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筑波梅林⇔つくし湖 薬王院お困りのようです

筑波梅林~つくし湖( 関東)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

筑波山神社入口バス停   つくしこ駐車場  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 市営第三駐車場利用(500円/1日 ※現金前払い)

この登山記録の行程

筑波山神社入口バス停(06:35)・・・あずまや(06:45)[休憩 15分]・・・林道酒寄線出合・・・鬼ヶ作林道出合・・・薬王院コース出合・・・薬王院・・・つくしこ駐車場(08:40)[休憩 60分]・・・薬王院・・・薬王院コース出合・・・鬼ヶ作林道出合・・・林道酒寄線出合・・・あずまや・・・筑波山神社入口バス停(11:35)

コース

総距離
約19.1km
累積標高差
上り約1,479m
下り約1,479m
コースタイム
標準5時間5
自己3時間45
倍率0.74

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

連休の真ん中、3月20日(日)は筑波に向かいました。
梅が見頃を過ぎ、カタクリまではもう少し…といったところでしょうが、朝から人出は多い予感でした。
駐車場から梅林へと抜ける道には、地面を叩いた雨の痕跡がクッキリ残っており、普段は殆ど乾いているような沢にもしっかり水が流れていました。 
「徒渉ポイント!」などと言いながら石の上を渡り、梅林へと進むと、濡れた木道は所々うっすらと凍っていて、下りでしたので危うく滑りそうになりました。

思った以上に前夜の雨量が多かったのか、梅林の先の林道でも、道を横切って水が流れている場所がありました。 そうしたことは薬王院周辺でも同様で、泥濘や染み出た水や、濡れた石についた薄氷など、季節の変わり目の早朝ならではの要注意箇所が幾つかありました。
風が穏やかで日差しも眩しい春の休日でしたので、気温上昇とともにハイカーさんたちもどんどん増えて、昼頃の第三駐車場では久しぶりに入場待ちの長い車列が出来ていました。

今回は、いつもより多く写真を撮りましたので、道やお花の状況などについては、写真のコメント欄を利用して書かせていただきたいと思いますが……この日、薬王院で伺ったお話しには考えさせられることが多々ありましたので、記憶の新しいうちにここに書いておきたいと思います。



薬王院でトイレをお借りしていたら、「第二駐車場に停められましたか?」と声をかけられました。
筑波の市営駐車場利用で、梅林の方から来たことをお伝えしましたが、どうもお困りのご様子です。

「今朝はもう2台停められてしまって…」 (※第二駐車場は参拝者専用です)
「今日はこれから法事の方がお見えになるのに、一番近い駐車場に入れなくなってしまうので…」
「薬王院の駐車場は無料ということで、あちこちに色々書かれてしまっているんです…」
「有料にしたらどうかという話もあるんですが、それもどうかと…」
「まあ、ブームだからしょうがないのかもしれないですが…」……などなど。
そして……「『賽銭泥棒』も、もうしょっちゅうですから…」とも付け加えられました。

控えめに、遠回しにではあるけれど、登山者にメイワクしています、というメッセージには、申し訳ない気持ちになりますが……「賽銭泥棒」も?登山者?って印象なのかな?と思うとちょっと悲しい…。
その後、第二駐車場前にずっと立っておられたお姿にも、少し気持ちがざわついてしまいます…。

そういえば、以前から気になっていたのですが、薬王院のトイレには「登山者用トイレではありません」と書かれた貼り紙があり、「このままでは維持できなくなります」というような文言もあったような…。
何か、迷惑をかけて?迷惑がられて?いるのだろうな…ということは感じられますので、薬王院に立寄る際はいつもきちんと「お参り」をして、僅かばかりですがお賽銭をお納めして…と、自分たちなりに考えてはいたのですけど…。 何か、切ないなあ…と思います。

しかし、お話の中で、「それでも、注意書きや立て看板だらけの場所にはしたくないのです…」と言われたことには、深く共感します。 だから難しいのだな…と思うと、改めて胸が痛みます。

お山やキャンプ場などの水場でも「石鹸・シャンプー・洗剤・歯磨き粉など使用禁止」と書かれていたり、「食器洗い禁止」「残飯を流さないでください」の貼り紙があったり…
山小屋の入口などで見られる、「レインスーツ濡れたままで入らないで」「廊下を濡らさないようにお願いします」「アイゼンは外してください」などの注意書き…
登山道のグリーンロープや「植生保護」「養生中」「立入禁止」のプレート等々……

あまり色々ゴチャゴチャと注意書きなどがない方がいいのは確かですが、一方で現実的には仕方がないのかな…という面もあり、それは同時に窮屈さや息苦しさのようなものを加速させている側面もあって、どうにももどかしい気分です…。 何となく譲り合って、何となく遠慮したり配慮したりしながら、とりあえず常識と良識の範囲で、うまくバランスを保った曖昧さを、皆でゆる~く共有し折り合いをつけていく…なんてことは…やはり難しいのかな………?

薬王院の後、修行の階段へと進む気持ちには、この日はなれませんでした。
うららかな春の日に、つくし湖までのんびりと散歩を楽しみ、ついでに周辺もちょっとウロウロ。
時間などは細かく記録していなかったので、コースの記録などは大雑把になってしまっています…。

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フォトギャラリー:36枚

この日は梅林四阿から富士山が見えました。

梅林は、咲き残っている花が3割くらいになってしまいました。

駐車場(無料?)には仮設トイレがありました。

朝露…というより、昨日の雨のしずくでしょうか。

梅林越しの富士山。

微かに香っています。

木道から踏み出せないので…精一杯寄って上から撮りました。

梅林でも、林道脇でも、スミレはたくさん咲いていました。

四阿を見上げます。

日が昇れば、気温はぐんぐん上がりますが…

日陰となる部分では、木道に薄氷がありました。

キブシ?

雄花・雌花の違いでしょうか?…それとも、別の花?

全体はこんな感じ。 林道の至るところで見かけました。

薬王院近くですが…スミレとは違う花?なのでしょうか。

静かな朝の薬王院。

紅梅が加わると、また少しいつもと違う趣です。

古木…という感じ。

先日写真を撮った蕾は、しっかり開いていました。 

沈丁花のいい香りです。

椎の木さま。

ここを下りたところに、第二駐車場はあります。

「ふるさとの森」の案内から下っていくと、こんな感じです。

何だろう?と登ってみましたが…展望は無し。

階段下から振り返ったところ。 ずっと歩きやすい道が続いています。

階段の上からの景色。

もしかして、滑り台とか…何かの遊具だったのかも…?

つくし湖は、せっかくなのでぐるりと一周歩いてみました。

桜のつぼみは、高いところの枝の先端にピンク色に膨らんだものもありましたので…開花も近いのではと思います。

筑波山が写ってる!と思って、撮影場所を迷っていたら…鴨がたくさん!

「つくし亭」は、土日祝日営業で、11時からとのこと。

つくし亭の前、満開だった…ナニ桜?

開店前でしたが、お味噌や野菜を買うことが出来ました。

今年初のツクシ!

でも、つくし湖のツクシは土筆じゃなく「筑紫」と書くみたい。

「つくし湖入口」のバス停は廃止となっていて、「紫尾団地」もしくは「旧酒寄駅跡」から筑波山口行きのコミュニティバス(ヤマザクラGO/一律200円)に乗れますが、休日は1時間に0~1本という少なさです!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
カップ カトラリー ローソク・ランタン
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ、座布団

登った山

椎尾山

椎尾山

256m

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