行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:大崎4:30→山手線→上野4:52~5:10→常磐線→水戸6:58~7:28→西金8:34
復路:竜神大吊橋入口14:16→茨城交通バス→常陸太田14:54~15:14→水郷線→水戸15:53~16:06→常磐線→上野18:14~20→上野東京ライン→品川18:36~39→山手線→目黒18:46
この登山記録の行程
西金駅8:38→男体山湯沢峡分岐8:49→つつじヶ丘分岐8:57→釜沢越分岐9:12→登山道入口9:24→釜沢越9:43→尾根コース沢コース分岐(沢コース廃道+尾根コース道無し=多少安全そうな尾根コースを行く)9:50~10:01→男体山からの縦走路に合流10:27→篭岩山501.3m10:30~40→篭岩展望台(上山)分岐11:03→一枚岩展望台11:20→エスケープルート分岐11:36→三葉峠11:57→明山467.1m12:07~18→三葉峠12:26→亀ヶ淵12:43→竜神大吊橋下13:13→竜ちゃんの湯13:28~14:00→竜神大吊橋入口バス停14:06
合計4時間50分(14.3km、竜ちゃんの湯迄)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
4月21日(土)は、何年も前から計画していて行っていなかった、奥久慈男体山の南側にある篭岩山と見る角度によっては茨城のマッターフォルンと呼ばれるらしい明山を縦走して来ました!
本当は男体山~篭岩山~明山とフルコースで縦走したかったんですが、岩場や鎖場がどれぐらいあるかわからず、結果、時間計算も出来ないので、また次の機会にすることにしました。茨城の奥地の土地勘ゼロの場所で、日が暮れたら冗談かかないですから。
篭岩山のスタート地点は、男体山と同じ西金駅です。水郷線で水戸駅から行きます。なおここもSuicaもPASMOも使えない無人駅なので切符を買って行きましょう。
駅を出たら国道を渡り、県道322号を男体山方面に上ります。すると10分ぐらいで右手に湯沢峡、つつじヶ丘方面の道が分岐するのでそちらに進みます。
曲がってすぐ、右側に農産物直売所があります。西金駅に戻る場合、土産物買うのに便利!
直売所を過ぎ、さらに10分進むと道の真ん中につつじヶ丘の分岐の標識が出てきます。つつじヶ丘をまわると大回りになるので、左側の釜沢越方面の道に進みます。
この道は棚田の中を徐々に高度を上げて行きます。そしてある程度上ったところで、今度は釜沢越とその他大勢の分岐が出てきます。
今回はここも釜沢越え方面に進んだんですが、釜沢越から篭岩山に登るルートは途中から道が無くなるので、ここはその他大勢の方に進み、篭岩(※篭岩山とは全然違う場所にある無数の穴が空いた岩)から上山経由で登った方が良いです。
でもこの時点では大子町のハイキングマップに載っているから道は当然あると思っていたので、そのまま釜沢越方面に進みます。
そして、その道を上って行って、奥久慈パノラマラインにぶつかったところが釜沢越の登山道の入口です。ここまで順調に来て、駅から45分ほど。
登山道は篭岩山に登る道が廃道になっているにも関わらず、しっかりとした道になっています。この道はやがて岩壁の下を巻いた後、トラロープがつけられた急坂をよじ登り、ひょっこりと釜沢越に飛び出します。
釜沢越の標識に手書きの文字で篭岩山と書かれています。
その方向へ5分ほど下ると壊れた標識のところで道が二分します。沢の対岸に山仕事の作業小屋があります。左が沢コース、右が尾根コースに通じています。
とりあえず左の沢コースへ行ってみると、5分進んだところで廃道化し、その先崩落が酷くて沢の中を進むしかなくなり、沢の最後のツメを登りきれる自信が無かったので分岐まで引き返しました。
次は尾根コースへの道を行って見ます。この道も沢の中を進む道で、一度巻き道が出てきたものの、すぐまた沢に戻り、このまま進んでも篭岩山を通りすぎてしまうだけなので、獣道をたどり尾根をよじ登ります。
すると、低山ということもあり、たいした労力もかからず、割りと平坦な尾根に登りつき、後は枯れた笹藪の中を明確に貫く踏み跡をたどれば、男体山と篭岩山を繋ぐ縦走路に飛び出しました。
後はその縦走路を右(南)にたどれば、数分で篭岩山501.3m山頂に到着します。最後ウロウロさせられたにも関わらず、西金駅からギリギリ2時間を切ることが出来ました。
そんな感じで、無理やり進めば着くことは着くんですが、お勧めできる道では無いので、篭岩から上山経由で登ってください。
篭岩山の山頂は、三角点があるだけの山頂標識も何もない場所で、でも北側の木の隙間から男体山が、南側の岩場からは南に広がる奥久慈の山並みが一望出来ます。
上山の駐車場から登ってきたおじさんと少し話をしました。普通はみんなそこまで車で来て登るらしいです。
篭岩山で10分ほど休憩したら、次は明山を目指します。で、少し時間のロスをしたので急ごうと思った矢先、いきなり結構ヤバめのロープと鎖がつけられた岩場の登り降り2連発!
さすが奥久慈と思ったら、後は明山山頂直下まで危険な岩場はありませんでした。
そして篭岩展望台分岐(上山分岐)到着。明山方面は直進せずに戻るように進みます。
この分岐からしばらく背丈ぐらいの笹藪の中を進むようになり、それから開放されるとほどなく一枚岩展望台に着きます。
角度が悪いせいか、どう見ても茨城のマッターフォルンには見えない明山が目の前に見えます。
そして竜神峡の対岸には武生山。
一枚岩展望台を過ぎると、アップダウンが多くなり、上山と竜神峡双方に降りられるエスケープルートの交差点を過ぎ、明山と亀ヶ淵の分岐である三葉峠に降り立ちます。明山山頂はここからのピストンになります。
明山の登山道は山頂直下で、ロープの張られた男坂と普通の登山道の女坂の2つに分かれます。上りは当然男坂を行きます。
そして明山山頂467.1mには12時間7分、篭岩山から約1時間半かかって到着しました!
明山山頂は、ここも三角点はあれど山名表示無しの場所で、でも新緑で多少陰になるところはあるものの、ほぼ360度の大展望の場所です。
篭岩山の向こうに男体山が見えます。
あと反対側には竜神大吊橋も見ることが出来ます。
それと奥久慈の全然名前のわからない山並み。
明山山頂でも10分休憩したら、さっきの三葉峠まで戻って、亀ヶ淵に下山を開始します。
亀ヶ淵は竜神峡が二股にわかれるところの河原で、水量は少ないんですが、徒渉しなければならない箇所があります。涼しくて気持ちの良い場所なので休憩するのに良いです。
亀ヶ淵から上の林道に上がったところにも、ベンチが多数あります。駐車スペースもあるのでここまで車で入れます。明山に登るにはここからが最短!
車だと最短なんですが、ここから竜神大吊橋の下をくぐり、バス停まで行くにはかなり長い林道歩きが待っています。
なので、歩くと時間がもったいないので、いつものようにスロージョギングで行きます。そしたら意外と上りが多くて…。
でも30分でなんとか竜神大吊橋の下にたどり着き、ダムを渡って吊橋のたもとまで行くと、レストランとか鯉のぼりとかあるみたいなんだけど、それより温泉に行きたいので無視して、下のバス通りまで一気に下り、13時28分竜ちゃんの湯になんとかたどり着きました。
バスの時間が14時15分なのでお風呂入れるにギリギリの時間!
竜ちゃんの湯は常陸太田市の日帰り温泉施設で、竜神大吊橋の近所にあるので、バンジージュンプで冷や汗かいた後に便利です。料金は土日820円。時間がなくて寄れなかったけれど、レストランもあります。
まあ普通の日帰り温泉なんですが、問題点を1つ指摘すると、露天風呂とサウナが男湯女湯のどちらか片方にしかついておらず、両方入ることは出来ないということ。この日の男湯にはサウナしかついていませんでした。
どうせなら混浴にすればいいじゃんと思うのは私だけ?
でも露天風呂じゃサウナじゃと言っている時間的余裕もなく、急いで上がってバスの本数の少ない温泉の前のバス停じゃなく、大吊橋から 来たバスも停まる1つ先の竜神大吊橋入口のバス停まで行って常陸太田行のバスを待ちます。
そして、茨城交通のSuicaもPASMOも使えないICカード機がついたバスに乗り、たどり着いた常陸太田の駅は、新しくてきれいな今度こそSuicaもPASMOも使える駅だったんですが、整備されすぎて駅前に飯屋が全然なく、しょうがないので昼飯は水戸駅まで我慢。
で、水戸駅の立ち食い蕎麦屋で茨城県民のソウルフード「納豆そば」380円を食べ、売店で買った茨城県限定!キリンの「取手づくりビール」を飲みながら常磐線で帰りました。
男体山湯沢峡ハイキングコース(地図)
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/data/doc/1351643596_doc_12_1.pdf
上山ハイキングコースマップ
http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/data/doc/1512708890_doc_112_0.pdf
竜神峡ハイキングコース - 常陸太田市
http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/data/doc/1462156734_doc_114_0.pdf
竜神大吊橋 公式サイト - 茨城県常陸太田市にある長さ本州一の吊橋です
http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/
竜っちゃん乃湯
http://tacchannoyu.ryujinkyo.jp/
路線バス - 時刻表・経路・運賃 検索 - 茨城交通
http://www.ibako.co.jp/regular/bus_search/
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
みんなのコメント