商品レビュー
【お気に入りの点】
・優しく包まれるような履き心地
・下りでつま先が詰まらない
・ソールの硬さ
・岩などに当って傷み易い部分に硬質ゴムのカバーがある
・泥捌け
・重さはさほど感じない
【もう一つの点】
・ソールの硬さ
・クッション性はイマイチ
・冬はいいけど夏の低山では暑いかも
【使用時のエピソード】
旧型を中古美品で購入(8,000円)
いつもの丹沢で試してみました。
大倉から塔ノ岳へ向かいましたが、靴擦れ発生で泣く泣く茅場平ピストンと撃沈・・・
足入れは極上で、包まれ感がハンパないです。
で、ソールがとにかく硬い。
尖った石に乗り上げてもなんともない逞しさがあります。
が、足首の前後フレックスも硬めなので、普通の蹴り出す歩き方は苦手です。
クッション性は期待できないので、SOFSOLEのジェルインソールを入れてみましたが失敗。
踵がグラつき、大倉尾根下りのガレ場で何度もコケそうになりました。
樹脂カップのあるスーパーフィート等の方が良さそうです。
また、足首部分のフレックスの硬さで前後方向へ足首が曲がりにくいので、段差の大きい丸太階段の下りは思うように歩けませんでした。
ただし、かなり急な下りでも、つま先が詰まって痛くなるようなことはありません。
足の甲のフィットが良好なので、つま先への負担は軽いようです。
ビブラムソールの泥捌けは良好。
ですが、泥の付いた岩場は相当滑ります。
つま先部分のクライミングゾーンは機会がなかったので分かりません。
総じて、現在使っている柔らかめのシューズに比べると、(特に下りは)歩き方を変える必要があります。
重さはさほど感じないのですが、下りのペースが相当落ちます。
無雪期の大倉~蛭ヶ岳ピストンを日帰りでなんとか行けるレベルですが、今のところこのシューズで行こうとは思えません。
ちなみに、登りで右踵、下りで両足の甲を靴擦れしました。
基本的には3万円台のシューズとしては納得です(8,000円でしたが)。
色々と慣れてくれば快適になりそうな予感はあり、インソールも含め、じっくり取り組んでいきたいシューズと感じています。