高尾駅北口から出ている小仏行きのバスに乗車、10分ほどの日影バス停で下車する。
バスの進行方向に向かって進み、「左　日影沢　高尾山」の石柱と「森の図書館」の案内板があるところを左折する。左手にはカツラの林が広がっている。

森の図書館がある日影沢園地からは林道と分かれ、左手の山道を歩こう。ケヤキの大木に迎えられると、 道のかたわらの木々には、木の名前を記したプレートが目につくようになる。これが「いろはの森」たるゆえん、いろは48文字が頭文字になっている木を選んで表示している。

なかには「へいたまのき」などという聞き覚えのない名前もあるが、これはアブラチャンのことで栃木県のある地方の呼び名だというから面白い。 木の名前をひとつひとつ確認して歩くうちに４号路と交わるが、いろはの森コースは４号路と分かれて尾根伝いに続き、やがて１号路に合流する。