商品レビュー
【お気に入りの点】
・サブザックとしては大きめ。
・コンプレッションバッグにもなる。
【もう一つの点】
・背中に当たる面に工夫をしないと、硬いもの(ストーブとかコッヘルとか)を入れていくと背中がとっても痛い。
【使用時のエピソード】
幕営するようになって、大型ザックを背負うようになり、しばらくは雨蓋がポーチみたいに使うことのできるやつだったので、それを持ってテン場から山頂へ行ったりしていたけど、あまり物が入らないのと、腰に巻くとずるずる落ちてくるのが気になって仕方なく、肩からタスキにかけると不安定でこれまた気になって仕方ない。んじゃぁサブザックを買おう、となった次第。
ライペンのライズパックと激しく悩んだ結果、ノースフェイスのヴェルト26を購入。サブザックなんて小さくて軽い方が良いに決まってはいるのだけれど、大柄な私には多少大きいくらいのほうが背負っててちょうど良いのでヴェルト26になった。
最初は使わないなぁ、要らない機能だなぁ、って思っていたコンプレッション機能だが、それまで難儀していたシュラフの収納に手間がかからなくなることがわかり、今では必需品に近くなった。冬用のシュラフを購入した今年からは尚のこと活躍しそう。
実際の背負い心地はサブザックなんだからまぁこんなもんでしょうよ、って感じだが、いつも背中が当たる面には、座布団?を兼ねた二つ折りのスチロールマットを入れている。これがパッドの役割になって、ストーブやコッヘルといった硬いものを入れても、背中に当たっても痛くなくなり、背負い心地も安定した。
小さいながらも、雨蓋にはファスナー付きのポケットもあり、またハイドレーションフックやツールループ、ウェストストラップ、右手側にはサイドポケットまで付いている。
サブザックとしてはとても良くできていると思うが、逆に「こんなに機能をつけなくても」というシンプルイズベストを好む方には無用の長物かもしれない。
ギミック好きな方にはお勧めできますが、どうやらもう販売してないらしい(廃番?)。TNFから後継品のポケッタブルのサブザックは出ているようですが、シンプルな品になっている模様です。