ワンゲルベストギアチョイス【シューズ編】 グランドキング「GK26」
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山にはまだ雪が残っていますが、春はもう、すぐそこまで来ています。
防水ジャケット、シューズ、バックパック。
来たる登山シーズンに向けた、編集部のおすすめをご紹介します。
写真=小山幸彦(STUH)
文=伊藤俊明

山へのアプローチを後押しする、
新しいローカット
グランドキングはキャラバンの兄弟ブランド。日本人の足を知るキャラバンが、ステップアップをめざす登山者をターゲットに展開する、堅牢で高機能なシリーズだ。
この春登場するGK26は、ハイキングから岩場へのアプローチまで、幅広い場面に対応できる新しいタイプのローカットシューズ。足型から新しくつくった意欲作だ。日本人に多い幅広の3Eをベースにしながら、かかとと甲のフィット感を高めている。履いてみると遊びはないが、窮屈でもない、「さすがキャラバン」というさじ加減。つま先近くから締められるので、フィット感の調整もしやすい。アウトソールには滑りにくさに定評があるビブラム社のメガグリップを採用している。
こうした特徴は登山道を離れて岩場に向かうためのアプローチシューズそのものだが、GK26がひと味違うのは歩行性も重視していること。つま先をわずかに反らせて足運びをしやすくし、ミッドソールのEVAを厚めにしてクッション性を高めた。おかげで、歩きやすく疲れにくい。登山道を長く歩いたり、キャンプで履くのもいいだろう。シンプルなデザインは街にも溶け込むので、都市と自然を違和感なく行き来できる。
POINT 1

かかとと甲のフィット感を追求。
軽く押さえられるような履き心地だ
POINT 2

ビブラム社のメガグリップ。
高いフリクション性能で岩場も安心
POINT 3

キャメルの2色展開。
シンプルなデザインと落ち着いた色味は
ふだん着とも相性が良く、
街でも履きやすい
■お問合せ先
キャラバン
https://www.caravan-web.com/
プロフィール
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