商品レビュー
今までスマホはGPSのログ取りと地図に安価な物を使用していましたが撮影機材としての購入となります。
これでスマホも完全に登山の必需品となりました。
iPhoneと悩む所では有りますが決め手は光学ズームが5倍(110mm相当)でデジタルズームで30倍までできることとなります。
リセールバリューを考えればiPhoneで娘も使用していてその実力は重々承知なのですが発色が此方の方が好みかなとPixelといたしました。
標準の広角はセンサーサイズ1/1.31インチでウルトラワイドと望遠は1/2.55インチですから望遠は普通のコンデジと同サイズとなりますが画像処理ソフトのおかげも有り綺麗に仕上がります。
この辺りはiPhoneもしかりでコンデジが叶わない部分かと思います。
実際に使用した感想はマクロからワイド・望遠まで納得の画質で何よりレンズが明るく多重露光もしているので暗闇や薄暗い中でも手持ちで自由に撮れることです。
AFのピンも優秀で木々の間から山や鳥を撮る場合などでも手前に合ってしまうことは少ない感じです。
手ぶれ補正は望遠での撮影時に凄く効いている感じで30倍の高倍率でも手持ちで撮る不満は有りません。
不満が有るとすれば物理的なスイッチがないので起動にもたつく事と片手でさっと撮れない事ぐらいでしょうか。
安価なコンデジでは物足りず、かと言ってフルサイズの一眼で撮るほどでも無いメモ程度の写真なので私のニーズとしてはマクロからワイド・望遠と221gの機材で済み防水・防塵も有ることは大きなメリットであると感じています。
当面はメイン機として此方をサブ機としてミラーレスか高倍率のコンデジをお供に山歩きしようかと思っております。
使用設定としてはボリュームをズーム又はBluetoothシャッターとして切り替えが出来、背面を2回叩くとカメラが起動とすることもできます。2回押しでカメラ起動はカバーをしている事も有り、コツが有るようで使いにくかったです。
PCとのファイル転送はUSB接続を致しますと通知が出ますので充電のみをファイル転送に切り替えますとストレージとして認識されますのでストレージ → DCIM → cameraと進むと画像ファイルとなります。
なお、スマホをカメラとして使用した場合に電池の持ちが気になる所ですがGPSと併用で200枚ほど撮り20%となりました。
GPSログおよび地図はジオグラフィカアプリを使用しています。
GPSはデュアルバンド GNSSで二つの電波を受信する事により原理的には高精度の測位ができるものとなります。
また、QZSS(みちびき)も受信対応となっております。
難点が有るとすればSDカードスロットの無いタイプのアンドロイドスマホとなりますので増設ができない事でしょうか。
(娘のiPhoneは512Gでもパンパンになつておりますが私の使用では不足は無いでしょうから心配無しですが)
因みに2025年5月現在62G使用です。