行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
山本小屋ふる里館の駐車場までは、岡谷ICを下りて、国道20号から国道142号線に入り、新和田トンネルを通り、道の駅近くの交差点から県道178号線(美ヶ原和田線)を上っていきます。ちなみにICから約60分ほどで着きましたが、前日の降雪により、道路が圧雪され凍結しており、帰りも日陰の部分は同様で、冬タイヤでもスリップしました。トイレは、近くの国道沿いの和田宿ステーション(道の駅で24時間は不明)で利用できます。
この登山記録の行程
Start(08:38)・・・牛伏山(09:24)・・・王ヶ頭(13:38)・・・王ヶ頭(13:56)・・・塩クレ場(15:20)・・・美しの塔(15:29)・・・山本小屋ふるさと館(15:58)・・・山本小屋ふるさと館(16:01)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日にこのシーズン一番の雪が美ヶ原に降ったとの情報を得て、妻と共に期待に胸を膨らませながら美ヶ原へと向かった。国道142号線はしっかりと除雪されていたが、県道178号線に入ると次第に雪が残るようになり、上るにつれて圧雪状態に。急な坂では慎重にアクセルを踏み、慎重に駐車場へと向かった。
駐車場に到着した時の気温は-4℃。冷たい空気に包まれながらも、春の日差しが心地よく感じられた。しかし、鹿伏山へ向かう途中では気温が-7℃ほどに下がり、時折吹き付ける強い風が耳を刺すように冷たかった。帽子の上からフードをかぶり、何とか凌ぎながら進む。それでも、太陽が顔を出すたびに雪原は輝き、青空とのコントラストが美しく、思わず足を止めて景色に見入ることが多かった。
前日の新雪が積もり、アイゼンだけでは踏み抜きが多発。歩くのに苦労しながらも、途中でワカンを装着すると、まるで別世界のように快適に歩けるようになった。夏には歩くことができない牧場も、雪で一面真っ白になり、自由に歩き回ることができるのが何とも嬉しい。そこから見えたアルプスの山々、富士山、八ヶ岳は、青空に映えてまさに絶景だった。
美ヶ原の魅力は、やはりこの雪原をスノーシューやワカンで歩き回ることにあると再認識。去年は強風のために途中で諦めた鹿伏山山頂にも今回は無事に到達し、そこから鹿の姿を目にしたとき、「ここは鹿伏山なんだな」としみじみ感じた。
なお、夏道を辿るだけなら、雪上車の轍を歩けばチェーンスパイクやノーギアでも問題なく歩けそうだ。しかし、今回はワカンを使って歩いたこともあり、いつも以上に足に負担がかかったのか、左足の太もも裏側の筋肉が痛くなってしまった。去年はこんなことはなかったのに……。歳を重ねるごとに、少しずつ無理が効かなくなってきているのを実感する。
それでも、美ヶ原の雪景色はやはり素晴らしく、また訪れたいと思える場所だ。
フォトギャラリー:45枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 腕時計 |
| カメラ | ツエルト | 携帯トイレ | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
| アウターウェア | オーバーグローブ | アイゼン | ワカン | ゴーグル |

















































