行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道289号線、甲子トンネルの直前で奥甲子温泉大黒屋に下りる。大黒屋のすぐ外に、登山者用駐車場が準備されている。
この登山記録の行程
甲子温泉(05:25)・・・猿ヶ鼻(06:15)・・・甲子峠分岐(06:40)・・・甲子山(06:55)・・・坊主沼(07:55)・・・須立山(09:00)・・・尾根分岐・・・大峠分岐(09:40)・・・三本槍岳(09:50)[休憩 15分]・・・大峠分岐(10:15)・・・尾根分岐・・・須立山(10:50)・・・坊主沼(11:40)[休憩 15分]・・・甲子山(13:00)・・・甲子峠分岐・・・猿ヶ鼻(13:25)・・・甲子温泉(14:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
3年前に同じコースを歩いた時より1か月早いので、花は少なかったが、雪が残り、気持ちの良い縦走路をまた独り占めできた。
大黒屋のすぐ外に車を止め、敷地を通り抜けて歩き出す。すぐの歩道はいつも崩れているので散策に不向きだと思っていたが、今年はがっちりした足場が出来ていた。猿ヶ鼻まで一気に標高を上げ、甲子山を目指す。早朝のためまだ涼しいのが助かる。ブナの森の新緑が美しい。猿ヶ鼻から緩やかになり、また甲子山直下で急になるが、一気に視界の開けたところが甲子山山頂。正面の朝日岳の雄姿は言うまでもない。南の稜線をたどると三本槍が見えるが、遠い。北に飯豊山の白い峰も見える。
急坂を下り、旧道分岐を新道経由で旭岳を迂回する。沢には雪が残り、帰りの水補給に使える。最後の沢は雪渓を登る。雪は柔らかくアイゼン不要で登る。坊主沼近くの平らな雪原はルートを見失いそうになる。ピンクリボンがありがたい。
まだ氷が残る坊主沼へ。どこから水面か分からないため、少し高い雪の斜面をトラバースする。旭岳の巻き道が終わると雪もなくなり、笠が松までの縦走路になる。ルートは明瞭、一旦下り、きつい登り返しで須立山。ガレていて最後はロープのお世話になる。
須立山からの展望は素晴らしい。振り返ると旭岳と甲子山から猿ヶ鼻への尾根が良く見える。磐梯山がうっすら、飯豊山の白い雪、正面は裏那須三山、同じように雪が残っている。遠くに会津駒から燧ヶ岳の白い峰、そして行く手に三本槍とその左に朝日岳。少し下ったところから鏡ヶ沼越しに三本槍、少し歩くと裏那須、しばらく歩くと旭岳が、鏡ヶ沼とともに眺められる。雪渓を越え、登った大峠からの合流を過ぎ、もう一登りで三本槍ヶ岳山頂。須立山からの眺めと似ているが、茶臼岳や沼原池が見え、塩原や日光、帝釈の山々が近く感じる。
帰路は長い。延々下りだけでなく、登り返しもあり、特に須立山の下りは辛い。坊主沼の小屋前に残る雪で体を冷ます。登りに緊張した雪渓は尻セードで遊ぶ。甲子山への最後の登りを過ぎると、あとは下り続けるだけだった。歩きがいのある縦走路だった。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | フリース | ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 |
レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
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