レインウェア : 2件
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その他(others)
GNU CAPE
【お気に入りの点】 まず蒸れにくいこと 超軽量105g 超コンパクト いつでもザックの底やバッグの中に入れておいて邪魔にならない。 樹林帯以下の低山ハイクや日常生活の場面で、また自転車乗車時に さっと出して身に付け易いこと。 【もう一つの点】 風に煽られのに弱いがちょっとした工夫でかなり改善出来た。 稜線を歩くようなハイクなどではやはり上下セパレートの雨具を持つべきでしょう。 【使用時のエピソード】 20年来使ってきた Integral-Designs Silcoat-Cape が 流石にくたびれてきたのでレインケープを更新しました。 指先が来る位置の幅90cmの所にphotoのような親指を引っ掛けるループを 縫い付けました。 ダブルストックの時も自転車のハンドルを握る際にもこのループに親指を掛けておけば風にあおられるのをかなり抑えることが出来ます。 以前の Silcoat-Capeの時もこれが非常に有効でした。
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その他(others)
Ultra-Lite2 rain suit
【お気に入りの点】 低山のハイキング限定で使うつもりで 廉価な(送料込みで40$弱位)雨具を購入してみました。 Amazon.com(US.amazon)経由です。 生地が薄手のTyvek風のものの表面に説明ではポリプロピレンコーティングをしたという説明でした。なので肌触りはサラッとした感じなので 濡れた時の不快感は少なそうです。透湿性の生地とのこと。 この生地は縫製も含めてあまり耐久性は期待出来なさそうですが 肌触りと割と軽量なのが気に入りました。ただし若干嵩張る感じです。 USサイズなのも有ってか特に幅方向がゆったり作られています。 サイズ S での各部の寸法は ジャケット 胴囲120cm 背面長76cm 脇下長53cm 質量150g ズボン ウエスト110cm ヒップ120cm 股下76cm 質量100g 収納袋 幅22cm 深さ29cm 質量24g ...For Those Unexpected Rain Showers.という文言が書いてあるので 非常用といった感じの扱いのもののようです。 包装には 12.8OZ(363g)と印刷されていましたが実測の質量は上記の通り かなり軽い数値になっていました。 ジャケットのジッパーがビスロンジッパー風のものなのでこの部分は丈夫そうです。 【もう一つの点】 まだ購入したばかりなので耐久性や使い勝手などはこれから確認して行きたいです。 Brand name : flogg toggs amazon-review を見る限りは若干耐久性に問題の有るという報告も散見されるので山での使用は自己責任ということになります。 【使用時のエピソード】 北米のUL界の先進的なハイカーが使っていたという記事を見つけて どんなものだろうという興味から入手してみました。
バックパック : 3件
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その他(others)
Trail Bum : Big-Turtle
【お気に入りの点】 大きなメッシュポケット 超軽量280g マチ無しの封筒形状の薄型で少量の荷物の際にパッキングし易く形になる 【もう一つの点】 今の所欠点が思い付かない。 【使用時のエピソード】 メッシュポケット付きの小型軽量のザックを探していて、これに行き当たりました。 当面はダイエットのためのウォーキングの時に使っていますが 日帰りのハイキング程度ならこれで楽勝です。 ウォーキングも15km以上のルートを3時間と少しで歩いていますが やはり手ぶらという訳にも行かずペットボトルなど手に持ったままも鬱陶しいので メッシュポケット付きで小物にアクセスし易いザックとして選びました。 コロナ対策で小型の容器にアルコールスプレーやら液体石鹸など詰めたり 他にもスマホやら天候によっては簡便な雨対策と、何かと荷物が増えがちなのも有り また 自転車などではサコッシュなどは体の前にズレてきたりで非常に鬱陶しく危険でも有るので やはりザックを背負うのが一番です。 メッシュポケットはこのような時にザックをいちいち開けなくてもアクセス出来るのでとっても便利ですし このザックはマチ無しの薄い形状なので形も崩れ難く超軽量で非常に具合が良いです。 内蔵されているマットは4mm厚さのペラペラのものですが、これが有るだけで 背中への当たりも殆ど感じず快適です。 一眼レフに望遠レンズやら豪勢な食事やらを運ぶと言うのには向かないかも知れませんが 軽快に野山や裏道を歩き回るには非常に良いザックだと感じています。 ちなみに付属で付いてくるチェストストラップは自分には大げさで嵩張るし質量も22gで鬱陶しいので 自作の超軽量チェストストラップ8gに付け替えました。 なで肩や肩幅の極端に狭い人は別にして チェストストラップ無しでも行けてしまった時もあるので余計かも知れませんが。
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☆自作
UL チェストストラップ自作
【お気に入りの点】 20L位までの小型ザック限定で ・8gと超軽量 ・かさばらない。邪魔になり難い。 ・大げさでない ・製作コストも300円程度? 【もう一つの点】 今迄、数例をUL系小型ザックに使ってきて問題無し 【使用時のエピソード】 UL チェストストラップ(自作) 20L位までの小型のザックに市販のチェストストラップでは大げさに感じて 市販の廉価なパーツでチェストストラップを自作して便利に使えているので紹介します。 チェストストラップの有効性は小型のザックでも発揮される場合が多いようです。 特に荷物が少なくて背中でザックが暴れたりする場合などが当てはまりますし 大型ザックで重量級の荷物を運ぶ場合で無くともチェストストラップが有効な場合が多いですが 大型ザックで使うのなら市販の丈夫なものがおすすめです。 素材は ・nifco製 KHB1 バックル(オス/メス セットの型番) ・3mmショックコード(ゴムが内蔵されていて伸縮するやつ)=私の場合 必要長さ合計1m位? ほかに2mmのダイニーマコードなどを使えば更に軽量化出来、且つ強度も大幅に向上するので良いかも知れません。 市販やザックに付属してくるチェストストラップが実測質量22g程度で有ったのに対して 今回、ゴムを内蔵した3mmショックコードで作った例でも質量8gで済みました。 今迄に日常に使う20L程度までの小型ザックで数例使ってきた結果、私の場合には何の問題も有りませんでした。 むしろバックルの操作性などは良いと感じているのと なにより嵩張らず大げさにならないので気に入っています。 蛇足 最近のチェストストラップに使われているバックルには 超小型のホイッスルが内蔵されているものを良く見掛けますがあくまでも気休め的な感じを受けます。 結構強く吹かないと音が出ないし、出て来た音も情けないくらいの音なので これで例えば遭難して救助を呼ぼうとしても、吹いているだけで体力を消耗しそうなのと だいいち誰かが気付いてくれるレベルの音なのか疑わしいと感じました。 私のおすすめはサッカー審判用の The Acme Thunderer (made in england) という数百円で購入できる 質量10gのフェノール樹脂製のサッカー審判用ホイッスルです。 同じ ACME製の中でもサッカー用の口幅20mmのこのタイプが音が出る効率が最高で 弱い息でもコロコロと音が鳴り出し、強く吹けばサッカー場の中を響き渡る鋭い音が出せるすぐれものです。
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ハイパーライト・マウンテンギア(HYPERLITE MOUNTAIN GEAR)
Daybreak-daypack
【お気に入りの点】 ・超頑丈なのに540gと超軽量で完全防水 ・背面の大きなアウターポケットにはBlack-diamondのスノーショベルのブレードがスッポリ入る。 ・両サイドのポケットにはナルジーンの水筒もスッポリ。 ・大きなアウターポケットにはミラーレスのFuji X-E2 + 60mm-Macro + フードをつけたまま余裕で収納可能。 ・頑丈なのでスノーシューを縛り付けても問題無し。 ・内部のオレンジ色のインナースリーブには13inchのノートPCがスッポリのサイズ ・黒色でBomb-proofなspecはアメリカ人のビジネスマンが好みそうな仕様で、そういう用途も視野に入れている感じ。 でもアウトドアでもバリバリに使えるというのが魅力かな。 ・図書館にノートPCを持っていくんだったらこれかも。 【もう一つの点】 唯一気になるのは真っ黒な色なのでスズメバチに好かれそうなこと。 【使用時のエピソード】 ・2019-01月の八甲田パウダースキーでデビュー。雪が付かず快調。 ・2019-01から3月までスノーシューでも活躍。 ・2019-04月、御岳山の花マクロ撮影でも活躍。ニリンソウなど ・2019-09月、御岳山のレンゲショウマ撮影の時も一緒でした。 ・2023-01月 鍋倉山 パウダー山スキー ・2023-02月 上信国境桟敷山スノーシュー ・2023-03月 上越国境三国山 、坂戸山スノーシュー山行
調理用器具 : 2件
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シー・トゥ・サミット(SEA TO SUMMIT )
デルタロングハンドルスプーン
【お気に入りの点】 チタン製のような金属臭が無い 軽い 11g 袋飯や最近の縦長の食器の底まで届き易い。 【もう一つの点】 幅が42.5mmと広過ぎて口をあんぐりと開けないといけない。 この点は自分で改造して解決済(詳細は下記) 【使用時のエピソード】 山での袋飯に便利なロングハンドルスプーンは 軽量化の流れか金属製のものはほとんどがチタン製ですが 以前から特にカレーなど食べる時にチタン臭と言うか 何か金属イオンらしき味を感じてどうにも気になっていたので 省資源的にはほめられたものではないのですが 最近は樹脂製のものを使うようになりました。 と言うことで樹脂製で入手し易かったロングハンドルスプーンタイプの SEA TO SUMMIT製デルタロングハンドルスプーンを入手してみました。 使ってみた結果、容量が大きな10mlという謳い文句のためか? お匙の部分の幅が42.5mmも有って口をあんぐり大きく開けないとなりませんでした。 この点がどうにも気に入らなかったので 幅を38mm弱まで削って具合良く使えるようになりました。 お匙部分の幅は私的には38mmのものが気に入っているし 多くのメーカーが幅を38mm前後にしているのも使い勝手から この寸法にしているものと思われます。 例 Backpacking Light.com製 VARGO製 TOAKS製 など様々なメーカーが有ります。 ロングハンドルでは無いですがEPIgas製も38mm 40mm幅では 国産のMIZO製やSnow Peak製などかなり以前のデザインのもので40mm幅が有りました。 ===== photo-1 は お匙部分だけは気に入った Light My Fire製スプーン(黄色のやつ)と 幅を加工する前のSEA TO SUMMIT製デルタロングハンドルスプーン photo-2 は 幅を加工する前のSEA TO SUMMIT製デルタロングハンドルスプーン 幅を38mmに加工したもの Light My Fire製スプーン(黄色のやつ) の比較写真です。
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ソト(SOTO )
ウインドマスターSOD-310
【お気に入りの点】 風に強いのでロスが少なくお湯が速く沸く 音が静か 軽量、コンパクト(3脚五徳付きで 67g) 五徳が選択できる(3脚=付属、4脚=別売) 火力調整ハンドルの回転が非常に軽くて微調整もし易い 105ガスカートリッジと併せても250gで済みます。 【もう一つの点】 収納時に五徳を取り外さなくてはならないので紛失が心配ですが 添付写真のように3脚タイプは開いた状態で火力調整ハンドルに1脚を通してから閉じて、本体に沿わせればかなりコンパクトにまとまり、紛失の恐れも少なくなります。 ソロで使う鍋類の大きさと、原則 鍋のハンドルから手を離すべきでは無いので4脚タイプの五徳は使わないかなとは思いますが。 3脚タイプの五徳は装着部のエッジが立ち過ぎていて、そのままでは引っ掛かりが強くて装着がスムーズでは有りませんが、エッジ部をサンドペーパーや細目のヤスリなどで落としてあげれば解決出来ます。 【使用時のエピソード】 ガスストーブの購入は20年ほど以前の Primus 以来です。 風に強いという謳い文句につられての購入です。 ソロでハイキングや自転車ツーリングに行く時は軽量なのと工作趣味も満たせるのでアルコールストーブを自作して使っていますが、風に弱く風防などの工夫が欠かせないのが難点かも知れません。 そういった工夫が一番面白い所なんですが。 友達と出掛ける時などは、お湯を沸かすのに待たせる心配の少ないこいつの出番になりそうです。UL的にはアルコールストーブ、風防、燃料を足したものより100g程度は重くなりそうですが圧倒的な火力の差でお湯が速く沸くのは、かなりの魅力です。 風に吹かれていつ迄経ってもお湯が沸かないということはまず無くなるでしょう。
その他 : 9件
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スント(SUUNTO )
suunto clipcompas 改2
【お気に入りの点】 オリエンテリング競技用サムコンパス風に改造してみた。 オレンジ色の三角マークが進行方向になります。 折りたたんだ地図を持ったり、スマホのGPSアプリを見ながら 片手だけで簡易的に方向確認出来るのが便利です。 オリエンテリング競技用サムコンパスの使用経験者ならピンとくるかも。 【使用時のエピソード】 きっかけは腕時計に付けて普通に使っていた際に 木の枝に引っ掛けてクリップが壊れてしまったので なんとか使えるように出来ないか頭をひねってみました。
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その他(others)
ホイッスル The Acme Thunderer
【お気に入りの点】 最高の効率でサッカー場に響き渡る強い音が出る 比較的弱い息でもコロコロと音が鳴り出す わずか10gと軽量 熱湯消毒でも平気な丈夫なフェノール樹脂製 2021現在でも数百円で購入できる 【もう一つの点】 購入後さまざまなシチュエーションで使用してきて50年経過した現在でも全く異常無し。 【使用時のエピソード】 呼び笛について 最近のチェストストラップに使われているバックルには 超小型のホイッスルが内蔵されているものを良く見掛けますが あくまでも気休め的なオモチャのような感じを受けます。 結構強く吹かないと音が出ないし、出て来た音も情けないくらいの音なので これで例えば遭難して救助を呼ぼうとしても、吹いているだけで体力を消耗しそうなのと だいいち誰かが気付いてくれるレベルの音なのか疑わしいと感じました。 私のおすすめはサッカー審判用の The Acme Thunderer (made in england) という 数百円で購入できる質量10gのフェノール樹脂製のサッカー審判用ホイッスルです。 同じ ACME製の中でもサッカー用の口幅20mmのこのタイプが 音が出る効率が最高で弱い息でもコロコロと音が鳴り出し 強く吹けばサッカー場の中を響き渡る鋭い音が出せるすぐれものです。 私の所有するものはサッカー東京リーグに所属していた頃に相互審判で必要になり 1970年頃に確か300円程度でサッカーショップで購入したものです。 構造が単純で熱に強い丈夫なフェノール樹脂製という事もあり 熱湯消毒しても平気ですし、いまだに壊れることも有りません。 同じ ACME製でも Tornade というコルク玉の入っていないタイプでは弱い息では音が出にくい傾向が有り 他にはイタリア Ballira社製のもう少し幅の狭いタイプでは、もっと甲高い音はするけれどサッカー場の隅々まで 聞こえるような音量に乏しかったりして審判をしている頃に不満を持った記憶があります。 幅の狭い甲高い音のタイプは室内競技のバスケットボールなどで使われているようです。 ACME製や国産のサッカー審判用の金属製の高級品も存在していて 国際審判員などの方が愛用されているようですが 金属製のものは雪山の極寒環境では唇に貼り付いたりして皮膚を剥がしてしまう危険性大で使えません。 ちなみに UIAGM(国際山岳ガイド資格)を持つカナダCMHヘリスキーガイドの連中は 濃い樹林帯で数10m滑ればお互いの姿が見えなくなる深雪滑降のパーティを先導するのに この手の樹脂製ホイッスルを活用してパーティが散り散りにならないよう先導していたのを思い出しました。 私自身もサッカーの審判の時だけでなく ホワイトアウトした山スキールートでパーティを先導したり、合図に使ったりして活用してきました。 わずか10gで数百円の装備でも使い方次第で非常に役に立ってくれるものです。 もっともパーティ全員が持ってピーッピーッやりだしたら収拾がつかなくなる恐れも有るので 事前の約束事が必須にはなりますが。
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スント(SUUNTO )
clip-compass 改
【お気に入りの点】 腕時計に付けられるので日常、いつでも方向確認が出来る。 【もう一つの点】 角度表示盤の文字が目障りで磁針に目が行き難い。 【使用時のエピソード】 コンパスに慣れた身には角度表示があると ついクセで1-2-3方式をやり始めてしまうのが鬱陶しかったので 角度表示を削り取ってしまった所、非常にスッキリして 方向確認が素速く出来るようになった。
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その他(others)
YCM マップコンパス No.880
【お気に入りの点】 YCM製マップコンパス No.880 ・ポケットに入れておいてもOKな頑丈さ(SILVAやsuuntoより頑丈) ・磁針の動きがスムーズで瞬時に方向確認が出来る ・コンパスカプセルが優秀なのでカプセル単体を取り出して 自分専用のコンパスを製作する土台になってくれています。 過去にここに投稿したMTB用コンパスや 専用の金属ブラケットを作ってBromptonのハンドルに取り付けたりと 山専用というより日々の生活の中で役立ってくれています。 【もう一つの点】 製品の標準の状態では、私にとって 文字盤の目盛り間隔が細か過ぎて かえって数値が読み取り難いので 私は写真の右のように 自分にとって余分な目盛りを削り取ってしまっています。 10度間隔目盛りの方がずっと数値も読み取り易いと感じています。 【使用時のエピソード】 健康管理のためのウォーキングの時に さっとおおまかな方向確認だけしたいので 文字盤が有ると、ついクセで 1-2-3 方式を頭の中で始めてしまうので 文字盤の付いたケースからコンパスカプセルを取り出して 手首にぶら下げるようヒモを付けて使っています。 元の寸法が直径48mm、厚み12mm なのが ケースを外すと直径40mm、厚み10mm とさらにコンパクトになりました。
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☆自作
自作スマホホルダー
【お気に入りの点】 とにかく超軽量 10g かさばらない=スマホの大きさに限りなく近い 落下防止もok 製作後の寸法調整可能 【もう一つの点】 スマホ本体が防水仕様のものでないと無理。 むき出しなのでスマホを保護する機能は無し。 ただし上記の問題にとらわれてしまうと 結局、市販のケースのようになってしまうので 割り切りが必須! 【使用時のエピソード】 コロナ太り対策で始めたダイエット目的のウォーキングで 交通量が少なく、対人でのすれ違いも少ない裏道を探して 時速5.5km/h程で3時間前後歩き回っています。 Androidアプリの Maps.ME というアプリでオフライン地図を表示させた スマホを手に持ちっぱなしというのも邪魔なので ザックを下ろさずにさっとスマホが取り出せるスマホケースを探していましたが 市販品は重くかさばるものがほとんどの割に結構高価で困っていました。 あれこれ無い知恵を絞って トラスコ中山の20mm幅両面マジックテープ1.5mというやつで自作してみましたが テープを切ってスマホに巻きつけるだけの割り切った構造にして 便利に使えているので紹介します。 素材費用は401円で1台分と素材の余りが出ます。 スマホの大きさが 7cm x 15cm の場合の各パーツの長さは ・38cm = タテ部材 1本 片側末端に3cm幅のナイロン布地を被せてツマミ部分を追加。 ・22cm = ヨコ部材 2本 ラップ部を5cm見込んでいるので横幅の調整が可能。 ・5cm = 横位置固定用 1本 合計87cmが必要になるので1.5mの素材から2個製作は出来ません。 各パーツの寸法は自分のスマホに合わせて調整して下さい。
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サーモス(THERMOS )
山専用ステンレスボトル500ml FFX-500
【お気に入りの点】 保温力が非常に優秀です。 山スキーやスノーシューイングで休憩する際に確実に温かい飲み物が飲めるのが有り難いです。 早朝に入れた紅茶やコーヒーが6時間経過しても熱い状態で飲めます。 保温力が良く使い勝手も良いので、家でも毎日使うようになってしまいました。 【もう一つの点】 2018.01に購入してから山だけでなく、家でも毎日使っていたので ほぼ3年間経過した最近になってナカフタの樹脂製のネジ部が割れてきて お湯が漏れるようになってしまいました。でも、これは素晴らしい耐久性だと思います。 常に100℃に近い温度と蒸気にさらされて、なおかつ ねじのテンションがかけられるという過酷な条件で丸3年間近い耐久性が有ったということです。 マホービンのナカフタはモデルチェンジなどで入手不可能になってしまう事が有るので 早速、ナカフタのスペアを3個注文しました。これで今後10年近くは心配なく使えそうです。 【使用時のエピソード】 ナカフタはプッシュ式では有りませんが、フタを1/2回転するだけで注げるので まったく不便を感じません。 むしろ液漏れが心配なプッシュ式よりも、信頼の置けるネジ式なのが山で使うのに必須な感じです。 普段、家で毎日使っていますが、面倒に思ったことが無いレベルです。 お湯を注ぐ時に、フタの上の点々マークを注ぐ方向に合わせるとスムーズに注げます。
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シルバコンパス(SILVA )
Silva Huntsman
【お気に入りの点】 1.非常にコンパクトなので、山スキー滑降時にウェストポーチなどにぶら下げても邪魔になり難かった。 (ただし改造状態での話) プレート部分に穴を開け, ウェストポーチに取り付けた釣具のミニサイズの巻取り機構のヒモの先端にコンパスを取り付けて 自由に伸縮出来るようにしてから20年近く愛用した。 2.当初の構造は、胸に安全ピンで固定して手を煩わせずに方位を確認出来るところが良かったが そのまま山スキーに使うには強度的に無理が有ったようだ。 【もう一つの点】 1.標準状態では日時計に出来るように、ヒンジ機構で日時計部分が90度立ち上がる構造だったが 山スキーの滑降時の転倒ですぐに壊してしまった。山スキーに使う使用者の問題だったが ヒンジ部分を取り除いてしまい、却って自分の使用目的には使い易くなった。 2.元々の目盛線の太さが非常に細くて、鋭眼だった頃でも目盛の見易さという点では不満が有った。 これに似た構造と大きさの現行品 silva Ranger-SL でも最近のものは目盛線が見易く改良されたようだ。 3.角度目盛が 5度間隔で刻まれていたが、鋭眼の頃でも却ってこれが読み取り難さの原因であった。 5度間隔の角度目盛は現行品の Ranger-SL でも変わらないようだが、この点は気に入らない。 このため購入した当時にすでに5度の目盛線を黒く塗りつぶして自分なりに見易いように改造していた。 4.Silva Huntsman というモデルはスイス本国でも廃盤になって久しいようだ。 【使用時のエピソード】 1.購入してから40年近くが経過し、老眼での使用時にルーペが無いのが不便になり、地図を詳しく参照する必要の有る山行には使わなくなってしまったが、コンパス機能はいまだに健在で、目盛が読めなくても 1-2-3system での使用には問題が無いし、自分が熱心に山に出掛けていた頃のものなので捨てられずにいる。
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☆自作
MTB用コンパス
【お気に入りの点】 1.MTBのハンドルに取り付けて走行中にも一瞬で方角を確認出来る。 2.取り付け取り外しが超簡単=ベルクロを締めるだけ。その上、衝撃にも強く超軽量。 3.製作も簡単で超安価。 素材 1.コンパス YCM製 No.880 マップコンパス 強度的にこのコンパスが最高。コンパクトなのも良い。 コンパスそのものが国産で信頼のYCM製で、価格も非常にリーズナブル。 2.自転車用ゴム製ライトホルダー、ベルクロ取付タイプ 工作 ライトホルダーの上部を切り詰め、マップコンパスのコンパス本体をエポキシ接着剤で接着するだけ。 コンパス裏側の接着面は後々のため厚手ポリプロピレン透明テープを事前に貼っておくと接着し直しなどに対応可能。接着前の脱脂は入念にしないと剥がれる可能性有り。 もちろんコンパス表面にも透明テープを貼っておくと傷付防止になる。 スマホやガーミンをハンドルに付けるのもあるが走行中に瞬時に確認するのには情報量が多過ぎることと、画面が細かくて、それに見入ってしまうと特にMTBでの走行中では危険過ぎる。 コンパスでの方向確認ならちらっと見るだけで済むので安全性を損ねないで済むのが最大のメリット。 写真のコンパスは左側がYCM製。右側が廃品利用の40年前のスイス・レクタ社製コンパスを利用。 今まで何個も製作してきて国産YCM社のマップコンパスNo.880が最強。 【もう一つの点】 コンパスは磁化されたものや鉄製品が近くに有ると、方位が狂ってくるのはご存知の通りで、 ハンドル上で磁性体の影響のなるべく少ない場所に取り付ける必要が有るのは自明の理。 走行中の方向確認には、このコンパスが便利ですが 方向を変える地点などポイントになる地点で方向を設定する際には、従来通り首から下げたプレートコンパスも併用するべきでしょう。 【使用時のエピソード】 MTBの走行中に方向を確認するには、リストコンパスなどが市場に有り、自分もSILVAやらsuuntoのものを所有しているが乗車ポジションの関係からコンパスが水平になりにくく磁針がスムーズに動かない事も多々有っていまいち納得出来なかった。 市販品で適当なものが見付からなかったので自作することにした。 MTBでの使用実績は国内のシングルトラックはもとより 東南アジア、タイでのMTBレース参加やヨーロッパアルプスTMB(Tour du MontBlanc)走破など 山の中の走行時の方向確認で非常に役に立ってくれた。 その後、MTBに限らず普段の自転車ツーリングにも活用出来ていて非常に便利。
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スント(SUUNTO )
A-30
【お気に入りの点】 1.基本的にプレートコンパスの利点である正確な方向設定、正確な方向確認が瞬時に出来る。 地図やGPS画面を参照しながら指導標の無い地点、道の無い積雪期の山などで威力を発揮してくれる。 MTBのハンドルに付けたコンパスとのスピーディな連係にも必須。 2.直径30mmの大型ルーペは視野が広く歪もなく非常に見易いです。特に老眼が出てきた身には有り難い。 3.比較的コンパクトなオイル入のコンパスユニットは磁針の振れがおさまるのが速く気持ち良い。 GarminやスマホのGPSと連係して使っていますが、これらの内蔵電子コンパスの反応が遅いのと、ちょっとした磁気的環境変化で方角が狂ってしまう事が特にスマホGPSで発生する事が多いですが、このコンパスではそういう事への耐性が高いので心配無く気持ち良く使えます。 中に入っているオイル?はどのメーカーもほぼ同じような石油に似たサラサラの液体で、正月の大雪山系で-20℃でも全く問題が有りませんでした。この点はSILVAもYCMもMoscow-compassも一緒です。 4.構造がシンプルで丈夫。このモデルを20年近く山スキーやMTBで使ってきて問題が有りませんでした。先日紛失してしまい、結局同じものをつい先日購入しました。 5.コンパスユニットを樹脂製の7本の爪で保持する構造はガタが無く、砂やホコリにも影響されずに、 回転の重さも樹脂の爪の先端を削る事で調整出来るのでお気に入りです。頻繁に方向確認をする山スキーなどでは、この点を自分で改造出来て使い易くなるのが特に有り難い。 6.方位角度の目盛線を自分で間引いて見易くする改造がし易いのも良い点です。私は10度間隔の目盛だけ残して不要な目盛線を削り取ってしまうのが角度が読み取り易くて好みなので、表面にプリントされているだけの今の構造が好きです。改造後に厚手の透明ポリプロピレンテープを上に貼り付けて20年近く使いましたが、製品のままより傷が付きにくくて、いつまでもクリアに目盛線が読めるので標準状態で使う方にもおすすめです。 7.電池が無くても動作するという安心感は代えがたいです。 8.これだけお気に入りのものが現在でも3000円前後で入手出来るというのも驚きです。 【もう一つの点】 1.吊り下げのための穴が1ヶ所というのは、付属のクイックジョイントですぐにヒモから外せるので、オリエンテリングの時などは地図と重ねてコンパスを片手に持つスタイルが採用出来て便利なのは理解できます。 ただ山スキーやMTBなどのように両手がストックやハンドルで塞がっている状態では首から下げる方式になると思いますが、この時に吊り穴が1ヶ所だとコンパスがくるくる回ってしまって吊りヒモがねじれてしまい、コンパスを手に取る時に鬱陶しい思いをする事になります。 現在の穴のちょっと下の左右に3mm程の穴が有れば2ヶ所の穴で吊り下げることで、くるくる回ることはほぼ無くなります。 2.このモデルに限りませんが suunto compass のプレート側に刻まれる距離目盛などは世界各国の単位系の違いや各国のオリエンテリング用地図の縮尺の違いに合わせて実に多様な目盛がラインナップされているようです。 ただ今回新規に購入した suunto A-30 NH Metric モデルのプレートの距離目盛では、1/25000地図対応の距離目盛が50m間隔で付けられているのは距離を読み取るのに却って数値を読み取り難くしているように思います。以前のモデルのように目盛を100m間隔にしてくれた方が余程距離の読み取りがし易いと思うのですがどうでしょうか? 蛇足ですがこれらの目盛線も梱包用の厚手の透明ポリプロピレンテープで保護しておくと摩耗で目盛線が消えることも無く、10年以上の長期間に渡ってクリアに目盛線を読み取ることができます。 3.気泡発生 このメーカーに限らずオイル封入型コンパスを長年使っていると、コンパスユニットの中に気泡が出てくる事が有ります。温度というよりは高度が高い所で気泡が大きくなり、低地に戻ると気泡が小さくなったり消えたりするというようになってきます。磁針の動きを妨げる程気泡が大きくなって来たら、買い替えのタイミングかも知れません。 気泡の原因はどうやらコンパスユニットの樹脂のガス透過性とかオイル封入時の透明樹脂プラグ辺りから来ているようですがバラツキも大きく、どのメーカーが優れているとかよりも、同じメーカーの同じモデルでも気泡が出てくるまでの年数が違っていたりするので仲々難しい問題のようです。 【使用時のエピソード】 1.偏角(declination)について 世界の磁気偏角図は色々なサイトに出ていますが、例えば京都大学関連のサイトを例にすると http://wdc.kugi.kyoto-u.ac.jp/igrf/index-j.html 磁気図(2015) / 偏角 / メルカトル図法 / GIF , PDF などでdownload可能です。 これを見ると東南アジアのタイ辺りや西ヨーロッパ辺りは地磁気の偏角が比較的少なくてコンパスの方向をそのまま読み取っても大きな誤差にはならないようですが、日本では地域により西偏が7度から10度、北米では西偏、東偏が地域によって逆転したり、偏差の大きさも大きく変化するようなので海外旅行などする際には事前に良く調べておいた方が良いかも知れません。 2.地磁気の伏角によるコンパスのバランスにより北半球用、南半球用など使用地域に合わせてメーカーが供給しているので、地域によってコンパスを変える必要も有るかも知れません。 3.私自身はコンパスを使って数十年になりますが、今でも用途に応じた各種のコンパスを使ってスピーディに方向を決められるというコンパスのメリットがあるので、山だけでなく都市部の裏道散歩でも、このコンパスに限らずポケットに何らかのコンパスを忍ばせています。まあGPSによって現在地確認がきっちり出来るようになったのは大きな進歩ですが、まだまだコンパスの良いところもあるのでこれからも活用して行く事になるでしょう。