ミレー「ティフォン50000ストレッチジャケット」｜今季、ロゴを一新したミレーの高機能レイン。防水透湿性に優れ、着心地よく、常に快適
雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップしている。2024年4月号では、ミレーの「ティフォン50000ストレッチジャケット」を紹介。
文=佐藤慶典、写真=中村英史
創業から百余年。今季、ロゴを気品高く、より洗練されたデザインへと変更したフランスの老舗アルパインブランド、ミレー。「М」をかたどったワンポイントロゴはシンプルかつエレガントで意匠性に富む。今後、この意匠がプロダクトの設計やパーツなどに落とし込まれるというから楽しみだ。
ロゴ一新で次の世紀へ歩み始めたミレーの代名詞となる製品が「ティフォン50000ストレッチジャケット」。着心地のよい高透湿防水ジャケットで、レインウェアはもちろん、ウィンドシェルや行動着としてなど、幅広いシーンに対応できるのが特徴。独自開発した7ミクロンの極薄メンブレンにより、登山に必要な防水性を備えつつ、一般的なレインウェアの2～3倍もの透湿性を達成。また、生地のストレッチ性や、シルクタッチのニットの裏地により、これまでにない、しなやかな着心地を実現。ウェア内の蒸れを軽減し、汗冷えを抑制、着用時のストレスもないため、一日中、快適に行動し続けられる。
今モデルより、新ロゴが胸と腕に配される。また、ファスナーの引き手部分にはロゴの「M」の意匠が反映されている。
（『山と溪谷』2024年4月号より転載）