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天狗岳 稲子湯から

天狗岳( 八ヶ岳)

パーティ: 3人 (のりほり さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

1日目・・・小雨、曇り、雨  2日目・・・晴れ

利用した登山口

稲子湯  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 稲子湯駐車場・1日\300
R141の松原湖入口から松原湖高原線に入る。小海リエックスを過ぎてから稲子湯に向かう道の方が、
稲子湯までずっと舗装路なので行きやすい。

この登山記録の行程

【1日目】
稲子湯(09:30)・・・みどり池入口(09:40)[休憩 5分]・・・こまどり沢(11:15)・・・みどり池(11:50)[休憩 40分]・・・中山峠分岐(12:40)・・・みどり池分岐(13:35)・・・本沢温泉(14:00)

【2日目】
本沢温泉(06:50)・・・夏沢峠(08:00)[休憩 5分]・・・箕冠山(08:50)・・・根石岳(09:10)[休憩 5分]・・・東天狗(09:55)[休憩 5分]・・・西天狗(10:20)・・・東天狗(10:40)[休憩 20分]・・・中山峠(12:07)・・・黒百合平(12:15)[休憩 25分]・・・中山峠(12:45)・・・中山峠分岐(13:50)・・・みどり池(14:00)[休憩 10分]・・・こまどり沢(14:30)・・・みどり池入口(15:30)・・・稲子湯(15:40)

コース

総距離
約16.6km
累積標高差
上り約1,502m
下り約1,502m
コースタイム
標準10時間30
自己11時間25
倍率1.09

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

三連休に天狗岳登山&本沢温泉を計画していたら、皇太子さまが天狗岳に登られたとのニュースが。聞いた話では、皇太子さまが登る道(宮さまROAD)はよく整備されるらしい。グッドタイミング?!

稲子湯の駐車場は1日300円かかるが、満車になってもどこかに駐車スペースをとってくれるとのことなので、到着が遅くても駐車場の心配をする必要がない。

稲子湯旅館受付で駐車料金を支払い、トイレをすませたら出発。なだらかな道だけど、雨ですべりやすので注意しながら「みどり池入口」まで10分程歩く。

ヤマケイのコースタイム地図とは少し違い、林道から屏風橋を渡りひよどり沢の左岸を沢沿いに歩く。途中の堰も越しさらに進むと沢にかかる丸太橋がある。その橋を渡ると左手には通行止めの登山道。「森林整備中のため旧道を通って下さい」とあるので、今来た道が旧道のよう。ヤマケイアルペンガイド6「八ヶ岳」にはこのコース(旧道)が載っていた。まあ、標識どおりに歩けばここまで迷うこともない道だけど。

シダの林を進みトロッコのレール道を歩く。今もトロッコがあればいいのになぁと思いながら登っていくと平坦な道にでる。みどり池はもうすぐ。

しらびそ小屋で昼食を食べていると窓の外にリスが来た!!真近でリスが見れるのは楽しい♪

中山峠分岐は本沢温泉・夏沢峠方面へ。テレビで見たクリンソウの湿地帯(花の見頃は初夏)、みどり池分岐、テント場を過ぎれば本沢温泉まであと少し。

本沢温泉。
旧館の個室「しらびそ」を指定された。お隣の部屋「つが」との境は壁ではなく障子だったので我が家のいびきが心配になる。さらに廊下側の引き戸は真ん中が透明ガラスなので着替えも気になる。個室なんだけど・・・

宿に到着してすぐ、長靴を借りて雲上の湯、日本最高所の野天風呂へ。雨はやんだけど絶景の硫黄岳爆裂火口は雲の中。でも解放感たっぷり!!白濁のお湯で思ったより熱かった。宿に戻り楽しみにしていた内湯「苔桃の湯」へ。山小屋?とは思えない脱衣所の広さ。源泉かけ流しで水も足していないからか、湯の花も浮いているオレンジ色のお湯。本当に体の芯から温まる。しばらく半袖ですごしても全然寒くない。

夕飯は写真の通り。土鍋に入った熱々の味噌汁、御櫃のご飯はお代わり自由。

20時消灯。朝が早かったからすぐに眠れたが、夜中2、3度雨の音で目が覚める。土砂降りのよう。。。天気予報がハズレたのか?山の天気だからか?

翌朝5時。晴天。
悩んだ末、今回は白砂新道ではなくメインルートの夏沢峠経由で天狗岳を目指す。(色々と情報を教えてくださったみなさん、ありがとうございました)

夏沢峠までは急登もなく無理なく登れる道。途中で野天風呂を見下ろせる箇所も・・・確かに丸見えだな・・・
崩落した鎖のかかった場所もあったが、気をつけて通れば問題ない。

夏沢峠から箕冠山へ。山頂はオーレン小屋、天狗岳への分岐。箕冠山から最後の下り部分はハシゴ。下りきると根石山荘のある根石岳鞍部に着く。風衝地とあるが、その時は気持ちのいい風が吹いていた。
根石山荘には寄らず、ゴロゴロの石・岩の道を登り根石岳山頂へ。根石岳を下った先はガイドブックやテレビ番組等でかならず目にする光景。この光景は白砂新道から登ってきていたら迫力半減だったかも。

東天狗岳まで稜線歩きを楽しみ、鉄の桟橋を渡り岩を登れば山頂。狭い岩場の頂上は混みあっているので、写真を撮ったら少々下へ移動。邪魔にならないようザックを岩陰に置いて西天狗岳へ向かう。身軽だったからかコースタイム通り20分で到着。西天狗岳の頂上は広々としていたので、ここでお昼を食べてもよかったな~

東天狗岳に戻り、宿で作ってもらったお弁当で昼食。歩くと暑いけど、休憩時には身体が冷えてくる。やはり休憩の時は上着を着ないといけないな。

中山峠までの下りは大きな岩ばかりでとにかく大変だった。ここ登りたくない・・・中山峠から木道を5分程歩くと黒百合ヒュッテ。テント場も広場も大勢の人で混雑。どうにか座る場所を見つけ、ヨーグルトアイスで一休み。カレーやマフィンが美味しそうだった。

中山峠からみどり池方面は峠の直下からかなり急な鎖場が2か所。疲れも溜まってきているので、とにかく気をつけて下りる。その後はだんだんと平坦な道になるがものすごく長く感じる。朝から9時間近く歩き続けようやく振り出しの稲子湯に戻ってきた。

稲子湯も魅力的だけど、今回は21時まで営業の休憩もできる温泉施設「八峰の湯」へ。

八峰の湯(ヤッホーの湯)
女性用露天風呂からは八ヶ岳連峰が目の前に広がる。(男性用露天風呂からは見えなかったらしい)窪んだ夏沢峠から天狗岳さらに中山峠まで、あの部分をよく歩けたなと。。。しみじみと山々を眺める。源泉かけ流し、大浴場も洗い場も綺麗。食事もリーズナブルで美味しく、座敷・掘りごたつ・テーブル席とあり老若男女にやさしい。横になって休める和室もあり、至れり尽くせりで入館料500円は安い!そうそう、売店で売っていた「小海町鞍掛豆きな粉入り、小海焼パン」が美味しかった!!

今回9時間も歩けたから、雲取山も夢ではないかも。。。三条の湯もいいな♪
次はどこに行こうかな。

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フォトギャラリー:43枚

稲子湯旅館の奥から登山道がはじまる。

林道を渡り、みどり池入口ゲート。

林道に出る。

左側に現在通行止めの登山道。

こまどり沢の屏風橋を渡る。

こまどり沢沿いになだらかな道をすすむ。

堰を越えしばらく歩き、丸太橋を渡る。

森林整備のため通行止。いつからいつまでなのか、、、期間の記載はない。

シダの森

トロッコのレールが出てきた。

小さな沢を渡る。

「みどり池、がんばって40分・・・」のプレート

沢からジグザグに登りきると、平坦な道にでる。

平坦な道をいくとみどり池。

しらびそ小屋が見えた!

みどり池。

中山峠分岐。左が本沢温泉・夏沢峠、右が中山峠へ。

クリンソウの湿地帯。花の見ごろは初夏。

本沢温泉。

野天風呂へ向かう。

雲上の湯。木の蓋を開けて・・・

日本最高所の野天風呂。
硫黄岳の爆裂火口は雲に覆われて見えず。

本沢温泉の夕食。

今日は朝から晴天!

夏沢峠への道。

途中から見える景色。

夏沢峠。山びこ荘も夏沢ヒュッテも既に営業終了。

箕冠山山頂。オレーン小屋、天狗岳への分岐。

箕冠山から根石岳に向かう最後の下りはハシゴ。

根石岳に向かう。

根石岳山頂。

根石岳山頂から赤岳方面。右に根石山荘が見える。

天狗岳。

白砂新道を上から見たところ。写真だときつそうに見えないな。

東天狗岳へ鉄製の桟橋。渋滞。。。

東天狗岳頂上。

うしろの西天狗岳までは20分。

中山峠。左の木道を行くと黒百合ヒュッテ。

中山峠からみどり池へのルートは、いきなり鎖の急下降。

二回目の鎖場。

落石注意!!

稲子湯まで平坦な道をひたすら歩く。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール

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登った山

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2,646m

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