発売から10周年を迎え、高機能防水ウェアがさらに進化。ミレー「ティフォン ストレッチ ジャケット」
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文=大関直樹 写真=中村英史
ミレーのレインウェア「ティフォン」が、リリースから10周年を迎え、さらなる進化を遂げた。しなやかな着心地と、透湿性50000g/㎡/24hはそのままに、今季は耐水圧が従来の20000mmから30000mmへと大幅に向上。より過酷な環境下でも、ストレスなく行動できるスペックにアップデートされている。
ティフォン開発の原点には、2009年にトムラウシ山、2012年に白馬岳で発生した大量遭難事故がある。いずれも死因は低体温症。ミレーでは、こうした悲劇を教訓にアルパインブランドとしての使命感のもと、「これまでにない透湿性を備えた防水ウェア」の開発に着手した。
掲げた目標は、当時誰も達成していなかった「透湿性50000g/㎡/24h」の実現。理想の透湿性と防水性を叶えるため、性能を左右する防水透湿メンブレンと表生地やその糸、接着方法の組み合わせを何万パターンも試し、F1のエンジンチューニングさながらの緻密な調整で最適なバランスを導き出した。
こうして誕生したティフォンは高い透湿性により、着たまま行動し続けられる快適さが魅力。特に荷物の重いテント泊縦走では、バックパックを下ろさずに済むのも大きなメリットだ。
ミレー
ティフォン ストレッチ ジャケット
Recommended Points
POINT1
ソフトシェルのような
柔らかくしなやかな着心地
一般的にレインウェアは防水性を優先するために硬めの生地を使用することが多い。そのため着用時に突っ張り感や動きにくさを感じるケースも少なくない。しかし、ティフォンストレッチは、高い伸縮性を備えた生地を採用し、加えて人間工学に基づいた立体裁断により、ソフトシェル並みのしなやかな着心地を実現。大きな動作にもウェアが追従してくれるので、重い荷物を背負ったテント泊縦走などでも着用ストレスを感じにくい。
POINT2
大きめのフードは
ヘルメットにも完全対応
日本アルプスなど滑落リスクのあるエリアや火山活動が活発な山域では、ヘルメット着用が推奨されている。ティフォンストレッチはこうした登山環境に対応するため、ヘルメットの上からかぶれるオーバーサイズのフードを採用。後頭部には面ファスナーとドローコードを備え、何もかぶらない状態からヘルメット装着時まで細かなフィッティング調整が可能だ。フードのつばには芯材を内蔵したバイザーを搭載し、荒天時も視界を確保しやすい。
POINT3
ストレッチ性が高く
快適なはき心地のパンツ
パンツはジャケットと同様に高い伸縮性と透湿性を備えており、快適なはき心地が特長。ラインナップにはアンダーウェアの上に直接着用可能なトレッキングパンツタイプと、従来型のオーバーパンツタイプが用意されている。トレッキングパンツタイプはスリムなシルエットを採用しており、山だけでなく街中でも違和感なく着用できる。
ミレー
ティフォン ストレッチ
トレックパンツ

軽さ・薄さを追求したい山行スタイルに。
「ティフォン ファントム」
ティフォンシリーズの新モデル「ファントム」は、耐水圧50000mm、透湿性60000g/㎡/24hというレインウェアとしてトップクラスの性能を誇るにもかかわらず、重量はわずか132g(ファスト)。その圧倒的な軽量性は、ファストハイクやトレイルランニングといった高強度のアクティビティを好む登山者にとって、大きなアドバンテージとなる。
ミレー
ティフォン ファントム
トレック ジャケット

ミレー
ティフォン ファントム
ファスト ジャケット

問合せ先

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン
www.millet.jp/
050-3198-9161
