだったのですが、雪解けの滑りやすい道や、濡れた岩場でも安心して登れました。

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キツめな山も楽に登れるから、積極的な山行を計画できそう

軽い登山靴なので、距離があるにもかかわらず疲労感が少なく登ることができました。アップダウンのある登山道でもホールドがしっかりしているから、ストレスなく歩くことができ、登山を始めたばかりの人や年配の人におすすめしたいです。距離のある山行にもいいですね。

これから夏山シーズンですが、メッシュ素材のアッパーで蒸れなく気持ちよく歩けそうです。いつもなら疲れてしまうような、ちょっとキツめな山でも「NXIS EVO」ならいつもより楽に登れると思うので、積極的な山行を計画できそうです。

スタイリッシュで街履きでもおしゃれ!
ミッドソールの厚さと幅広のデザインで足先のストレスなし
長時間歩いても疲れない、安心の一足

ニックネーム
すーさん
(50代、男性)
登った山
神奈川県・三浦半島の田浦~乳頭山~仙元山(日帰り)
登山歴
6年
使用アイテム
NXIS EVO WP

Check Point

  • 雨の後の滑りやすい三浦半島の山でも、危ないと思うことがない
  • しっかり締めるとヒールカップがかかとにフィットするホールド感を実感
  • 街履きでもお洒落なデザインながら、かかとが浮かない、疲れない、グリップが効く!
キーン NXIS EVO WP
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雨の後の滑りやすい三浦半島の山でも、危ないと思うことがない

三浦半島の田浦~乳頭山~仙元山に行きました。普段から体調や目的に合わせて、のんびりハイキング、心肺強化のハイペーストレッキング、タイムトライアルのトレランを実施してきたコースです。様々な条件のトレイルで靴を評価できる山行、歩き慣れた登山道で履き慣れた他の靴と比較できる場所、最後に花見ができる場所ということでこのコースを選びました。

真新しいシューズのデビューで汚したくない気持ちもあり、春の天気の良い休日を狙っていましたが、前々日の大雨で日陰はぬかるみがあり、滑りやすかったです。結果として、乾いたトレイルだけではなく濡れた急勾配のトレイルでも履き心地を試すことができました。三浦半島の山は雨の後はとても滑りやすいので、急勾配のアップダウンではズルッと滑り、「危ない」と感じることが何回とあるのですが、今回はありませんでした。アウトソールは硬すぎず柔らか過ぎずでちょうど良いと思います。

今回、ぬかるんだ登山道、急勾配のアップダウン、岩場など、約4時間の山行でしたが、弾力性の高いフットベッドにより、足のむくみもなく普段のシューズに比べ疲れにくかったです。肉厚のミッドソールが岩や木の根の突き上げを吸収するのか、足裏へのダメージも軽減されるようです。

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しっかり締めるとヒールカップがかかとにフィットするホールド感を実感

第一印象は、「黒と黄色の配色、ロゴがメッシュで透けていてスタイリッシュでかっこいい」でした。また、幅広でつま先の圧迫がなく、気負いなくリラックスして履けそう。ミッドソールのクッションが効いているとも思いました。

普段は靴の中で足指の間に汗をかきやすいのですが、速乾性の高いアッパー素材と、内側の防水透湿性素材のお陰か、蒸れは感じませんでした。足先が幅広のデザインなので、靴紐をきつく締め付けても指先は圧迫されずストレスはありません。

つま先の「トゥ・プロテクション」は、他社のトレランシューズのトゥガードに比べ、カバー範囲も広く頑丈。岩場や根を張り巡らしたトレイルでも、つま先へのダメージを感じることはありませんでした。本格登山シューズとトレランシューズの中間のイメージですが、アプローチシューズとしてではなく、中低山の登山で積極的に使用できると感じました。

「コネクト・フィット」、「コンフォートヒールコントロール」の効果は、ハイクを開始してから最初に靴紐を締め直した時に実感しました。電車を降りて登山道に入ってからも、序盤は傾斜が緩やかなので靴紐を締め直さずそのまま歩いていましたが、しっかり締め付けるとヒールカップがかかとにフィットする感覚があり、かかとのホールド感は歩いている間だけではなく、例えば花を撮っている場面などで屈んだりつま先立ちする際でも、かかとが浮くことはありませんでした。歩く際にもホールド感は感じられますが、何気ない動作でも感じられます。

登山後まで意識していませんでしたが、アウトソールは前後のラグパターンの他に、足裏左右パターン、接地面の形状を変えているんですね。さらに水を逃すような2本の湾曲した溝も。急勾配の下りでは斜めに歩くので、横にスリップしない配慮は心強いです。グリップ性能はもっと検証したいので、次は濡れた岩場や何度も歩いている三浦半島の岩礁トレッキングで試してみます。

靴紐が緩みやすいことだけが気になりましたが、普段はクイックレースのような靴紐を結ばないシューズを履いているので、慣れていないのかもしれません。

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街履きでもお洒落なデザインながら、かかとが浮かない、疲れない、グリップが効く!

「NXIS EVO」は、長時間歩いても疲れないし、安心できます。ミッドソールの厚さと幅広で足指のストレスがないし、アウトソールはグリップが効くので、今回の山行には適していました。丹沢や奥秩父の山々のテント泊縦走まで使えそうです。中低山登山、ハイキング、キャンプ、磯遊び、岩礁歩きにもよさそうです。

アウトソールのパターンがトレイルでどんな威力を発揮するのかとても楽しみにしていましたが、それ以上に長時間歩いても疲れにくく、山行後の足裏やつま先の違和感がありませんでした。かかとが浮かない、疲れない、グリップが効きあらゆるトレイルに対応できそう、街履きでもお洒落なデザインなどから、これからもメインシューズとして使っていきます。

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速乾性や防水効果、ソールのグリップ力を実感
足が蒸れないので、靴下の濡れがなく快適
デザインのかわいさにテンションが上がる

ニックネーム
ゆか さん
(30代、女性)
登った山
神奈川県・鐘ヶ嶽、不動尻(日帰り)
登山歴
5年
使用アイテム
NXIS EVO WP

Check Point

  • ぬかるみや濡れた路面が多い丹沢でも、速乾性や防水効果、グリップ力の高さで安心
  • ウェットな路面やぬかるみでも、靴下が濡れたり足が蒸れたりしない
  • 防水性・通気性の良さ、グリップ力の高さ、デザインのかわいさがお気に入り
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ぬかるみや濡れた路面が多い丹沢でも、速乾性や防水効果、グリップ力の高さで安心

昨年Instagramで見て感動したミツマタ群生地を、自分の目で見に行きたいと思っていたので、3月19日に七沢~鐘ヶ嶽~不動尻~七沢を歩いてきました。1年越しの念願の山行です。

本厚木駅から七沢行きのバスに乗り、登山口で降りるまでは順調でしたが、スタート位置を間違え、鐘ヶ嶽を登ることに。アスファルトオンリーの林道コースで行く予定でしたが、結果として土・石など様々な路面で「NXIS EVO」を試せて良かったです。また、前日に雨が降っていて、日影が多いミツマタ群生地はぬかるみや濡れた路面も多かったのですが、「NXIS EVO」の速乾性や防水効果、ソールのグリップ力の高さに助けられ、約3時間半の快適な山行を終えることができました。

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ウェットな路面やぬかるみでも、靴下が濡れたり足が蒸れたりしない

ややウェットな路面で途中ぬかるみがあるトレイルを通りましたが、靴下が濡れたり足が蒸れたりするような感覚はありませんでした。足が蒸れると靴下が濡れてだんだん冷えてくることもありますが、それがなかったのが快適でした。普段履いているトレランシューズは防水スプレーをしているので、靴下が濡れない感覚は似ているのですが、足が蒸れてくることが多いです。その点、「NXIS EVO」はなかなか画期的なシューズだと思いました。アウトソールは適度な凸凹で、安定したグリップを兼ね備えていました。ぬかるみや濡れた林道・石段も問題なく歩くことができました。

「トゥ・プロテクション」によって、岩などにぶつかったときの衝撃が緩和された実感はありました。ただ、普段履いているトレランシューズと比べて靴底が硬い感じで、少し靴擦れができてしまいました。疲労軽減効果も特に感じられなかったのですが、後日、2回目に履く前には手で少し力を入れてしならせて、柔らかくしたためか履きやすくなりました。登山に行く前に、街や平地を十分に歩いて、慣れておくことをおすすめします。

(個人的には)靴紐が濡れてしまうと、結び直す時に手や手袋が濡れて、そこから身体が冷えてしまうので、クイックシューレースだとさらに良いと思いました。

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防水性・通気性の良さ、グリップ力の高さ、デザインのかわいさがお気に入り

トレッキングシューズとのことで普段履いているトレランシューズよりも重いのかなと思いましたが、持った感じはそこまで違いを感じませんでした。(NXIS EVO WPが307gなので、トレランシューズよりも50g前後重いようです)。また、靴のカラー(Plaza Taupe/Ibis Rose)のピンクの差し色がかわいくて、箱を開けた瞬間、テンションが上がりました。

今回は、前日が雨で、ぬかるみや濡れた林道・石段を歩くことになったので、防水性・通気性の良さ、グリップ力の高さが存分に活きた山行でした。今回の山行から、「NXIS EVO」は、雨の日や雨の翌日などの悪天候下での山行や天候が読めない縦走に最適だと思います。ただし、林道などが多いルートだと、ソールが削られ、シューズの寿命を縮めてしまいそうで、少し不安かもしれませんね。

防水性・通気性の良さ、グリップ力の高さ、デザインのかわいさが気に入ったので、これからも使っていきます。

「水に浸けても大丈夫」な靴で山行も安心。
「この靴を履いて山に行きたい!」と思うデザインで
べストパートナーになる一足

ニックネーム
吉川となりさん
(20代、男性)
登った山
岡山県(美作アルプス)駒ノ尾山~船木山(日帰り)
登山歴
4年
使用アイテム
NXIS EVO MID WP

Check Point

  • 「美作アルプス」の荒れた急勾配の下りでグリップ力を実感
  • かかと部分は靴と一体化しているのに、つま先部分はストレスなく自由に動かせる
  • 一緒に様々な山へ出かけ、ベストパートナーになりたくなる一足
キーン NXIS EVO MID WP
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「美作アルプス」の荒れた急勾配の下りでグリップ力を実感

4月上旬、美作市の駒ノ尾山~船木山に行きました。歩行時間は約5時間です。駒ノ尾山や船木山は、地元では「美作アルプス」と呼ばれる山群の一角。標高は1300m級とものすごく高いわけではないですが、登山道や岩道などそれなりに険しい個所もあり、初心者から中級者におすすめの山々です。今回は久しぶりの登山であり、残雪や天気などコンディションが悪くやや不安な登り始めでした。天候は駒ノ尾山、船木山頂上まで曇りで、特に駒ノ尾頂上は霧と風も強く寒かったです。船木山から下山し始める頃から晴れました。

当日は雨ではなかったのですが、雪解けが小川状になっている道や沢を渡った際にあえて水の上を歩いてみました。雪解け水の上では十数分歩いても浸水などはなく、沢を渡る際も靴を水に浸けながら飛沫を浴びましたが屁のかっぱ。雪の中に靴を埋めても少し冷たく感じる程度です。水を弾く防水シューズは多々ありますが、「水に浸けても大丈夫」な靴なら山行中の安心感がかなり違うと思います。

冬の間に荒れてしまった急勾配の斜面を下る際、初めは恐る恐る出していた足も、「NXIS EVO」の驚異のグリップ力に気づき、「この靴ならいけそう!」と進んでいけました。足を踏み外して「アッ」と思った箇所があったのですが、そのときにソールが屈曲してくれたおかげでしっかりと踏ん張れました。驚いたのは、急斜面でも力を入れずにまっすぐに立てたこと。普通なら足先やふくらはぎの筋肉を使って踏ん張るような場面でしたが、ほとんど力を使わずに留まることができました。

これまでに何回も登っている山ですが、下山後もすいすいと歩くことができたのは今回が初めてです。肉厚のミッドソールのおかげか、山行中もあまり疲れずに歩くことができ、疲労感の違いを下山後に強く感じました。登山において、ザックの背負い方や体調管理、天気や気温などさまざまな部分が山行に関わってくることと思いますが、靴ひとつでこんなに違いがわかるものだとは思いませんでした。

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かかと部分は靴と一体化しているのに、つま先部分はストレスなく自由に動かせる

「NXIS EVO」は、まず見た目がめちゃかっこいい! 従来の登山靴のイメージを一新するような配色やKEEN独特のスタイリッシュなデザイン、そして光の反射が黒く輝くアッパー。「この靴を履いて山に行きたい!」とそんな気持ちにさせてくれます。

そして実際に足を入れてみると、見た目の華奢さからは想像できないほどの包まれ感や安心感があり、その軽さと履き応えのギャップに驚きました。初めはその軽さから「え、こんな軽くて大丈夫なの」と思うかもしれませんが、靴を入れた瞬間の「こりゃすごい!」という感覚はぜひ多くの方に感じてほしいと思います。

足先に窮屈さが全くないことも驚きでした。足先にゆとりがあり、それによって足指を自由に動かすことを可能にしています。足指を使って強く踏ん張ったり、足指を動かしてほぐしたりなどの動きがスムーズにできるだけで、山行中のストレス具合が全然違うと思います。また、かかと部分に「コンフォートヒールコントロール」という小さなクッションが施されており、これがかかとの上部を吸いつくように掴んでくれて、靴ずれしないだけでなく抜群のフィット感も感じることができました。急斜面で、足首をかなり大きく運動させながら「滑り歩く」ような場面があったのですが、自由自在にしっかりと足の動きについてきてくれます。かかと部分は靴とがっしり一体化しているのに、つま先部分はストレスなく自由に動かせる。この点が一番の感動でした。

ミッドソールはかなり分厚く、フットベッドは指で押してみるとその弾力性を大いに感じることができます。普段から足腰に疲労が溜まりやすいのですが、この潰れにくいフットベッドが足裏のアーチを良く保ってくれたようでした。アウトソールは縦に二本の切れ目があり3つに分かれていて、でこぼこしたような足場でもある程度バランスを取ることができ、足への負担が少なくなったような気がします。また、かかととつま先の高低差が8mmもあることで、平坦な道ではすいすいと足が進んでくれました。

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一緒に様々な山へ出かけ、ベストパートナーになりたくなる一足

今回は久しぶりの本格的なトレッキングになりましたが、沢や残雪のある道も防水性がある安心感、なまった足腰を助けてくれる抜群のフィット感や歩きやすさでとても快適な山行になりました。それに、歩き疲れてふと足元に目を落とした時、「あれ、いま俺かっこいい靴履いているな」と嬉しさが湧き上がり、気持ちを押してくれました。

「NXIS EVO」は、軽量化のためアッパーなどの素材は「剛健」よりも「しなやか」タイプ。どちらかというとハードな高山や重たい荷物を持ったテント泊より、今回のような低山ハイクや日帰り登山のほうが向いている気がしました。

「最近の靴はどれも良い」と思っていましたが、「NXIS EVO」のように足を入れた瞬間から実感できることはなかなかありません。この足運びの良さと身軽感、そしてソールの強さや安定感で、山のどんな場面でもスムーズに歩いていけると思います。今後も「NXIS EVO」と一緒に様々な山へ出かけ、ベストパートナーになれればと思っています。

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