秋冬登山を
快適に楽しむための
4タイプの
“アクティブサーマル”
文=佐藤慶典、写真=中村英史
[PR]2024.09.28
人気のティフォンシリーズなどを手がけるミレーのラインナップで今季注目したいのが、行動保温着「アクティブサーマル」だ。
ミレーのアクティブサーマルシリーズは、優れた吸水速乾性に加え、保温と通気という相反する性能を高次元で両立。寒冷時は保温力を発揮し、行動時は通気性が効果的に働き、ウェア内は常にドライで快適な秋冬登山が楽しめる。
「スルーウォームフーディ」はメッシュ生地を起毛させた独自素材を使ったミッドレイヤー。ロフトがありながらも通気性が高く、軽量コンパクトになる。「ドライグリッドフーディ」は今回紹介する4種で最も薄手。突出した吸水速乾性を持つため、運動量の多いアクティビティーに向く。「ワッフルウールフーディ」はメリノウールをワッフル状に編んだ行動保温着。調湿性に優れる。「アルファライトスウェット Ⅱ ジャケット」は4種で最も保温力があり、幅広いシーンに対応可能。
紹介した4種のどれが最適解かは、各人の登山スタイルや体質、レイヤリングにより変わる。性能比較を参考に、店頭試着などで自身の解答を導き出してほしい。
スルー ウォーム フーディ
起毛メッシュ素材で
高い保温性と通気性を兼備
夏山高所登山の行動&保温着として
薄手メッシュ生地を起毛させた独自素材「スルーウォーム」を採用。毛足が長く、ロフトがあるため保温力があり、元々メッシュ生地なので“汗抜け”のよさも特徴。稜線などで風があるときは、ウィンドシェルを併用するといい。フードはバラクラバタイプ、袖口にはサムホールを装備。
ミレー
スルー ウォーム フーディ
| 価格 | 20,900円(税込) |
|---|---|
| サイズ | XXS〜XL |
| 重量 | 190g(M) |
| カラー | 3色 |
ドライ グリッド フーディ
優れた吸水速乾性で
ウェア内の蒸れ感を抑制
行動&保温着として
肌面は水分を含みにくいポリプロピレンのグリッド構造で、汗の濡れ戻りを防いてドライ感をキープしつつ、表面には吸水・拡散性に優れたポリエステルを採用するハイブリッドサーマルレイヤー。運動量の多いアクティビティーに最適。ドライナミックメッシュと合わせるとドライ感が増す。
ミレー
ドライ グリッド フーディ
| 価格 | 17,600円(税込) |
|---|---|
| サイズ | XS〜XL |
| 重量 | 294g(M) |
| カラー | 3色 |
ワッフル ウール フーディ
ワッフル状の生地が生む着心地と
優れた保温&調湿性
スキー&スノボのベースレイヤーとして
保温性・調湿性を備えたメリノウールと、耐久性や速乾性に優れた化繊の混紡素材を、縫い目のないコンピュータ編みでワッフル状に仕上げたサーマルレイヤー。肌ざわりがよく、着心地がいいのもポイント。背中や脇下、口周りは編み方を粗くし、通気性や伸縮性を高める工夫が施されている。
ミレー
ワッフル ウール フーディ
| 価格 | 19,250円(税込) |
|---|---|
| サイズ | XS/S、M/L |
| 重量 | 232g(M) |
| カラー | 4色 |
アルファ ライト スウェット Ⅱ
ジャケット
中綿をメッシュ生地でサンド。
寒冷時の行動を快適に
秋冬の街着として
高い通気性と保温性、濡れてもロフトを損わず、速乾性に優れた「ポーラテックアルファ」を中綿に使用。その性能を生かすため、表裏をメッシュ生地でサンドしたジャケット。行動保温着としてはもちろん、防寒着や中間着、アウターとしてなど、シーズンを通してマルチに使える。
ミレー
アルファ ライト スウェット Ⅱ
ジャケット
| 価格 | 23,100円(税込) |
|---|---|
| サイズ | XS〜XL |
| 重量 | 334g(M) |
| カラー | 2色 |
「スルー ウォーム®」+伸縮素材
の
ハイブリッド生地に注目!
スルーウォームフーディには、薄手のメッシュ生地を起毛させた独自素材「スルーウォーム」(写真の青い部分)を採用。毛足が長く、保温性と高い通気性を兼備しているのが特徴だが、さらに動きやすさをプラスすべく、ストレッチ素材(黒い部分)を組み合わせハイブリッド生地を使用した新モデルが今季登場。肩や肘、膝など、大きな動きを伴う部位にストレッチパネルが配され、ストレスなく動けるようになっている。ジャケットやタイツがラインナップ。