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行程・コース

天候

ほぼ快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 秩父鉄道波久礼駅発着。
無人駅。ICカード利用可。自販機、別棟にトイレあり

この登山記録の行程

波久礼駅(08:13)・・・夫婦滝(08:26)・・・遊歩道分岐(08:52)[休憩 4分]・・・風布館分岐(09:53)[休憩 21分]・・・日本の里・・・分岐(10:40)・・・釜伏山(12:08)[休憩 29分]・・・釜伏峠(13:03)[休憩 1分]・・・分岐・・・中間平緑地公園(14:15)[休憩 22分]・・・風布館分岐(14:58)・・・遊歩道分岐・・・小林山分岐(15:23)・・・夫婦滝(15:31)・・・波久礼駅(15:41)

【メモ】
・中間平緑地へは日本の里分岐先にある「公園入口」から入り、園内をあちこち散策している。
・帰りは、風布館から小林山分岐を経由して駅まで全て車道を歩いている。

波久礼駅 8:13--(16分)-- 風のみち歩道入口 8:29--(23分)--8:52 休憩舎 8:56--(57分)--9:53 姥宮神社・日本の里風布館(定休日)10:14--(26分)-- 林道分岐(登山口)10:40--(18分)-- 登山道分岐 10:58--(17分)-- 尾根北端 11:15--(19分)-- ゴヨウツツジの碑 11:34--(18分)-- 日本水分岐(立入禁止)11:52--(16分)--12:08 釜伏山 12:37--(8分)-- 鳥居・東屋 12:45--(7分)-- 塞神峠分岐 12:52--(3分)--12:55 釜伏神社 12:57--(6分)--13:03 釜伏峠 13:04--(15分)-- 関所跡 13:19--(30分)-- 中間平緑地公園入口 13:49--(9分)--13:58 ベンチ 14:03--(34分)-- 公園下 14:37--(21分)-- 日本の里風布館 14:58 --(25分)-- 小林山分岐 15:23--(8分)-- 夫婦橋 15:31--(10分)--15:41 波久礼駅

コース

総距離
約13.7km
累積標高差
上り約877m
下り約877m
コースタイム
標準5時間16
自己6時間11
倍率1.17

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

天候やそれぞれの都合の関係でタイミングを逃したと思いつつ、アカヤシオ咲く釜伏山に行ってみることに。最盛期を過ぎたとはいえ、アカヤシオを見ることができただけでなく、満開の桜や足元に咲く多くの花々も楽しむことで来たのは収穫だった。

秩父鉄道の波久礼駅を起終点として釜伏山に行ったのは、アカヤシオが咲く前に別ルートで歩いて以来5年ぶり。登山口まで長い車道歩きの記憶しかなかったが、季節が少し違うだけで、今は花盛りだ。桜も満開。
駅前の国道140号線を左に少し行き、荒川に架かる寄居橋を渡る。再び左折すると、後は道なりに歩いていく。カーブを過ぎると「風のみち遊歩道」夫婦橋があるので、ここから遊歩道を進むところ、一つ先から入る。お陰で、夫婦滝が見られなかった。
風布川沿いの風のみちは、以前は閉鎖されていた記憶がある。今は問題なく歩けるが、地形なりなので、時にアップダウンも。特にこれといって見るべきものもないまま進むと、道は「松葉飛び石」を伝って対岸へ。少し先の車道を横断して広場に出る。ここには休憩舎があるので、一休み。桜がいい感じに咲いている。
引き続き遊歩道を行くと、見上げるような岩が屹立している。「天狗岩」とのこと。再び対岸へ。以後、幾度か川を渡り返していくことになる。
やがて足元に白い花がぽつり。ニリンソウだ。ネコノメソウも出てきた。複数の種類があるようだ。特に黄色い花を咲かせているのはコガネネコノメソウか。小さなハコベやユリワサビも。更に進むと、ニリンソウがいくつか咲き出しているところも。スミレも沢山見られるが、これまた種類が良く分からない。エイザンスミレは見栄えがする。ということで、ついつい立ち止まることが多くなる。
休憩込みではあるが、駅から1時間40分かけてようやく日本(やまと)の里にたどり着く。その手前にある姥宮(とめみや)神社に参拝。狛犬がカエルというのが面白い。日本の里の枝垂桜が花吹雪となって散っている。「風布(ふうぷ)館」は、生憎と定休日だ。この辺りにカタクリが咲いていると、後で知る。

休憩後、改めて出発。桜、ミツバツツジ、モクレン、シャクナゲ、ヤマブキ、菜の花、スミレ、ニリンソウ、キケマン、イヌノフグリ等々お庭の花も含めて大小の花を堪能しながら青空の下、のんびりと車道を歩いていく。いかにも里山といった感じだ。
人家もなくなり、間もなく林道分岐となる。その林道をしばらく歩き、更には登山道へと進む。やがて巨大な岩壁を見上げるようになる。板状の石が積層した(板状節理)岩山だ。上の方にピンクの花が見えるが、ミツバツツジの様だ。
階段道を上がって尾根の北端に出ると、尾根を上がて行く。道は険しくなる。ミツバツツジを身近に見た後、薄いピンクの花が見えてくる。ありました、アカヤシオ。青空に映える。さらに上がっていくと、まだ濃いピンクのアカヤシオも残っていました。その向こうには、白い雪を被った浅間山も見える。下方を見れば、様々な色の桜咲く山里が。
上がりきると、「埼玉県指定天然記念物ゴヨウツツジ」の碑。シロヤシオも咲くのかな。ここから先にアカヤシオは見られない。本数は少なかったが、アカヤシオの花に間に合ったのはよかった。
緩やかにアップダウンして、閉鎖されている日本水ルートを分けると、いよいよ釜伏山への登りとなる。急な岩登りが続く。鎖やロープが設置されているのがありがたい。上がりきったと思うともう一上り。山のあるある。上がりきったところは展望が良いが、風が強めに吹いていたのでその先に進む。小さな釜山神社奥の院が置かれているところが山頂。こちらの狛犬は狼だ。その裏の方でお昼とする。

上りが急だったのと同様に下りも急。手すりの鎖につかまりながらヨロヨロと降りる。それでも、こちらの方が短くてよかった。その先で関東ふれあいの道にぶつかって塞神(さいじん)峠への道を分けると、釜山神社へ。社務所もある立派な神社だ。参道を行くと、狛犬等がそれぞれ大き目の岩の上に鎮座しているのが面白い。開けたところが釜伏峠。駐車場もある。
ここからは、車道を下っていく。何もないだろうと思っていたら、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、キバナノアマナなどを見かける。関所跡を通過。その後も、アズマイチゲやスミレを多く見かける。また、コガネネコノメソウがニョキニョキと背を伸ばして群れているところも。
公園入口からは、「中間平(ちゅうげんだいら)緑地公園」へと入っていく。遊歩道は紅葉街道で、新緑がきれい。足元にはシュンランやスミレ。公園のメインのところに出ると、様々な桜がその華を競っている。見晴らしも良く、気持ちがいい。釜伏山も望める。ヤマツツジは咲き出したところ。

公園からは、植林帯の道を下る。残念ながら、見るべきものは何もなく、日本の里に下る。後は、車道歩きで一気に波久礼駅に戻ることにする。時計をて、旨くすれば1時間後の電車に乗れるかもしれないと、我々からすると少し急ぎ足で下っていく。結果、花を見ながら1時間40分かけて上ってきたというのに、45分ほどで下ることができた。上出来です。

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