サーマレスト「ネオロフト」|厚さ11.7cmのエアーマットレスが山での快眠を約束!
雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップしている。2025年4月号では、サーマレストの「ネオロフト(RW)」を紹介。
文=大関直樹、写真=中村英史
ネオエアーやZライトなど数々のスリーピングギアを生み出してきたサーマレストが、「アウトドアでの快適な睡眠」を追求したエアーマットレス「ネオロフト」をリリースした。この新製品の最大の特徴は、11.7cmの厚みとベースレイヤーのように柔らかいストレッチニットによる抜群の寝心地だ。
サーマレストの特許技術である三角形のバッフルによる2層構造のエアパッドがたっぷりと空気を含み、全身をしっかり支えてくれるため、まるでウォーターベッドのような快適な眠りを実現。また、パッドの縁が立ち上がった構造であるため、寝返りを打ってもずり落ちにくく、安眠につながる。
「ネオロフト」のコンセプトは軽さより快適性。同社従来のエアーマットレスはR(レギュラー)サイズで幅51cmだったが、「ネオロフト」は56cmへと拡張された(写真はRW/レギュラーワイドサイズ)。体格のよい男性など、これまで窮屈さを感じていた人におすすめしたい。
さらに、ラグジュアリーな寝心地を提供しながらも、収納サイズは24×14cm(R)と、1Lのナルゲンボトルよりひと回り大きい程度のコンパクトさを実現。持ち運びのしやすさも魅力になっている。
(『山と溪谷』2025年4月号より転載)