登山時の服装は、普段のTシャツ、普段のズボンでも問題なく過ごせなくもない。しかし、「いざ」というときに登山専用の高性能のものが活きてくる。後悔しないためにも、以下の点に注意しながら揃えよう。
- アンダーウェア類、Tシャツ類
- 直接肌につけるアンダーウェア、Tシャツについては、汗を吸って早く乾く「吸汗速乾素材」を使用したアイテムを探そう。
- 汗や雨に濡れたまま乾かないと、体温を奪われてしまう。
- レインウェアの次にしっかり選びたい登山用具といえる。
- 長袖シャツ
- かつては山登りをする人の代名詞的格好の「チェックシャツ」は体温調整がしやすいのが特徴。濡れたときに乾きにくい綿素材を避け、化学繊維やウールの素材のものを選ぶこと。
- ミッドウェア(フリース、セーター)
- 中間着となるウェアはアンダーウェアとレインウェアの間で保温をするためのウェア類のこと。化学繊維のフリース、天然素材のセーターなどから機能的なものを選ぼう。
- パンツ(ズボン)
- アンダーウェア、Tシャツと同じように綿素材のものを避け、速乾性が高く、足の上げ下げがしやすい柔らかい素材のものを選ぼう。
- ソックス
- 吸汗速乾であることはほかのアイテムと同様。クッション性の高い登山に適した商品がある。自分のシューズとの相性もよく確認しよう。
- 帽子
- 日よけや小雨を避けるうえでも必携品。防水透湿素材を用いたアイテムならレインウェアのフードの代用にできる。