行程・コース
天候
曇ちょっと青空
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
8:00に大室山のロープウェイ駐車場(第2)に到着。9:00~ロープウェイ運行。
この登山記録の行程
大室山ロープウエイ山麓駅(09:02)・・・大室山山頂駅(09:13)・・・五智如来(09:19-9:20)・・・大室山山頂(09:26-9:31)・・・八ヶ岳地蔵尊(09:34-09:37)・・・浅間神社(09:48-09:50)・・・大室山山頂駅(09:56)・・・大室山ロープウエイ山麓駅(10:08)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
伊豆の大室山へ、今回は「ど」観光です(笑)。たまには登山じゃなくて観光するのもいいものです。
大室山は、約4000年前の噴火でできたすり鉢状の噴火口を持つ火山です。伊豆東部火山群に属し、中でも最大のスコリア丘。まるでプリン。富士山を小さく凝縮した?山とでも言っていいとですね。この山登るにはリフトで登るしかない山です。なので登山とはちょっと言えないなんちゃって登山です。確か昔は登山道で頑張って登れたのではないかと思います。山体全体が国天然記念物の指定を受けたことで、その保護のため徒歩での登山は禁止となった山です。
伊豆を訪れるたびにこのプリンの形をした大室山は目立ち、なにかの機会で登らないとって思っていました。自分の足で登らずリフトで登る。ほんと久しぶりに「観光」!って感じで楽しみました。リフトは約6分の空中散歩。けっこう傾斜があってスリルあります。途中右手に富士山を発見!すると皆さん「富士山だ!」って大きな声を出してしまうのはやっぱり自然なことですね。私も発しちゃいました(笑)。富士山をやっぱり見たかったので嬉しかったです。というのも天気は曇かなっていう感じの日でしたら、やっぱりここでも晴れ男は健在っていうことで持ってますね!富士山ご対面です。あっそうそう、リフトの途中で突然呼びかけられます。自動音声?と思ったら違うんです。ちゃんとライブで話かけてるんです(山頂にいくとマイクで話してたんだとわかります)。そしてパシャリ!。いわゆる観光の写真撮影で、山頂駅に着くと係りの方が写真を手に「よく撮れてますよ!」って声をかけてきますので、記念で購入するのもよいかと思います。もちろん買う必要はないといえばないです(笑)。
で、山頂駅到着。ここからいわゆる「お鉢巡り」です。山は国天然記念物ですから、歩くところはすべて「舗装路」です。なのでお散歩です。順路は時計回りなんですが、必ずそうしなければいけないということではありません。富士山は時計回りで回ったので、順路通りでもよかったのですが・・・、景色をみることを思うと反時計回りで歩いた方がよいように思えて、反時計回りで歩きました。というのもまず富士山をみたい!そして天城山とまず山を正面に歩きたいというのと後半は海を正面に伊豆七島を見ながら歩いて見たいと思うと反時計周りが理に適ってるように思えてその直感でそうしました。観光客の人たちはやはり時計回りなので、まったく人がいなくて前半は静かに山を楽しめますよ!そして富士山と天城山(万二郎岳が見えます)、そして遠笠山をいつも見ながらお鉢の上を歩けます。初めのポイントは「五智如来」です。この如来は今から約300年の昔、相州岩村(神奈川県足柄下郡)の地頭朝倉清兵衛さんの娘さんが9歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈願したところ無事安産したのでお礼に安置したものだそうです。ここに昔の登山道があります。そしてここから登りです!手すりも完備で階段ですから、楽に登れます!そして大室山の山頂です。山頂の標識はなんとなかったのです。棒だけが残ってました。でもここには三等三角点「大室山」があります。そこに大きな看板があるので、これが標識変わりですね。360度のパノラマです。今日はちょっと雲なので青空の透きとおったとはいきませんでしたがなかなかの大絶景を楽しめました!ほんとラッキーと思いました。富士山、遠笠山、天城山の万二郎岳。これは観たかったです。富士山に少し雪があっていい感じです。眼下には伊豆高原の別荘地。そして海!伊豆大島、利島、神津島を見ることができました。お花も咲いていて、オオニワゼキショウ、ブタナ、アザミ、タンポポなどですね。
後半は海を正面に見ながらのお鉢巡り。そしてあえて反時計周りなので、ここから観光客もたくさんお会いしました(笑)。途中、今度は「八ヶ岳地蔵」という八体のお地蔵さんがあります。海上安全、海難防止祈願のため、海運を願って八開き八地蔵を大室山山頂に奉納したと言われています。もう1つその横に「鷹羽狩行句碑」があって、「伊豆は日のしたたるところ花蜜柑」と彫られています。伊豆の自然の明るさと豊かさを表現された句です。ここから見る海は見事です。伊豆大島が大きい!ほんと絶景です。
ほどなく歩くと大きな木が1つあってそこを通過するとちょっと盛りあがったピークになります。ここからお鉢の中と大室山山頂部を合わせてみることができます。
山頂駅まで戻り1周完了となりますが、ここからお鉢の中=噴火口に下りることができます。噴火口はアーチェリーができます。階段になっていて、浅間神社の赤い鳥居があります。そして浅間神社です。お参りをして、これで大室山すべてを楽しんだ!っていうことですね。
登山ということではないですが、山頂の噴火口を1周して、富士山や天城山、そして伊豆七島と海を見ながらのお鉢巡り。絶景を見ながら観光するのもいいものです。山麓駅には「軽食堂」ってなってるんですが、本格的なアジフライの食べられる絶品の食堂があるので、立ち寄ってみるのもいいですよ!大満足でした。
(登山DATA)
どエリア:箱根・伊豆 伊豆半島
山名:大室山(おおむろやま) 標高:580m 岩質:玄武岩(溶岩・火砕岩)
ルート:【周】大室山(山麓)<リフト>
グレーティング: 体力 1、定数 2、難度 A EK度数 3(楽)
特徴:伊豆東部火山群、スコリア丘、山頂へは空中散歩が楽しめるリフトのみ、1kmの噴火口を散策するお鉢めぐり、大室山浅間神社、五智如来、山焼き(2月の第2日曜日)、おおむろ軽食堂
フォトギャラリー:56枚
伊豆の瞳「一碧湖」に立ち寄ってみました!
一碧湖の沼池。
大室山の駐車場に着きました!目の前に大きな赤い鳥居と大室山です。
この赤い鳥居があるところがリフトの山麓駅です。
けっこう傾斜があります。リフトが山頂にむけて伸びてます。
大室山リフトです。これに乗ります。
大室山リフト。山頂へまっすぐ伸びてます!
チケット売り場。
リフトに乗りました!すごい傾斜です。
右側をみると富士山が見えました!
まもなく山頂駅です。
山頂駅から左に行くのが一応の順路ですが、右へいくとお鉢巡りの登山道と天城山が見えます。大室山の大きな看板があります。
そして、大室山の山頂と噴火口を一望できます。
ゴルフ場と朝に立ち寄った一碧湖を望めます。その奥は小室山です。
そして 富士山 です!
ズームアップ:富士山
さあ、反時計周りでお鉢巡りです。1周約20分の空中散歩の始まりです。登山道は・・・舗装路です(笑)。登山靴はいりません。国の天然記念物なので完全保護ということです。
最初の目的地=五智如来。安産と縁結びのお地蔵さんです。富士山をみているお地蔵さんです。
大室山の山頂が見えてきました。ここから観光客泣かせの登りですね。いえいえ楽な登りです。
左側は火口と山頂駅です。
山頂への登りは手すりもついているので、それも子供にも対応できる高さ2段あります。
歩いて来た道をふりかえってみました。
そして大室山の山頂に着きました!
大室山580m山頂です。この左側に1本の棒が立っているのですが、きっと山頂標識だったと思います、がそれはなかったので、この看板が山頂標識ってことになりますね。
そしてその前に、三等三角点「大室山」です。
大室山にはいくつかお花が咲いていました。
オオニワゼキショウ?ですかね。青い☆みたいできれいでしたよ!
ブタナですね。タンポポモドキ。フランスで「豚のサラダ」と呼ばれているお花ですよね。
では大室山からの絶景を見てみましょう!
まず、真正面が大室山の火口と山頂駅です。火口の中腹に赤い浅間神社があります。
その左、反時計周りのお鉢巡りの最初の部分と伊東の海、そして富士山が見えています。
富士山です!
ズームアップ:富士山!
そして、なんといっても天城山です。
眼下には岩の集落と畑です。手前の大きなでっぱりが八筈山。その奥が遠笠山。そして天城山の万二郎岳です。
ズームアップ:天城山
眼下には伊豆高原の別荘地ととにかく海です。伊豆七島が望めます。大島、利島、神津島が見えました。
ズームアップ:大島、利島
そしてこれから進むお鉢巡りの後半戦の登山道です。
後半戦最初は、この句です。
伊豆は日のしたたるところ花蜜柑
鷹羽狩行句碑です。
そしてもう1つ=八ヶ岳地蔵。海上安全、海難防止祈願のため、海運を願って八開き八地蔵を大室山山頂に奉納したと言われています。このお地蔵さん新しいんです。手前のお地蔵さんの奥にさらにお部屋があって、そこにどうやら古いお地蔵さんがあるようです。
お地蔵さんを後にして1本大きな木があります。
その木から火口を望めます。
進行方向にピークがあります。
ピークに立つと眼下には、伊豆シャボテン公園です。
そして、火口の底が見渡せて、大室山の山頂を見ることができます!ここは絶景です。
ここを下れば1周完了!でも・・・・
火口に下りていくと、浅間神社です。行きましょう!
赤い鳥居です。
ずっと下ります。
火口の近くまで下りれます。
そして浅間神社。
まずはここでご挨拶。
そしてもう1つ。頂上から見えていた赤い建物の神社です。
山頂駅に戻って来ました!またリフトで下山です。
今度は見下ろすことになるので高度感があります。
もうすぐ山麓駅です。そして下山後は・・・お楽しみの・・・・・
山麓駅には、「おおむろ軽食堂」という軽では全然ない、とっても美味しいお食事処があります。アジフライ丼やシラス丼はすごいボリューミー。カレーもちょっと他と違ったカレー。アジフライを食べましたが、部位によって全然味が違うのに驚かされ、大島の塩や特性の醤油ダレ、手作りのソースなどお好みで食べれます。塩だ断然美味しいです!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | GPS機器 |
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