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爽やかな秋空の中の各務ヶ原アルプス縦走

各務原権現山、北山、老洞峠、芥見権現山、桐谷坂、向山、向山見晴台、須衛、金山、大岩見晴台、迫間山、金毘羅山、明王山、城山(猿啄城)( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 伊吹の滝不動明王駐車場(カーナビでは検索できなかったのでマップコードを記録しておきます。「28 658 318」)を目指します。10~20台は駐車可能(無料)。伊吹の滝の道路挟んで反対側の公園にトイレあり。

この登山記録の行程

伊吹の滝不動明王駐車場(08:30)・・・北山展望台(09:01)・・・権現山展望台・多度神社への分岐(09:17)・・・各務原蘇原権現山(09:23)・・・コル(09:42)・・・芥見権現山(09:56)・・・県道17号江南関線・桐谷坂登山口(10:47)・・・向山(11:06)・・・向山見晴台(11:17)(昼食~11:52)・・・須衛(11:59)・・・岩坂峠(12:28)・・・金山(12:48)・・・大岩見晴台(13:03)・・・迫間山(迫間城址)(13:47)・・・明王山(14:08)・・・城山(猿啄城址)(14:40)・・・坂祝駅(15:15)

※坂祝駅~蘇原駅は電車。蘇原駅(15:52)から伊吹の滝不動明王駐車場(16:40)までは徒歩。

コース

総距離
約17.0km
累積標高差
上り約1,878m
下り約1,867m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

秋晴れの爽やかな土曜日。明日は中央アルプス、その前哨戦?として以前から気になっていた各務ヶ原アルプスにやってきた。各務ヶ原アルプスは一つ一つはとても低い山で、普通であれば素通りしてしまうところだが、伊吹の滝不動明王から始まり城山(猿啄城址)までを結ぶ幾つもの山を縦走できる登山歩行距離で約18kmの素敵なコースだ。以前、六甲トレイル全山縦走に参加したが、ちょうど住宅街を見下ろしながら縦走するスタイルがとてもよく似ている。

伊吹の滝不動明王駐車場に車を停めて、出発前に伊吹の滝を散策。なかなか趣のある場所だ。ぜひ登山前に時間をとって散策してほしいところだ。
登山口はその伊吹の滝からスタートする。つづら折りの登山道を登る。雰囲気は近所の桜並木が植わっている裏山のよう。途中、滝の看板を見つける。行先とは逆だが滝と聞くとふらふらーっと入り込んでしまう。ところが進めども滝がある様子はない。仕方なく諦めて元に戻り先を進むことにした。登山道も稜線に入ると水平方向の移動が増える。縦走っぽくなってきた。
北山展望台という名の展望台があった。各務原の街並みが良く見える。ミニチュアのようで面白い。綺麗に晴れているので結構遠くまで見渡すことが出来た。
少し行ったところで分岐があった。コースは権現山展望台に向けて左に折れる。と、曲がって直ぐに、かなりの急な階段が出現する。階段の上には鳥居が見える。ここまで登ってこい!!と言わんばかりだ。
荒れた石畳の階段をひたすら上がる。うーーん。今日一番、汗をかいているかも。
登って直ぐのところに権現山展望台がある。最初の頂だ。権現山展望台からの眺めも最高だ。
展望台の裏側から延びる道で今度は芥見権現山を目指す。目前の芥見権現山を見ながら折角登ったところを一気に降りる。この急な下りが結構シンドイ。そしてまた一気に登る。ほんと、六甲トレイル全山縦走を思い出す。
だいぶ登ったところで、振り返ると先ほどまでの権現山展望台が見えた。
地図ではそのまま真っすぐに登るのかと思っていたが、途中から左に巻くようにして登っていく。大きなアンテナが見えたところで芥見権現山の山頂。
なんとも不思議でアジのある休憩小屋が建っていた。なんだろ?と誰しもが思うはず。

ここからはまた稜線の縦走が楽しめる。これから向かう山がいくつも折り重なって続いているのが見える。サメの歯のようなギザギザになったところもあり、これからの長い工程がとても楽しみ。
山をいったん降って桐谷坂登山口に出る。ここで林道に出るものの、登山口と書かれた看板があるのみで肝心のアルプスハイキングコースの看板がない。勘で林道を右に進んでみるもののすぐに違うと気づき戻って反対側に進む。県道17号江南関線を横断して直ぐの道端に迫間不動へ続く向山の登山口があった。
いざ登山道へ。一気に稜線に出る。軽いアップダウンを繰り返し向山に着く。心地よい秋の風。しかし、快晴のため日差しはまだ十分暑い。汗をかきながら歩いてきたせいか、だいぶお腹が空いてきた。向山でもよかったが、若干時間が早かったので、向山見晴台まで行くことにした。
向山見晴台にあったベンチに腰をおろしお昼ご飯にする。今日はカップ麺ならぬカレーメシ。アルファー米の入ったカレーご飯。最近はやりのようだ。とろみがあってなかなか美味しい。
ご飯と休憩をとって、再び移動開始。
山を渡るように移動して須衛に到着。
休憩していた人にどこからですか?と尋ねられ、「伊吹の滝です」と答えると「えーっ」と言われ、続いて「どこまで行くのですか?」と尋ねられたので「城山の方です」と答えると、もう一度「えーっ」と返ってきた。ずいぶん遠いですよと驚きの声。何も調べずにやってきたが、そんなに遠いのか?と少し動揺。でも、20km前後の行程で高低差も限られているはずなのでそんなに無理なはずはない。。。。はず。笑

岩坂峠手前にある鉄塔を通過。岩坂峠から進み反射板が見えたところが金山。
大岩見晴台に到着。看板によるとここが日本一眺めが良いらしい。なんとも強気発言。しかし、とっても見晴らしがいいのは本当だ。穂高や御岳山、恵那山も見える。

続いて歩いていると断層跡という不思議な看板があった。気になって看板の方に進んでみたが、スタート当初の滝と同様で、どこにあるのか分からない。全般的に言えるが、ここの看板は数多く設置されているものの今一つが不親切。大事なところには距離を明記して欲しいものだ。

遠くの山の山頂に電波塔が見えた。明王山だ。
降って、階段の登り。登り切ったところに迫間城址。木製の看板があるのみ。意外と狭い。
電波塔に向かって進むといったん舗装道路に出る。
ちょっと道に迷いつつ明王山展望台へ。休憩そこそこにしていざ猿啄城展望台へ。
もう旅の終わりも見えてきた。山の上に見張り台のような展望台が見える。
猿啄城展望台に登って最後のひとときを堪能。蛇行しながら流れていく木曽川。大好きな犬山城も見える。
さて、あとは降るだけ。
各務ヶ原アルプスは、基本整備されていて歩きやすい。が、コースがいくつか分かれるところがあるので、地図がないと迷いやすいと感じた。
降り切ると、黄色い簡易トイレがあった。その先には伊吹の滝よりは少し小さめの駐車場。
ゴーーールと言いたいところであるが、車のところまで戻るには坂祝駅まで行って電車で蘇原駅まで移動。そして約4km歩いて伊吹の滝の駐車場まで。電車はともかく、平地のある気が一番しんどい。

振り返って。各務ヶ原アルプス。なかなか歩きごたえがあって、また楽しいコースだった。

追記:車回収後、伊吹の滝ほど近くにあった日帰り温泉に入って、それから帰り着いたらなんやかんやで21時になってしまった。翌日の中央アルプスの出発は午前2時。やばい今回も結局寝る時間があんまりない。笑。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ギザギザの歩行跡ですね。○○アルプスの定義は何でしょうね。

  • 日本の地中海的な。
    でも、日本のってつけるとその時点で胡散臭くなるから、言い切っちゃうのかな。(^ ^)

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