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富士宮ルート

宝永火口を横目に富士山南面を直線的に登る、
山頂への最短ルート

富士宮ルートの概要

標高差 1386m
コースタイム 合計10時間55分
登り:5時間45分、お鉢めぐり:1時間20分、下り:3時間50分

富士宮ルートの紹介

富士宮ルートは、世界文化遺産・富士山の構成要素のひとつ、大宮・村山口の歴史を受け継ぐ登山道です。

富士宮市の富士山本宮浅間大社を起点とする大宮口は、その北東に位置する村山浅間神社に至り、村山口に合流して富士山頂に達していました。この大宮・村山口登山道を合わせて富士山表口と称し、歴史を築いてきたのです。

起点の富士山本宮浅間大社は、全国の浅間神社の総本宮で、平安時代から多くの人々が参拝していました。1606年に徳川家康により現在の社殿が造営されました。

今日の富士宮ルートは、標高約2400mの富士宮口五合目からスタートします。富士山南面を直線的に登り、頂上浅間大社奥宮が鎮座する富士宮口頂上に登り着きます。距離と時間ともに最短で、登り・下りが同一のルートである唯一のルートでもあります。

ただし、全般的に傾斜が強く、体力的に負荷の大きいルートです。高い位置から登るので高山病予防も肝心。決して楽をさせてはくれませんが、晴天時には駿河湾の海原が眼下に広がり、爽快なロケーションを体験できます。

おすすめSPOT

宝永火口

本ルートでは江戸時代に大噴火を起こした宝永火口のそばを通ります。雄大な風景はここならではです。

富士宮ルートの詳細

行程:富士宮五合目〜七合目〜八合目〜富士宮口頂上(〜お鉢めぐり)〜八合目〜七合目〜富士宮五合目

山行アドバイス:コースタイムこそ4大ルートで最も短いですが、傾斜がきつく体力的には中級者以上向け。登山口から標高が高いので高山病にも要注意。

富士宮ルートの
登山口へのアクセス

マイカー

御殿場ICから
東京から 東名道・東京料金所  (84km・1時間)  御殿場IC
御殿場ICから 国道138号  国道246号  県道23号  国道152号経由  富士スカイライン  富士宮口五合目
富士IC(第2東名・新富士IC)から
名古屋から 東名道・名古屋IC  (204km・2時間15分)  富士IC
大阪から 名神道・吹田IC  (東名道経由・359km・4時間)  富士IC
富士ICから 西富士道路  国道139号  県道180号  富士スカイライン  富士宮口五合目

電車・バス[富士宮口へ]

静岡駅から 東海道線・新幹線静岡駅  (高速バス)  富士宮口五合目
新富士駅から 東海道新幹線新富士駅  (登山バス)  富士宮口五合目
三島駅から 東海道線・新幹線三島駅  (登山バス)  富士宮口五合目
富士急バスの時刻表はこちら

富士宮ルートの交通規制

富士山スカイラインのマイカー規制

富士宮ルートの登山口への道路・富士山スカイラインは、2022年は7月9日から9月10日までマイカーの乗り入れが禁止される。規制期間中は規制区間入口付近にある有料の乗換駐車場に駐車し、有料のシャトルバスまたはシャトルタクシーに乗り換えて五合目に行くことになる。

マイカー規制詳細
規制区間 富士山スカイライン登山区間(富士宮口二合目~五合目)
対象車両 許可車・バス・タクシー以外の車両
規制期間

2022年7月9日(土)18時〜9月10日(土)18時

静岡県のマイカー規制

シャトルバス
  • 区間:水ヶ塚駐車場 ←→富士宮口五合目
  • 運賃:大人片道:1,170円(小人590円) 往復:2,000円(小人1,000円)
  • 運行時間:[登り]6時~17時、[下り]7時~18時
※ 運行は60分間隔。混雑状況に応じ臨時バスを運行。
シャトルタクシー
  • 区間:水ヶ塚駐車場 ←→富士宮口五合目
  • 運行時間:24時間利用可能(※22時~5時は2割増)
  • 運賃の目安:普通車・乗客4人 4,740円
駐車スペース
駐車場施設名称 水ヶ塚公園駐車場
場所 富士山スカイライン入口付近
利用時間 マイカー規制期間中は24時間利用可能。
駐車料金 1台1回につき1,000円