行程・コース
天候
☀ -7℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
蒜山上長田サイクリング道路付近の路側へ駐車 2・3台駐車可
この登山記録の行程
下蒜Ⓟ8:40→めいちん尾根取り付8:50→下蒜山頂11:07→11:52 919mピーク昼食12:33→フングリ乢13:3→中蒜分岐13:47→中蒜山頂14:00→中蒜分岐14:20→5合目15:00→沢渡渉16:00→尾根取り付きへ下山16:8→駐車地16:25
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
暮れの大山以来、3人パーティーで蒜山のめいちん尾根にトライです。お2人は何度も登られて案内役、管理人は初挑戦です。下蒜山は、夏道登山道が雪崩れやすく危険なので、冬はめいちん尾根から登るのが安全なのだそうです。
さて、今回も師匠に誘ってもらって初ルートで蒜山へ登ります。早朝出発し国道事故で若干スタートが遅くなったが9時前にめいちん尾根に取り付いた。
尾根はまだ雪不足、灌木が煩わしい登りです。尾根に乗ると少し歩き易くなってきました。野の者の足跡が続く尾根筋を登ると、だんだん後ろに蒜山高原の街並みが広がって来る。今朝の気温は-7℃、川沿いの木々は未だ白い霧氷をまとっている。
尾根は陽当たりが良く快適ですが、蒜山高原はまだ朝の冷気に覆われ、薄い霧に沈んでいます。
2時間ほどで前方右上に9合目が見えてきた。灌木林を抜け雪原の尾根に出ると、山頂付近は蒜山ブルーと真っ白い稜線のツートンカラーに塗り分けたように2分されている。その境界目指して、二人の登山者が一歩一歩登って行く。素晴らしい天気です・・・☀(^O^)/
下蒜山山頂は西側に中蒜から上蒜、そして東大山が白い峰を屹立していた。北の山陰海岸から東の扇ノ山・氷ノ山、三国山・花知ヶ山・泉山から富の山、櫃ヶ山・星山が東から南へ、毛無山から金ヶ谷・三平山が西側で、ぐるりと見渡せる。この冬一番の眺望を堪能する‼・・\(^o^)/
去り難い山頂を後に縦走路を下ります。雪はサラサラで、下る尾根筋も安心して下れます。正面へ大山を据えて、西へ向かって下って行く。しばらく下り、912mピークでお昼にします。
食後はフングリ乢目指して一気に下ります。小ピークのトラバース道は若干難しいが、20m程で無事通過。途中の古い眞嶋郡の入合境界標柱は上部が確認できました。
815mのフングリダワから再び中蒜へ登り返し。今日の縦走路は誰も歩いてなく、我々の貸し切り。処女雪の縦走路を登り、8合手前の雪原では、スノーシュー登行の撮影会も思いのままです。
40分ほど頑張って登り、中蒜(塩釜)登山道の分岐へ到着。眼下に蒜山高原が広がり、何時見ても素晴らしい景色です。雪で視点が高いので、特に今日は良く見える。やがて稜線の奥に避難小屋が見えてくる。
振り向くと歩いて来た縦走路が下蒜まで一望できる。この稜線、積雪は優に1m越え、夏には得られない眺望が続く。そして中蒜山頂へ登頂・・・\(^o^)/今日のミッション達成です。
14時から下り始め、2時間みておけば十分だと思いきや・・・!(^^)!意外にも下りが難儀、2時間たっぷりっり掛かりました。
6合目までは急なくだりで、それなりに難路なのですが、5合の日留神社から分かれた南東尾根のバリルート。倒木や雪の少ない急斜面にてこずり、下の渡渉地点まで1時間取られました。
朝の周回分岐地点へ着いたのは16時過ぎ、帰宅後見たら、足指の皮が3カ所捲れていました。3日後の今日も足の付け根がまだ痛みます…(+_+)
さて渡渉地点まで何とか無事に下ってきましたが最後、難関の渡渉です。師匠が最初に飛び越え、次にMさんそして私。崩してもらった塊へ飛び移って無事渡渉・・(;O;)
作業道を伝って、朝来た道へ合流、朝のスノーシュー跡がまだ残っていました。
西日の帰り道は、朝より体は重いのですが、達成感に満足しテンションアップの道でした。案内くださったお2人に感謝です。そして、快晴のお山にも感謝・・m(_ _)m
詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2023/01/2023111.html
フォトギャラリー:36枚
スタート
絵になる別荘地
めいちんお根取り付き
冷気湖に沈む蒜山高原
再び高原を振り返る
少し開けた
快適な尾根登り
高原はまだ冷気の底
雪原を山頂目指して頑張る
雪まくりには成長せず…
蒜山ブルーと雪の白
ツートンカラー(@_@)
津黒山から櫃が山の山波
山頂雪原で見る
大山
西へ下る
フングリ乢へ向けて下る
少し難しいトラバース
こうらい尾根分岐付近から中蒜方向
眞嶋郡の古い境界標柱
フングリ乢標柱815m
中蒜山分岐まで登り返した
避難小屋が見えてきた
下蒜へ伸びる縦走路を振り返る
上蒜から東大山方向
中蒜登頂
避難小屋の向こうに下蒜が見える
奥は氷ノ山方向
5合目日留神社
朝の足跡へ合流
西日を受ける蒜山高原
無事下山後 登って来た下・中蒜
下蒜から大山の絶景
スノーシュー登行