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ヤシオツツジの咲き誇る袈裟丸山

袈裟丸山( 関東)

パーティ: 2人 (ヒロ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 秩父=花園IC=関越・北関東自動車道=伊勢崎IC=R122=塔ノ沢登山口

この登山記録の行程

登山口(6:00発)~寝釈迦(6:50)~避難小屋(7:40)~ 賽の河原(7:50)~小丸山(8:30)~避難小屋(8:45)~前袈裟丸山(9:25着 9:45発)~小丸山(10:25)~賽の河原(11:05着 11:45発)~寝釈迦(12:150)~登山口(12:55着)

コース

総距離
約14.0km
累積標高差
上り約1,576m
下り約1,624m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

花の時期には駐車場が混む、との情報なので早朝に自宅を出発、少しでも時間を短縮しようと高速道路を利用する。 折角袈裟丸山へ登るのだから「寝釈迦」も拝もうと塔ノ沢登山口へ向かうことにする。
 寝釈迦あたりには花崗岩の 巨石が乱立し、中にはまるで人工的に積み上げたかのような城壁みたいなものも多数ある。1.8km約50分で寝釈迦に到着する。案内板に従い階段を左上の 岩の上に上がるとそこには大きな石に刻まれたお釈迦様が横たわっている。下方右手には相輪塔が木々の合間から聳え立っている。高さ18mある自然にできた 岩が積み上がった塔、とのことであるが良く崩れないものである。
 賽の河原から上は正にヤシオツツジの楽園となっており、聞きしに勝る見事さ一見の価値はある。全行程は結構長く歩きごたえがある。
 今回登った場所には「袈裟丸山1,878m」の山頂表示があり、さらにはここから先は危険のため通行禁止の表示がされていた。ただ、国土地理院の地図ではもう一つ先のピークが袈裟丸山となっている。
 今回は初めての袈裟丸山でもあり、寝釈迦も見たかったため塔ノ沢登山口から登ったが、折場登山口から登る登山者の方が距離の短さからか圧倒的に多い。登山中の様子は下記の写真と共にご覧下さい。

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フォトギャラリー:8枚

塔ノ沢登山口には6時ちょっと前に到着、本日の一番乗りである。駐車スペースは7~8台と言ったところである。だだちょっと手前に二カ所ほど広い草地の スペースがあるのでそこを利用すれば2・30台は駐車可能と思われる。車内で朝食のおにぎりを頬張り6時ちょうどに出発する。しばらくは林道歩きで7~8 分行ったところに木製の橋があり、寝釈迦入り口の看板が掲げられている。

寝釈迦を後にさらに50分程で非難小屋へ到着する。古い小屋と最近新調された真新しい小屋が並んで建っている。トイレは離れたところに設置されている が、ずいぶんと傾いていて入るのをためらってしまいそうなほどである。非難小屋の少し上の落葉松林内にはヤシオツツジが群生している。ヤシオツツジを愛で ながら10分程で賽の河原に出る。ここで折場登山コースと合流する。赤い帽子と前掛け姿のお地蔵様が祀られていた。

賽の河原周辺から小丸山にかけてはヤシオツツジの群落となっていて、ちょうど今が満開で見頃である。 賽の河原と言っても一カ所だけではなく大小合わせて数カ所有り、、、もっとも全体をそう呼んでいるのかもしれないが、至る所にヤシオツツジが自生してい る。

またそれを愛でるために皆さん色々なコースを辿るらしく幾重にも登山道が存在し、中には植生保護のためロープが張られ通行禁止になっているところもあ る。写真撮影の時間が多くなかなか歩が進まない。小丸山山頂もまた、ツツジが多く綺麗である。標高が若干高いため賽の河原よりはまだつぼみが多いがそれで も十分綺麗、行く手には前袈裟丸・後袈裟丸、そして右手に目を移せば正面に鋸・皇海山、さらに右奥には白根山・日光連山と続く。

小丸山からしばらく下ったところの鞍部が結構広く平地となっていて、美しいダケカンバ林の中に鋼鉄製でかまぼこ形の避難小屋が設置されている。登山道脇 にはトイレも設置されているが、心ない方により扉が壊されている、それなりの理由があったのかもしれないがものは大切にしたいものである。避難小屋を過ぎ てしばらく行ったところから袈裟丸山へのきつい登りが始まる。30分程の急登であるがいずれ傾斜も緩み笹原が出てくると直、山頂に到着する。

山頂は立木に遮られてそれほど見通しが良くない。今日は天気も良く気温もかなり上がっているが、日差しを避け木陰に入ると空気は結構ひんやりしていて気 持ちがよい。行動食とペットボトルのお茶でしばし休憩する。20分程休憩の後下山開始とするが、次から次へと後続者が登ってきて、その度に道を譲るためな かなか先へ進めない。我々が登った時はまだ時間が早かったのですいていたようだったが、どうしてどうして大変な数である。

下山途中にも再びツツジをカメラに納めながら改めてその見事さに関心さえする。相変わらず登ってくる登山客が絶えないが、どうやら袈裟丸山頂は目指さ ず、小丸山までツツジを見に来る客も結構多いようで、我々が賽の河原で昼食を食べて出発する12時ちょっと前の頃になってもまだ登ってくる方がいる。折り 場登山口から登り小丸山までなら往復3時間程度だし、ツツジが目的ならそれで十分、、、と言うより小丸山から先はツツジは殆どないのでツツジを愛でるため なら結構遅い時間に来ても大丈夫である。

ただ折り場登山口の駐車事情は分からないが、大変なことになっているのではないだろうか? 我々は再び寝釈迦経由 で下山するが、こちらのコースはこの時間上ってくる人はもういない。登山口近くになって2~3人の釣り人に出会っただけであった。塔ノ沢登山口の狭い駐車 スペースは満車状態、すぐしたの広い草地には三・四台、、、こちらはまだ置ける。折場登山口に比べるとこちら塔ノ沢登山口は訪れる方はグッと少ないようで ある。

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装備・携行品

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