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日本千山 1193/1357

日本平山( 上信越)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

早出川ダム(6:55)金ヶ谷(205m/8:05)駒ノ神(315m/8:20)P748(9:35)日本平山(10:45~11:05)駒ノ神(12:50)ダム(13:45)

コース

総距離
約13.8km
累積標高差
上り約1,235m
下り約1,235m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 三川ICで降りて県道17号線の沼越峠から日倉山登山口の高石集落へ下り、早出川ダムへ上がる。
 ダム湖右岸のウッドチップを敷いた遊歩道を歩く。林の中に置いてあるボートを見て「釣りが出来るんだ」と思いながら通り過ぎて行くと、バシャッ、バシャッという音が静寂を破って響き渡る。「何だろう」と思って湖面を見下ろすと、流木等の浮遊物の中で魚が跳ねて白い飛沫が立っている。50㎝前後はあると思われ、「岩魚が朝の食餌の最中だ」と気付いて興奮する。
 右岸から流入する最初の沢に架かる仮設の橋から山道に入る。標高点214mの在る半島を回り込む所が山の神で、この先は狭く傾いたガレ道や黒部川下ノ廊下の日電歩道を想起させる気の抜けない所が続く。左岸の出っ張った半島の景観に目を惹かれながら金ヶ沢沿いの道に入って2段階に高度を下げて進むと、雪橋を見下ろす所で右岸の道が終る。
 対岸の梯子に気付いて沢底へ降り、流木から石伝いに左岸へ渡ると、遂に恐れていた山ヒルが姿を現す。「嫌な所を早く通り過ぎよう」と梯子を登り、尾根上の駒ノ神まで上がって1本目を立てる。
 P641へは五葉松の生えるやや急なよく踏まれた道が続いて落葉のクッションが心地好い。尾根の上部は雲の中に隠れて見えず、濡れるのを気にして昨夜の雨露をストックで払い落しながら歩く。やがて尾根が広くなり、地肌の出た空地へ飛び出す(鉱山跡)。ここで90度右へ折れてブナ林へ入り、P748を越えてp750を過ぎ704m鞍部へ下る。
 標高800mまで急登して緩斜面で50m稼ぎ、再び急登してp950に達し(10:20)、「もう一頑張りだ」と一息入れてから登って行くと傾斜が落ち、カエルの卵の白い塊がいっぱい見える小さな水溜りの所で中山コースを合わせる。
 右へ行くと山頂の裸地が現れ、蛙の石像と三角点が出迎える。視界は数十mで、雨こそ降りはしなかったが、道に張り出した小枝や夏草のためにズボンはびしょ濡れで、靴の中には水が溜まっている。
 中山コースは道に笹が生えており、「日倉山を踏んで高石へ下りたいが、日倉山までの縦走路は藪漕ぎになる可能性が高そうだ。ずぶ濡れでの藪漕ぎはゴメン蒙りたい」と日倉山を諦め、往路を引返す。
 ズボンの裾をガムテープで巻いて山ヒルを防いだのだが、加治川ダムへ走る途中に靴にくっ付いていた1匹が足指に喰い付き、出血の憂き目に遭う。

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装備・携行品

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登った山

日本平山

日本平山

1,081m

よく似たコース

日本平山 新潟県

自然豊かで優れたブナ林が存在する雄大な山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間50分
難易度
★★
コース定数
38
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