飛騨から登る北アルプス 2022 フォトコンテスト 飛騨から登る北アルプス 2022 フォトコンテスト

結果発表

「飛騨から登る北アルプス」をテーマに開催したフォトコンテスト。 428点のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました!
入賞作品13点を発表いたします。

審査員 萩原浩司

栃木県生まれ。大学卒業後、山と溪谷社に入社し、『山と溪谷』『ROCK&SNOW』の編集長を歴任。ネパール・ヒマラヤの未踏峰への初登頂記録も持つ。NHKの山番組に解説者としても出演中

萩原編集長から教わる撮影テクニック
絶景!山岳部門
絶景!山岳部門
特賞 特賞
特賞作品
  • タイトル
  • : 初冬鏡池
  • 撮影者
  • : arubobo さん
  • 撮影場所
  • : 鏡池
選評
鏡池に薄く張った氷が、周囲の木立と朝焼け雲をやわらかく油絵のように映し出しています。槍・穂高の稜線は前夜の新雪に染められ、茜色の空との対比を際立たせました。すべての音を吸い取ってしまうかのような、透明で静謐な空気感。この時期、このタイミングでしか見ることのできない、初冬ならではの絶景です。
 
特別賞 特別賞
    • タイトル
    • : 憧れの大絶景!
    • 撮影者
    • : masamasa さん
    • 撮影場所
    • : 鷲羽岳山頂
    • タイトル
    • : 夕映えの穂高滝谷
    • 撮影者
    • : ommuchi さん
    • 撮影場所
    • : 奥丸山
    • タイトル
    • : 蒼のグラデーション
    • 撮影者
    • : 銀猫先生 さん
    • 撮影場所
    • : 乗鞍岳(富士見岳)
 
夜景・早朝部門
夜景・早朝部門
特賞 特賞
特賞作品
  • タイトル
  • : 笠ヶ岳から見るご来光
  • 撮影者
  • : はえんぼ さん
  • 撮影場所
  • : 笠ヶ岳
選評
太陽が北鎌尾根の独標付近から顔を出そうとしています。光芒はまだ届きませんが、抜戸岳に向かう尾根にやさしく光がまわり、ボリューム感あふれる山稜が姿を現わしました。画面左下のテントが、その巨大さを物語っています。そして、尾根の先に遠く聳える槍ヶ岳。アルプスの夜明けを表現した好作品といえるでしょう。
 
特別賞 特別賞
    • タイトル
    • : 月光の鏡池
    • 撮影者
    • : j-page さん
    • 撮影場所
    • : 鏡池
    • タイトル
    • : まだおねむです
    • 撮影者
    • : 猿田彦 さん
    • 撮影場所
    • : 乗鞍岳
    • タイトル
    • : 太陽を喰む10歳
    • 撮影者
    • : tao さん
    • 撮影場所
    • : 大喰岳
 
思い出スナップ部門
思い出スナップ部門
入賞 入賞
    • タイトル
    • : 焼岳焼けた
    • 撮影者
    • : チロー さん
    • 撮影場所
    • : 焼岳
    • タイトル
    • : 雪渓かき氷おかわりください!
    • 撮影者
    • : ぽーちゃん さん
    • 撮影場所
    • : 花見平
    • タイトル
    • : ありがとうございました。
    • 撮影者
    • : インスリノーマ さん
    • 撮影場所
    • : 小池新道登山口
    • タイトル
    • : オコジョと目が合う
    • 撮影者
    • : ヤス さん
    • 撮影場所
    • : 双六岳
    • タイトル
    • : わさび平小屋のおもてなし
    • 撮影者
    • : テオ さん
    • 撮影場所
    • : わさび平小屋
 

部門&各賞

絶景!山岳部門
特 賞 1名様
1名様乗鞍山の宿銀嶺荘宿泊券
(1組2名)
特別賞 3名様
3名様飛騨地酒飲み比べセット
夜景・早朝部門
特 賞 1名様
1名様乗鞍白雲荘宿泊券(1組2名)
特別賞 3名様
3名様飛騨詰合せセット
思い出スナップ部門
入 賞 5名様
5名様新穂高ロープウェイ乗車券(ペア)

撮影テクニック

Q.山の写真をカッコよく撮るには?

いい写真の条件とは、ピント・露出・構図がしっかりしていること。ただし、最近のカメラは優秀なので、ピントも露出もカメラ任せで問題ありません。重要なのは構図なのです。自分がいちばん表現したいと思っている被写体を、どのように切り取ると効果的なのかを考えて、工夫してみましょう。たとえば山頂の位置を左右どちらかにずらして空間を作り、動きを出す。雲が動いていたらベストの位置に来るまで粘る。立ったまま構えるのではなくしゃがんで撮影角度を変えてみる、等。アングルをほんの少し変えるだけで写真の印象は大きく変わるものです。「あと一歩の工夫と粘り」で名作をモノにしましょう。

作例:笠ヶ岳と影槍。槍ヶ岳山頂より
(写真=萩原浩司)

Q.夜景を美しく撮るには?

夜の写真撮影で重要なのは「カメラをしっかりと固定すること」。月や星のかすかな光で映すためにはスローシャッターが必要になるため、ブレない工夫をしなければなりません。そのためには三脚の使用が必須です。しかし三脚が無い場合には安定した場所にカメラを置き、リモコンやセルフタイマーを使ってシャッターを切る方法もあります。最近のカメラには夜間撮影に強い機種もありますので、まずは積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。

作例:北穂山頂から見た天の川と奥穂高岳
(写真=萩原浩司)

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