ミレー「ブリーズバリヤー トイ ジャケット」｜撥水・保温・通気・防風、4機能でウェア内は快適！ ヘビーローテーション必至の行動保温着
雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップしている。2023年12月号では、ミレーの「ブリーズバリヤー トイ ジャケット」を紹介。
文=佐藤慶典、写真=中村英史
ミレーの人気インサレーション「ブリーズバリヤー トイ ジャケット」がアップデート。
今回の改良では裏地にミレーの独自素材スルーウォームが採用された。メッシュ生地にワッフル状の起毛がほどこされ、保温性と通気性という、相反する機能を両立している。起毛が適度な保温力を発揮し、メッシュが余計な熱を外へ逃がすため、行動中もウェア内が快適温度に保たれるのだ。内身頃は起毛が露出し、袖部分は袖通しが滑らかになるよう生地を反転させ、メッシュ面が肌側にくる仕立てになっている。
表地にはブリーズバリヤーを使用。繊維自体に撥水成分を含浸させており、撥水性が長く持続。また、防風性を備えつつ、繊維間の孔が撥水コートでふさがれていないため、通気性があるのが特長。裏地との相乗効果で、より蒸れにくくなっている。加えて、縫製に撥水糸を使い、雨に対するプロテクション機能を強化する工夫も。
夏はアウターや保温着として、寒冷期にはミドラーやアクティブインサレーションとして季節を問わず着用できる。デイリーユースにも、ぜひ。
（山と溪谷2023年12月号より転載）