ブルーアイス「アルパインホーラー」|革新素材を採用! 軽量・超高耐久性のシンプルパック
雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップしている。2025年7月号では、ブルーアイスの「アルパインホーラー」を紹介。
文=佐藤慶典 写真=中村英史
2008年、アルピニズム発祥の地フランス・シャモニーで、山岳ガイドやクライマー、スキーヤーたちによって創業されたブルーアイス。その製品はシンプルかつ機能的、また軽量かつ高耐久。何より先鋭的で美しく、信頼できると話題だ。
そんなブルーアイスの製品哲学を具現化したバックパック「アルパインホーラー」が発売された。メイン生地に注目の最新素材「ALUULA(アルーラ)」を採用し、容量45Lで575gという軽さを達成。アルーラは繊維を樹脂フィルムで挟んだ3層一体の複合素材で、防水性に富み、スチールの約8倍の強度対重量比を誇るなど、他の軽量生地に比べ強靭なのが特長だ。質感は極薄のプラスチックのようで、ハリとコシがある。また接着剤不使用で、経年による剥離の心配もない。
さらに、名前のとおり荷上げ用ホールバッグとして活用しやすいよう、ハーネス類が格納できるのも注目すべき点だ。本体はロールトップ式で、調整可能なチェストストラップやアックスホルダー、デュアルアクセス内ポケットなどを装備する。
クライミングや雪山登山、沢登りはもとより、一般登山でもその軽さと耐久性、防水性のメリットを享受できるはずだ。
(『山と溪谷』2025年7月号より転載)
