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頂上を目指さない鳥海山ハイキング

鳥海山( 東北)

パーティ: 8人 (チャーリー さん 、ほか7名)

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行程・コース

天候

快晴

利用した登山口

滝ノ小屋登山口  

登山口へのアクセス

その他
その他: 地元・山形・遊佐観光協会主催のツアーに参加

この登山記録の行程

滝ノ小屋登山口(09:15)・・・滝ノ小屋(09:35)[休憩 15分]・・・河原宿小屋(10:55)[休憩 20分]・・・河原宿小屋(13:10)・・・滝ノ小屋[休憩 20分]・・・滝ノ小屋登山口(14:50)

コース

総距離
約5.8km
累積標高差
上り約436m
下り約436m
コースタイム
標準3時間5
自己4時間40
倍率1.51

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

鳥海山、あの美しい姿を観たらどうしてもいつかはと誰でも思うのだろうか?私も今夏、山形の山間の地区から頭の部分だけが見えた鳥海山に行く手立てはないものかといろいろ画策していた。夜行バスで行って、約半日時間を与えられて、バス乗り場に戻ってくるという選択もあったが、これには無理があると感じた。単独行はこのような山ではやはり怖いものがある。
地元の企画がないか調べていたところ、遊佐観光協会の企画を見つけ申し込みをしたという経緯だ。鉾立口から7合目辺りの鳥海湖を巡ってくるコースだ。山頂は目指さない企画である。
当日コース変更を知らされる。鉾立口コースの御浜小屋のトイレが座れないぐらいに物が詰まり、水が上がって使えないという状況であるので。湯の台口から出発となり、ゆっくり時間をかけて月山森まで行き、そこから千畳ガ原を眺めて帰ってくるという内容になっていた。鳥海湖見たかったが仕方ない。

滝の小屋登山口でのトイレタイム後出発、滝の小屋前まで約15分。到着すると、それは鮮やかな真っ赤に屋根が塗られた小屋だ。泊まりたいかわいいコテージだ。休憩後、八丁坂に向けて出発。これはかなりに急登で、岩もごつごつしていて、トレッキングポールは使わず、手でしっかり確認しながら登って行った方が良い。かなりの練習になる。登るにしたがって、眼下に見える景色のすばらしさに圧倒される。滝の小屋の背後に見える何層にも連なる山々のなんと美しいことか、月山も見えるがこちらは雲がかかっていてはっきりとは見えない。右に目をやると日本海が見える。山・海の見える絶景スポットだ。

八丁坂を上り切ると、河原宿に到着(山小屋は壊れていて閉鎖中・近く再建されるそうだ。先ほどの滝の小屋もそうだが、この河原宿のある所に泊まったら、凄く気持ちよいと思う)水洗のトイレがありびっくり。

河原宿から最短のコース(4時間)がある。目の前には大雪渓・小雪渓が見えてその急登を新山(2236m山頂)まで登って行くのだそうだが、相当大変な登りになるのだろう。今夏は暑さで、わずかにしか雪渓が残っていなかった。今回は山頂はいかないため、見るだけ。

新山は外輪山にさえぎられて見えなかったが、目の前に広がる景色の雄大で美しいことこの上なし。
ここから月山森までの緩やかな登りは木道歩き、登山靴と木道の織り成す音が耳に気持ちよく響く。途中、鳥海湖ではないがボコ池の水たまりがあった。月山森に着くと、眼下に広がる千畳が原が目に飛び込んでくる。その風景に息をのむ。草紅葉は多少はみられるがまだまだ早い。
目を上に上げると鉾立口からのコース稜線が綺麗に見えるし、鳥海湖があるだろうなあという場所も確認できる。鳥海山には珍しい快晴の日に来れたのは超・超ラッキーだったのだろう。山に神様に感謝。

ちょうどお昼時にかかり、先ほどのボコ池に戻り、長めのランチ。このツアーのお弁当がとても美味しいと評判。おかずもいっぱい。早朝の朝食だったので、ぺろりと完食。山形の玉こん、ゴボウのおかずなど。

今の時期花はほとんど楽しめなかったが、唯一紫の色が鮮やかなリンドウが沢山咲いていた。

元来た道を河原宿、八丁坂、滝の小屋までゆっくり下り、登山口に3時ちょっと前に到着。八丁坂の下りは慎重に降りないと危ない。一日を通して、とてもゆったりとした、そして楽しいハイキングだった。山形の山友さんも増えた。

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