ヒザ・腰守って山楽しむ
「ザムストサポーター

構成=編集部、写真=加戸昭太郎(穂高)、デザイン=アペックスデザイン、協力=小林千穂、日本シグマックス
テレビの山番組でもおなじみの、山岳ライター小林千穂さんと、
「ヤマケイオンライン」ユーザーがザムストのサポーターを体感。
その有用性は果たして・・・。
 

インプレッションしたサポーターはコレ!

日本発のスポーツサポーターブランド「ZAMST(ザムスト)」は、各種スポーツの第一線の選手から、アマチュアスポーツ選手に至るまで、あらゆる部位、障害に適したアイテムをラインナップしている。

登山者に向けては、ヒザ、腰をサポートする2種のサポーターがおすすめということで、山岳ライターの小林千穂さんと、「ヤマケイオンライン」のユーザー3名にチェックしてもらった。

ヒザ用サポーター
「EK-3」

左右兼用設計で、快適性とサポート力のバランスを重視。ヒザ裏部分にはなめらかな肌あたりの良い素材を採用。サポート力と動きやすさの両方を求める人におすすめ。EKシリーズには、ほかによりサポート力の強い「EK-5」や、よりソフトな「EK-1」がある。

腰用サポーター
「ZW-5」

動きやすさと固定力で運動時の動きをサポートする。腰に沿った立体的なプレート「3Dバックパネル」によって背部を広範囲にサポートし、高い固定力と快適な装着感を両立している。ZWシリーズには、サポート力重視のモデル、薄く軽量なモデルまでラインアップされている。

 

穂高の稜線でチェック! 小林千穂さんのインプレッション

雑誌『山と溪谷』の来夏の誌面のための取材で大キレットの縦走ロケに向かった小林千穂さんに「ザムスト」のヒザ・腰サポーターについて、着用感などをチェックしてもらった。過去には膝の痛みを感じて通院治療をした経験がある小林千穂さんは、どのように感じたのだろうか?


小林千穂
(こばやし・ちほ)
静岡県出身。山好きの父の影響で幼少から山登りをはじめ、里山歩きから雪山、海外まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、フリーのライター・編集者として活動。日本山岳ガイド協会認定、登山ガイド。著者に『DVD登山ガイド穂高』(山と溪谷社)、『失敗しない山登り』(講談社)などがある。ブログ「山でわくわく」
 
穂高の稜線で着用感をチェック。装着して周辺を登り下りしてみた

「ザムストのヒザサポーターを初めて着用してみました。私は以前ヒザを痛めた経験があって、その時には、ヒザの軟骨がすり減って、骨同士が擦れて炎症を起こしている、と診断されました。医師の勧めでヒザ周りの筋肉を鍛えたので、今は痛みはありませんが、時々、へんな足の置き方をした時に、ヒザがずれるような感覚があります。このサポーターは、ヒザのお皿の周りを覆ってしっかり抑えてくれるので、ヒザのお皿が安定して、へんなふうにずれたりしないよう、足りない膝周りの筋肉の代わりになってくれると感じました。上下のベルクロテープによって、着脱や調整がしやすいのがよいですね」。実際に石段を上り下りしてみて、「ヒザの脇に樹脂の支柱があって、これがバネのように動くのが、ヒザの曲げ伸ばしのサポートをしてくれているようで安心感があります」と印象を語ってくれた。

 
腰痛とは無縁の千穂さんだが装着感をチェック/コンパクトでザックに入れても嵩張らないのもポイント

腰サポーターについては「私、これまで重い荷物を背負っても、長時間歩いても、腰痛とは無縁で来ているので、腰サポーターを使ったことがないんですが」と断った上で、「2段のベルクロテープでしっかり固定されるように感じました。ヒザサポーターと素材が違い、通気性が高く、強力に伸びてしっかり固定してくれます」と着用感を話してくれた。

「ヤマケイオンライン」のユーザーもそれぞれの山行で体感!

腰サポーター着用
軽くてフィット感もよく、着けていることを忘れるくらいでした!
黒沼有紀さん
女性/50代/登山歴6年
最近は重い荷物で登ると腰が痛くなり、登り切れるかなと不安があったのですが、サポーターをつけていると腰が安定して痛みも感じずに安心して登れました。これまでもサポーターを使ったことはあるのですが、重くて大きく、持ち運びに不便でした。また色が白なのも目立つのでイヤでした。
ザムストのサポーターは、軽くてフィット感もよいので、着けていることを忘れるくらいでした。
今回の山行は小屋泊で、荷物は8kgほどと、重くはなかったのですが、荷物が重いテント泊の時もこれがあれば腰が痛まないで登れそうだと感じました。次回、テント泊の山行でも試してみたいです。 一番気に入ったのは、しなやかで着けていることを感じないでいられるところです。また、軽いので山行中に使わない場面があっても、荷物にならないのもよいと思います。

腰サポーター着用
重いザックを背負い、長時間歩く縦走の際は必ず持っていきます!
北村葉子さん
女性/40代 登山歴5年
裏銀座のテント泊縦走2泊3日で使用しました。全体としてフィット感がとても良く、動くことによってずれたり、緩んだりすることもありませんでした。
20代でギックリ腰の経験があるほど昔から腰が弱く、特に重い荷物を背負っての数日間の縦走は、いつも腰痛の不安がありましたが、今回は、丸3日間全く腰を気にすることなく山行を楽しめました。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、着けている時は腰に関して「無敵」になった感じがしました。しっかりサポートしてくれるのに、畳むとそれほど嵩張らず、山行に持っていくのにも邪魔にならないところもよかったです。今回のように重いザックを背負い、長時間歩く縦走の際は必ず持っていこうと思います。

ヒザサポーター着用
登り下りがスムースで、膝裏が蒸れないところが気に入りました!
渡邊達也さん
男性/50代/登山歴5年
これまでも他社のヒザサポーターを着用したことはありますが、「いかにもサポーターを着けているゾ」というくらいの装着感で、膝裏が暑くなり、汗で蒸れるところが不満でした。今回いただいたザムストのサポーターは、短時間で簡単に装着でき、また、膝を曲げても柔らかく、違和感がなく登山できました。
従来使っているヒザサポーターはがっちり締めるタイプで、全く異なる装着感でしたので、「本当にこんなにソフトな感じで大丈夫なのかなぁ」という気持ちは、正直、ありました。でも、下山しても膝が痛くなっていないということは効果があるということですね! 登り下りがスムースで、ヒザ裏が蒸れないところが気に入りました。
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登山者をサポートする
ザムストのサポーターラインナップ

ヒザサポーター「EKシリーズ」

EK-5
ミドルサポート 左右兼用
膝上のクロスストラップが大腿筋をしっかり抑え、圧迫力を高める。より高いサポート力を求める人におすすめ。

価格:4,600円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
EK-3
ソフトサポート 左右兼用
快適性とサポート力のベストバランス。サポート力と動きやすさの両方を求める人におすすめ。

価格:3,700円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
EK-1
ソフトサポート 左右兼用
つけていることを忘れるほどの薄さと軽さ。膝上のベルクロテープは1箇所で、手軽にサポートしたい人におすすめ。

価格:2,750円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
 
 
 

腰サポーター「ZWシリーズ」

ZW-7
ハードサポート
シリーズ中、最も高い固定力で腰全体をしっかりサポート。3Dバックパネルと2枚構造の補助ベルトにより、高い固定力を実現。

価格:7,900円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
ZW-5
ミドルサポート
動きやすさと固定力で運動時の動きをサポート。背部を広範囲にサポートする3Dバックパネルで、高い固定力と快適な装着感を両立。

価格:5,700円(税別)
サイズ:SS、S、M、L、LL、3L
ZW-4
ソフトサポート
汗を素早く蒸散させるクールマックスファブリックを採用。シリーズの中で、最も通気性に優れた腰サポーター。


価格:4,700円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
ZW-3
ソフトサポート
シリーズ最軽量モデル。本体伸縮部に薄さと軽さにこだわった素材を採用し、快適な装着感を実現。腰全体をやさしくサポート。

価格:3,200円(税別)
サイズ:S、M、L、LL、3L
 
 
     
■お問い合わせ 日本シグマックス  ☎ 0800-222-7122(9時00分~17時00分)