「超立体構造」ってなに? 驚異のフィット感で雪山登山に革命を起こすスワニーの最新作
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日本のグローブ専門ブランド「スワニー」から、雪山登山用グローブの最新作が登場した。その名は「Alpine Sure Grip 3D」(アルパイン シュア グリップ 3D)。「Sure Grip」(しっかり握れる)という名のとおり、過酷な環境でも確実なグリップを実現する“3D構造”が最大の特長だ。
文=山と溪谷オンライン
写真提供・協力=株式会社スワニー
“超立体構造”がすごい
登山用ウェアでは「立体裁断」という言葉をよく耳にするが、本モデルはそれをさらに突き詰めた“超立体構造”を採用している。一般的なグローブは「手を広げた状態」を基準にデザインされるが、Alpine Sure Grip 3Dは「指先に力を入れていない自然な形」をベースに設計。つまり、手を軽く握った“グーとパーの中間”の形をしている。そのため、手を入れた瞬間のフィット感が抜群。ピッケルやトレッキングポールを握ったときも、自然に力が入り、長時間の使用でも疲れにくい。まさに「理想のグローブ」と呼ぶにふさわしい構造だ。
では、なぜ他メーカーではこの形状を実現できないのか? 理由は、縫製の難しさにある。指が入っているかのような立体構造のまま縫い合わせる必要があるため、縫製には高度な技術が不可欠だ。スワニーは自社工場で生産を行なっており、長年培ってきた技術を生かすことで、この“超立体構造”を実現している。
高機能素材を惜しみなく投入
構造だけでなく、素材選びにも一切の妥協がない。防水透湿素材には信頼のGORE-TEX、中綿には高断熱素材エアロゲルを使用したPRIMALOFT CROSS COREを採用。手の甲側は耐久性に優れるCORDURA、手のひら側にはしなやかなオイルゴートレザーを配している。さらに、これらを縫い合わせる糸には高強度のケブラー糸を使用しており、防水性・保温性・耐久性すべてにおいて、最適解を追求した仕様となっている。
アスリートの声から生まれた
グローブ
ここで気になるのが、「カフ(丈)が短くても雪山で大丈夫?」「中綿一体型で問題ないの?」という点だろう。スワニーは従来、ロングカフでインナー・アウター分離式の定番モデル「Alpine Quest」(アルパイン クエスト)シリーズを展開してきた。今回のAlpine Sure Grip 3Dは、同社アスリートから「よりテクニカルなアルパインクライミングやアイスクライミングにも対応できる軽量なモデルを」という声を受けて誕生したものだ。
そのため、このモデルはウェアの袖の中にグローブの裾を入れて使う前提の設計。グローブのカフが短くてもウェアのカフで上から絞ることで雪の浸入を防ぐことができ、保温性能も充分確保されている。また、分離式ではなく中綿一体型にすることで超立体構造の恩恵を最大限に引き出している。Alpine Questが“万能型”だとすれば、Sure Grip 3Dは“攻めの一本”といえる。
ここぞという場面で頼れる“隠し玉”
これほどの仕様ながら、価格は万能型のAlpine Questよりも手頃。日帰りの雪山登山やラッセルの少ない山域であれば、メイングローブとして充分に活躍するだろう。一方、深雪のラッセルやテント泊を伴う雪山では、Alpine Questと併用するのがおすすめ。樹林帯ではAlpine Quest、森林限界を越える「ここぞ」という局面でAlpine Sure Grip 3Dを使えば、その快適さを実感できるはずだ。
一度手を入れれば、驚くほど手の形にフィットするスワニーの意欲作。雪山シーズンの前に、ぜひ店頭でその“超立体”を体感してほしい。
スワニー
TR-807 Alpine Sure Grip 3D 5Finger
TR-807 アルパイン シュア グリップ 3D
5フィンガー

| 価格 | 19,250円(税込) |
|---|---|
| サイズ (US) |
XXS、XS、S、M、L |
| カラー | ブラック、グレー |
| 重量 | 177g(ペア) |
スワニー
TR-808 Alpine Sure Grip 3D 3Finger
TR-808 アルパイン シュア グリップ 3D
3フィンガー

| 価格 | 19,250円(税込) |
|---|---|
| サイズ (US) |
XXS、XS、S、M、L |
| カラー | ブラック、グレー |
| 重量 | 168g(ペア) |
スワニーグローブについて動画で知る
YouTube 山と溪谷ch.「【いまさら聞けない登山の基本】冬山編」
問合せ先

TEL:0879-48-0191
https://www.swanyglove.jp/